

『未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ』
(リンダ・グラットン/著)
著者リンダ・グラットン氏は、世界に今後大きな影響を及ぼす要因を研究し、働く個人の将来にどのような影響を及ぼすかを描いた前著『ワーク・シフト』がベストセラーとなった。本書はその「企業版」として、「働き方」の未来を考えるための思考の両輪となる一冊。変化が速い未来で重要なのは、企業の「レジリエンス(変化への適応力、回復力)」であるという。
著者リンダ・グラットン氏は、世界に今後大きな影響を及ぼす要因を研究し、働く個人の将来にどのような影響を及ぼすかを描いた前著『ワーク・シフト』がベストセラーとなった。本書はその「企業版」として、「働き方」の未来を考えるための思考の両輪となる一冊。変化が速い未来で重要なのは、企業の「レジリエンス(変化への適応力、回復力)」であるという。
日本から、地域密着型のコミュニティが消えて行っているといわれて久しい。そんな中で著者の入川氏は、ダイエーを経てカフェプロデュースや街ブランディングなどに転じ、「ワイヤードカフェ原宿」、「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」、豊洲の「カフェ・ハウス」など、地域コミュニティのハブとなるカフェを次々に生み出してきた。
日本におけるアフォーダンス研究の第一人者 佐々木正人氏が、人工知能からデザインにまで応用される「アフォーダンス」理論を解き明かした一冊。約半世紀も前に、ジェームス・ギブソン氏はこれまでの伝統的な知覚理論に真っ向から対立し、「アフォーダンス」を提唱した。そして現在、その考え方は人工知能等の研究領域において重要なキーとなっているという。
現代の働く女性のためのキャリアアップの教科書である。著者は全米を代表するカリスマ女性コーチとして、ワークショップやコーチングなどで何千人もの女性を指導してきた人物。女性が職場でおかしがちな101の注意すべきチェックポイントと、具体的なアドバイスが豊富に挙げられ、行動を変えるための道筋が示されている。世界20ヵ国以上の働く女性に読まれるベストセラー。
ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 クリス・アンダーソン[著] 早川書房(ハヤカワ・ノンフィクション文庫) Amazon Kindle 楽天ブックス 本書の概要 著者プロフィール 目次 『
企業人類学者、経営コンサルタントとして活躍する著者が、長年に渡り企業変革に関わる中で見出した、これからの時代に必要とされる組織像、リーダーシップ像を示した一冊。著者は会社組織に求められるものが、「α:アルファ」と呼ばれる伝統的な階層的・軍隊型組織から、「β:ベータ」と呼ばれる水平的・オーケストラ型組織へと変わってきていることを明らかにする。
2008年の世界金融危機で、不沈艦と呼ばれた日立製作所グループも巨額の赤字を計上し、経営陣刷新でこの難局を乗り切った。本書は川村改革と呼ばれた構造改革の指揮をとった川村隆新社長と経営陣の約5年間、2000日を追ったドキュメンタリーである。興味深いのは、この経営陣刷新がいわゆる「若返り」ではなかったことだ。
世の中に経営者の自伝は多いが、「科学者」の自伝―特に読者を引きこむ魅力を持つもの―は数少ない。本書はそんな貴重な一冊だ。著者「利己的な遺伝子」で、生命進化に対する見方にパラダイム・シフトを起こし、近年宗教問題など多方面にも影響力を与えるリチャード・ドーキンス。本書は、氏がその半生を自ら初めて綴った自叙伝2部作の第1部作目である。
本書はかつて四大証券会社の一角を占め、巨額の不正会計事件ののち破綻に至った山一證券の清算業務を遂行し、その最期を見届けた12人の社員たちのドキュメンタリーである。幹部たちも次々と逃げ出す状況のなか、彼らはなぜこのような「貧乏くじ」と言える仕事を引き受けたのか。
世界有数のデザイン企業、「IDEO」の創設者で兄のデイビッドと、イノベーションの第一人者である弟・トムの2人が、「誰もが創造力を発揮できるようになる」ためのヒントについて、事例をふんだんに用いて指南した一冊。「創造力」、「デザイン思考」がIDEOやdスクールの事例から詳しく解説されている。