ドアクローザーは、使用しているうちに、様々なトラブルが発生することがあります。ここでは、ドアクローザーのトラブルシューティングとして、異音、油漏れ、開閉不良の３つのケースについて、原因と対策を解説します。まず、異音についてです。ドアクローザーから異音がする場合は、内部の油圧ダンパーの油が不足していたり、部品が劣化している可能性があります。内部の油が不足している場合は、油を補充することで、異音が改善される場合があります。部品が劣化している場合は、部品を交換する必要があります。次に、油漏れについてです。ドアクローザーから油漏れが発生している場合は、内部の油圧ダンパーのパッキンが劣化している可能性があります。油漏れを放置すると、ドアの開閉速度が不安定になったり、油が漏れて床を汚してしまう可能性があるため、早めに修理が必要です。油漏れがひどい場合は、専門業者に依頼し、油圧ダンパーを交換してもらうことをおすすめします。そして、開閉不良についてです。ドアが完全に閉まらない、ドアが途中で止まってしまう、ドアが勢いよく閉まるなどの開閉不良が発生する場合があります。これらの開閉不良は、速度調整弁、ストップ位置調整ネジ、アームの取り付け位置などを調整することで、改善される場合があります。しかし、調整しても改善しない場合は、内部の部品が破損している可能性があるため、専門業者に依頼し、修理してもらうことをおすすめします。これらのトラブルは、自分で修理するのが難しい場合もあるため、早めに専門業者に相談することが大切です。