出口治明氏 お薦め書籍一覧

推薦者 出口治明
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『未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ』
(リンダ・グラットン/著)

著者リンダ・グラットン氏は、世界に今後大きな影響を及ぼす要因を研究し、働く個人の将来にどのような影響を及ぼすかを描いた前著『ワーク・シフト』がベストセラーとなった。本書はその「企業版」として、「働き方」の未来を考えるための思考の両輪となる一冊。変化が速い未来で重要なのは、企業の「レジリエンス(変化への適応力、回復力)」であるという。

推薦者 出口治明
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『好奇心の赴くままに ドーキンス自伝Ⅰ』
(リチャード・ドーキンス/著)

世の中に経営者の自伝は多いが、「科学者」の自伝―特に読者を引きこむ魅力を持つもの―は数少ない。本書はそんな貴重な一冊だ。著者「利己的な遺伝子」で、生命進化に対する見方にパラダイム・シフトを起こし、近年宗教問題など多方面にも影響力を与えるリチャード・ドーキンス。本書は、氏がその半生を自ら初めて綴った自叙伝2部作の第1部作目である。

推薦者 出口治明
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『本当に残酷な中国史―大著「資治通鑑」を読み解く』
(麻生川 静男/著)

紀元前の中国の歴史を描いた大作『資治通鑑』では、激しい権力闘争と粛清、そして桁はずれの蓄財といった、現代中国にそのまま共通する社会の負の側面が描かれ、中国人の倫理観や歴史観に影響を与えてきた事実が数多く挙げられている。著者麻生川静男氏はリベラルアーツ研究家であり、京都大学でベンチャーや国際人の人材育成にも従事。

推薦者 出口治明
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『エピジェネティクス―新しい生命像をえがく』
(仲野 徹/著)

近年、生命科学の分野で急速に進展するエピジェネティクスの研究を紹介した一冊。20世紀の終わり、ヒトゲノムが解明されれば、人体についてすべてのことがわかるのではないかと期待されていた。そして2000年6月、ヒトゲノムの解読が発表される。しかし、研究が進むにつれて、生命現象の理解にはゲノム情報だけでは不十分であることがわかってきた。

推薦者 出口治明
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『外資系金融のExcel作成術
表の見せ方&財務モデルの組み方』
(慎泰俊/著)

本書は世界的金融機関で活躍した著者が、グローバルに通用する「見やすいExcelの表の作り方」と、投資や金融プロフェッショナルとしての分析手法である「本格的な財務モデルの組み方」を平易に解説した一冊である。フォントや色、罫線の使い方といった基礎的な内容から、Excelでできる本格的な「財務モデル」の考え方と、作り方までが解説されている。

推薦者 出口治明
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『システム×デザイン思考で世界を変える』
(前野降司ほか/著)

本書は慶應SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)で研究し実践されてきた、イノベーションをシステマティックに生み出す技術を解説したものである。そこでは、「システム思考」と「デザイン思考」を融合させることで新たなアイディアを生み出せることが様々な技法と実例で示され、非常に実践的な内容となっている。

推薦者 出口 治明
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『社会心理学講義 』
(小坂井 敏晶/著)

本書は、社会心理学の考え方について批判的に検討し、生物や社会を支える根本原理である「同一性と変化」という考え方をもとに、様々な事例を用い、同一性を維持しながら変化する社会システムを検討する骨太の書である。