
『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』
(山口拓朗/著)
時代の変化に応じて求められるスキルは変化するが、いつの時代も変わらず重要なのが、物事の本質を理解する力だ。相手の言っていることがわからなかったり、理解不足のまま行動して失敗したりした経験のある人は少なくないのではないだろうか。「1を聞いて 10を知る」タイプの察しの良い人になりたいと思う人も多いはずだ。
時代の変化に応じて求められるスキルは変化するが、いつの時代も変わらず重要なのが、物事の本質を理解する力だ。相手の言っていることがわからなかったり、理解不足のまま行動して失敗したりした経験のある人は少なくないのではないだろうか。「1を聞いて 10を知る」タイプの察しの良い人になりたいと思う人も多いはずだ。
「イカゲーム」や BTSなど、韓国のドラマやアーティストが世界的に脚光を浴びている。韓国コンテンツが今や単なるブームを超え、ライフスタイルの一部になりつつある背景には、YouTubeや Netflix、Tiktokといった配信プラットフォームの世界的浸透がある。プラットフォームのおかげで、まさにコンテンツがボーダーレス化したのだ。
「ラグジュアリー」という言葉は、現在、贅沢感や高級感を感じさせるブランドやファッションアイテム形容するために使われることが多い。だが、近年先進的なブランドやスタートアップがそうした「旧来」のラグジュアリーと一線を画した「新しいラグジュアリー」を提示し、それらが各国で静かに拡大しているという。
『バナナの魅力を100文字で伝えてください ―誰でも身につく36の伝わる法則』 著者:柿内尚文 出版:かんき出版 発行:2021年12月 定価:1,540円、272ページ 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kin
多くの企業で副業が解禁される昨今、ライターの人気が高まっているという。初期投資がほとんど必要なく、クラウドソーシングサービスなどを通じて仕事を受けることができる Webライターは、手軽に始められる副業の1つだ。だが、「本当にライターとして食べていけるのか」といった不安を感じる人も多いのではないだろうか。
近年、企業がデジタル技術を活用して業務プロセスや経営を進化させる DX(デジタル・トランスフォーメーション)が注目を集めている。ただし、DXはゴールではなく、あくまでも手段であり、そのゴールは経営者であれば自社の業績を上げること、ビジネスパーソン個人として考えれば自分の働き方を改善していくことにある。
昨今、SNSなどで「選挙に行こう」と若者の政治参加を呼びかける政治家やインフルエンサーが増えている。だが、本書の著者、成田悠輔氏は「若者が選挙に行って『政治参加』したくらいでは何も変わらない」と断言する。全有権者に占める 30歳未満の有権者の割合は 13.1%に過ぎず、投票率が上がっても超マイノリティのままだからだ。
タイムマネジメントに関する本は数多く出版されている。その中で指南されているのは、ほとんどが「効率性」を高め、時間内でより多くの物事をこなすというアプローチだ。だがそこには大きな欠陥があるという。それは、人生が短い、つまり「時間が限られている」という事実を無視し、目の前のタスクをこなす方法ばかり教えているからだ。
現在、日本を含む世界で「web3」「メタバース」「NFT」という新たなテクノロジーが注目を集めている。黎明期である 1980年代からインターネットに携わってきた著者によれば、これらはただのバズワードではなく、インターネットの登場のような、歴史的な転換点になる可能性を秘めているという。
コロナ禍を経て、人々のライフスタイルは大きく変わった。自宅で過ごす時間が長くなったことで、生活空間を整えたいと思うようになった人も多いのではないだろうか。だが、部屋が片付かない、モノが多すぎてくつろげないという悩みを抱える人も増えている。その原因は、モノの量が多い、収納場所と収納方法が適していないなど様々だ。
未来を先読みすることができれば、ビジネスでも投資でも成功確率を大幅にアップさせることができるはずだ。ではどうすれば未来を予測できるのか。カリスマファンドマネジャーとして活躍してきた著者は、大切なのは、目の前で少しずつ起きている小さな変化を捉え、その結果、10年後、20年後の未来はどうなるのか?を考えることだと説く。
近年、「安い日本」と言われる現象に見るような経済成長の停滞に加え、2022年に急速に進んだ円安の影響もあり、日本経済は危機的状況に陥っている。かつてアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国だった日本が、今このような現実を突きつけられてしまっている理由や背景を正しく理解しているだろうか。
「ミニマリスト」という言葉が浸透し、今やひとつのライフスタイルとして受け入れられている。だが、「ミニマリスト=モノが少ない」という図式が独り歩きし、本質を見失ったままモノを減らして逆にストレスを溜めてしまう人もいる。一方、本書が提唱する「シンプリスト」という生き方もある。 シンプリスト生活とは、モノの量や数にはこだわらず、自分が好きで本当に大切なものを見極め、整理された暮らしをすること。本書では、シンプリストである著者が、身軽でありながら、豊かに暮らす方法を解説。「モノを減らし整理する」だけではなく、「家事」や「仕事」などもシンプル化する考え方とノウハウが余す所なく紹介されている。 著者は会社員として働きながら、「より小さく、より豊かに暮らす」をテーマに YouTubeチャンネル「Tokyo Simple Life」で情報発信を行い、2年で登録者数 20万人を超える人気 YouTuberとなった人物。モノが手放せない方はもちろん、シンプルだが豊かな生き方を追求したい方はぜひご一読いただきたい。
「執拗に相手を非難する」「何にでも白黒つけないと気が済まない」「何かと敵をつくり、対立を煽る」…、こうしたパーソナリティを持つ人々はしばしばカリスマ性を帯び、リーダーに選ばれることもある。実際に、近年のポピュリズムの台頭には、こうした特徴を持つ人物が政治家になっている背景があるという。
あなたの頭の中に“よはく(余白)”はあるだろうか?スマホや SNSの発展により、常に誰かとつながり、頭の中が何らかの情報で埋め尽くされている人は少なくない。余裕がない状態で「あれもこれも」と手を出していると、仕事、人間関係、家庭などすべてが中途半端になり、さらに精神的にも疲弊しやすい。
予測不可能な時代になり、仕事の仕方も変化させなければ成果がおぼつかない場面も増えてきている。大企業でもベンチャー企業のようなマインドセットが求められたり、現場仕事にもクリエイティビティや経営目線が求められたり…、さらに、デジタル化によって仕事だけでなく生活にも大きな変化が起こっている。
急ぎの仕事を頼まれ、スピードアップしてそれをこなすと、さらに次の特急仕事が舞い込む。このように次から次へと仕事が舞い込む「わんこそば」のような状況に陥ってしまった経験がある方は多いだろう。この場合重要なのは、タスクの処理能力を高めることではなく、「時間に対する主導権」を取り戻すことだ。
世界史は、多くの国々の治乱興亡のストーリーでもある。なかには大国まで発展しながら滅びた国や、建国後すぐ地図から消えてしまった国もある。だが滅亡してしまった国についての情報は、一部有名国家以外あまり目にすることがない。そこで本書では、様々な背景を抱えながら消えていった国々の知られざる史実にスポットライトを当てる。
マンガやアニメ、ゲーム、ラノベなどは長らく「サブカルチャー」と言われ、日本文化のカウンターカルチャーとして位置づけられてきた。だが現在はすでに日本の一大産業として認められ、「クール・ジャパン」の象徴ともなっている。これらの作品から何らかのメッセージを感じ取り、自己形成の1つにした経験を持つ人も少なくないはずだ。
コロナ禍や世界的な政治的動乱の影響で、働き方や経済の先行きがさらに見えにくい時代となった。こうしたなか、最も気がかりなのが、将来的なお金への不安ではないだろうか。特に日本では諸外国と比べてあまり金融リテラシー教育が進んでいないとされ、人生のライフステージごとのお金との付き合い方に苦労している方も多い。