我が家は、築20年の4LDKの一軒家。しかし、数年前から徐々に物が増え始め、気づけばゴミ屋敷寸前の状態になっていました。特に、子供たちの成長と共に使わなくなったおもちゃや服、そして私の趣味の物などが、家中に溢れかえっていました。「このままではいけない」そう感じた私は、家族を巻き込んで、ゴミ屋敷からの脱出プロジェクトを始動しました。まず、最初に行ったのは、家族会議です。現状を共有し、それぞれが抱える問題点や改善策を話し合いました。子供たちも、「自分の部屋を綺麗にしたい」という思いがあり、積極的に参加してくれました。次に、具体的な計画を立てました。「いつまでに、どの部屋を片付けるのか」「どのようにゴミを分別するのか」「不用品はどうするのか」など、詳細な計画を立てることで、作業の効率化を図りました。そして、いよいよ片付け開始。まずは、明らかにゴミとわかるものを捨てていきます。この時、家族全員で協力して作業することで、一体感も生まれ、モチベーションも維持できました。次に、「いるもの」「いらないもの」「迷うもの」の3つに分類。この作業が、最も時間がかかりましたが、家族で話し合いながら、一つ一つ丁寧に判断していきました。「迷うもの」は、無理に捨てず、一旦保留にしておき、後日改めて判断することにしました。そして、「いらないもの」は、リサイクルショップに売ったり、フリマアプリに出品したり、地域のゴミ回収に出したりするなど、様々な方法で処分しました。最終的に、我が家はゴミ屋敷寸前の状態から、見違えるほど綺麗になりました。家族全員で協力し、時間と労力をかけて片付けたことで、達成感もひとしおでした。ゴミ屋敷からの脱出は、決して簡単なことではありませんが、家族で協力すれば、必ず乗り越えられます。