

『人生の王道-西郷南洲の教えに学ぶ』
(稲盛 和夫/著)
本書は、現代を代表する名経営者として数えられる稲盛和夫氏の経営哲学の原点である西郷南洲(隆盛)の遺訓集『南洲翁遺訓』から、稲盛氏自身がその教えを紹介し、解説を加えた一冊。稲盛氏は「敬天愛人」に代表される西郷隆盛の教えを「人生の王道」として、自らの経営に活かしてきたという。
本書は、現代を代表する名経営者として数えられる稲盛和夫氏の経営哲学の原点である西郷南洲(隆盛)の遺訓集『南洲翁遺訓』から、稲盛氏自身がその教えを紹介し、解説を加えた一冊。稲盛氏は「敬天愛人」に代表される西郷隆盛の教えを「人生の王道」として、自らの経営に活かしてきたという。
新渡戸稲造氏の名著『修養』『自警』から「人生の逆境」に立ち向かうための心構えを抄録し、平易な日本語にして新たに出版された一冊。100年以上に渡り読み継がれ、特に激動の時代であった明治・大正・昭和を生きた新渡戸氏のメッセージは、先の見えない時代と言われて久しい現代の人の心をも動かすものである。
本書は、日本を元気にしたいと走り続ける政治家のノンフィクション冒険物語である。著者は東京大学卒業後に総務庁に入庁。沖縄開発庁振興局調整係長や内閣官房(中央省庁再編基本法準備室)主査、内閣府参事官補佐等を歴任した後に総務省を退職し、2006年に合併後初の武雄市長選挙にて当選。現在まで武雄市民病院や武雄市図書館・歴史資料館の運営管理の民間委譲を推進するなど改革派として知られている。
“世界で最も有名な”革命家として、いまも多くの世代に愛されるチェ・ゲバラ。その生涯を描いた作品は多いが、本書はゲバラの生涯とその人間性を知るうえで最適な一冊。少年時代から南米ボリビアでゲリラとして最後を迎えるまでが丹念に描かれ、”事を成し遂げる”とはどういうことかを考えさせる出色のノンフィクションノベルとなっている。
パリに住み、国際機関に勤めていた著者 川内氏は、仕事でバングラデシュを訪れた際にこの地に「バウル」という人々がいることを聞く。彼らは何百年も前からこの国に伝わる伝統芸能祭や路上で歌を披露して生活をしているという。バウルとはいったい何なのか、現地でバウルの歌を聴いてみたいと思った著者はバングラデシュ行きを決意する。
本書は、日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターとして活躍している著者が、自らの成功・失敗体験から導き出した逆転的発想法について綴った一冊である。「日本一オーラのない早稲田の監督」という異色の経歴と数々の挫折体験を持つ著者が、驚きの自己分析法とマネジメント論を開設する。
2012年、ソマリアでは暫定政権による統治が終わり、21年ぶりに公式政府「ソマリア連邦共和国」が発足した。この内戦終結への一定の成果が出るまでに、これだけの時間がかかった一方で、旧ソマリア共和国内に10年以上平和を維持してきた民主主義国家があった。ソマリランドである。