身近な生活トラブルを未然に防ぐための習慣づくり

2025年7月
  • トイレのポコポコ音と水位低下が同時に起こる原因とその対処法

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    トイレを流した後や使用していないときに、突然ポコポコと音がしたり、水位が下がることはありませんか。このような現象が起こると、何か排水のトラブルがあるのではないかと不安になるものです。トイレのポコポコ音と水位低下が同時に発生する場合、原因として考えられるものはいくつかあります。今回は、主な原因とそれに対する対処法について詳しく解説します。まず、最も一般的な原因として考えられるのが排水管の詰まりです。トイレの排水管が部分的に詰まっていると、排水時に空気の流れが悪くなり、トラップ内の水が吸い込まれることで水位が下がることがあります。また、このときに空気が逆流すると、ポコポコという音が発生します。特に、トイレットペーパーを大量に使用したり、水に溶けにくいものを流した後にこの現象が起こる場合は、排水管内の詰まりが原因である可能性が高いです。次に、通気管(ベントパイプ)の詰まりも原因の一つです。通気管は、排水時に空気の流れをスムーズにする役割を持っていますが、屋外に設置されているため、落ち葉や鳥の巣、雪などで詰まることがあります。通気管が塞がれると、排水時に空気が抜けにくくなり、トイレの水位が下がったり、ポコポコと異音がすることがあります。この場合は、屋根に上がって通気管の状態を確認し、異物を取り除くことで改善できる可能性があります。また、下水道の詰まりや逆流も影響を及ぼすことがあります。マンションやアパートなどの集合住宅では、建物全体の排水管が詰まることでトイレの水位が不安定になることがあります。また、近隣で下水道の工事が行われている場合や、大雨などで下水道が一時的に詰まると、空気の流れが変化し、トイレに影響を及ぼすことがあります。対策として、まずはラバーカップ(スッポン)を使用して排水管の詰まりを解消することを試してみましょう。軽い詰まりであれば、数回押し引きすることで改善することが多いです。それでも改善しない場合は、市販の排水管クリーナーを使用するのも一つの方法です。ただし、強力な薬剤を使う場合は、トイレの材質を傷めないように注意が必要です。もし、自分で対処しても改善しない場合や、トイレだけでなく他の排水口(浴室やキッチン)でも異常が見られる場合は、専門業者に相談することをおすすめします。特に、下水道の問題が疑われる場合は、水道局に問い合わせてみるのもよいでしょう。