壁紙の重ね貼りはOK?注意点とコツ
「今の壁紙の上から、新しい壁紙を重ねて貼っても大丈夫?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。この記事では、壁紙の重ね貼りについて、注意点とコツを詳しく解説します。まず、結論から言うと、壁紙の重ね貼りは、条件付きで可能です。しかし、どんな壁紙でも重ね貼りできるわけではありません。重ね貼りに適しているのは、表面が平らで、凹凸の少ないビニールクロスです。紙クロスや布クロス、凹凸のあるビニールクロスなどは、重ね貼りに適していません。また、既存の壁紙の状態も重要です。既存の壁紙が剥がれかかっていたり、破れていたり、カビが生えていたりする場合は、重ね貼りはできません。必ず、既存の壁紙を剥がしてから、新しい壁紙を貼るようにしましょう。重ね貼りをする際の注意点としては、まず、「既存の壁紙の汚れをしっかりと落とすこと」 が挙げられます。汚れが残っていると、新しい壁紙が ভালোভাবে 密着せず、剥がれやすくなる原因になります。次に、「重ねる壁紙は、薄手のものを選ぶこと」 が大切です。厚手の壁紙を重ねると、壁が厚くなりすぎて、ドアの開閉に支障が出たり、コンセントカバーが取り付けられなくなったりする可能性があります。また、「重ね貼りは、2回までを目安にすること」 も重要です。何度も重ね貼りをすると、壁が厚くなりすぎるだけでなく、剥がすのが大変になります。さらに、「防カビ剤入りの壁紙用のりを使用すること」 もおすすめです。重ね貼りをすると、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなります。防カビ剤入りの壁紙用のりを使用することで、カビの発生を抑制することができます。これらの注意点を守り、正しく重ね貼りをすれば、手軽に壁紙の模様替えを楽しむことができます。