AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
(新井紀子/著)

東京大学合格を目標にしたAI(人工知能)「東ロボくん」開発プロジェクトをご存じの方は多いだろう。数学者で同プロジェクトを主導した著者が、同時期に日本の中高生の読解力を診断するテストを実施したところ、驚愕の実態が明らかになった。彼らの多くは、詰め込み教育によって英単語や年表、計算などの表層的知識はあっても「読解力」がない、すなわち中学校の教科書レベルの文章を正確に理解できていなかったのだ。

『日本再興戦略』
(落合陽一/著)

日本の人口減少と少子高齢化は停滞する経済とあわせて、ネガティブに語られることが多いテーマだ。しかし本書の著者であり、テクノロジーやアート、教育などの分野の最前線で活躍し、メディアアーティスト、筑波大学学長補佐・准教授、ピクシーダストテクノロジーズ CEOなど多くの肩書を持つ落合陽一氏によれば、日本の人口減少は“稀有な大チャンス”だ。

『お金2.0―新しい経済のルールと生き方』
(佐藤航陽/著)

ビットコインに代表される仮想通貨などのフィンテック(金融×テクノロジー)、シェアリングエコノミー(共有経済)や評価経済、ベーシックインカムの議論など、近年お金や経済のあり方が大きく変化しつつある。その潮流にはどんな意味があるのか、そしてこれから何が起こるのか、それが本書のメインテーマだ。

『AIが神になる日―シンギュラリティーが人類を救う』
(松本徹三/著)

人工知能(AI)の加速度的な発展に伴い、「人間とAIはどう向き合うべきか」が毎日のように議論されている。そんな前代未聞の時代に、「AIが人類を滅ぼす」と警告する識者も少なくないが、本書は「AIが人間に代わって世界を支配しなければ、人類は滅びる」という大胆な仮説を提唱する。つまり、合理性や判断に不完全さを残す人類が今後の道を誤らないためには、正しい心を持ったAIが「神」となることが必要だということだ。

『スマート・インクルージョンという発想―IoT/AI×障害者が日本の未来を創る!』
(竹村 和浩/著)

「インクルージョン」という言葉をご存じだろうか。日本語では「(社会的)包摂」などと訳され、主に、障害のある子供を含むすべての子供たちが、それぞれ適切な教育を受けつつ通常学級で共に学ぶという「インクルーシブ教育」の文脈で登場し、徐々に浸透しつつある言葉だ。その本質は、「障害も一つの個性」「一人ひとりの多様性の尊重」という考え方にあり、ダイバーシティに代わる言葉としてアメリカの人事・HR領域でも使われ始めているという。

『人工知能のための哲学塾』
(三宅陽一郎/著)

現在世界中で人工知能(AI)の開発競争が繰り広げられており、その進化には様々な期待と不安が寄せられている。だが現在のAIは、人間に近い形を持ち、人間と会話ができるものであっても、生物と言うにはまだどこか違和感がある。著者でありゲームAI開発者として著名な三宅陽一郎氏によれば、それはAIが生物の持つ「主観的な世界」を再現できていないからだ。

『決定版AI 人工知能』
(樋口晋也、城塚音也/著)

AI(人工知能)に対して抱くイメージは人によって異なる。ビジネス界では、機械学習やディープラーニングなどの知名度が上がり、AIに関心を持つ経営者も増えているが、導入にあたっては、そもそも AIがどういうものなのか理解していない場合も多い。また、「AIに仕事を奪われるのでは?」と漠然と不安を抱える人もいる。本書は、そんな AIに対する曖昧さや誤解を解きほぐし、本質的な理解を深めるための教科書的な一冊だ。

『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』
(藤野貴教/著)

昨今、人工知能(AI)に関するニュースや記事を毎日のように目にする。その中には、「シンギュラリティ(2045年には人工知能が全人類の知性を追い越すという考え方)」や、「AIに代替される仕事一覧」など、不安を掻き立てるものも多い。また、AIをうまく使いこなせ、という言説もあるが、では具体的に我々はどうすればいいのかという疑問に答えるものは実は少ない。本書は、そうした疑問に丁寧に答えてくれる一冊だ。

『超AI時代の生存戦略』
(落合陽一/著)

『超AI時代の生存戦略』 ―シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト 著者:落合陽一 出版:大和書房 発行:2017/3/18 定価:1,404円、200ページ Amazon Kindle 楽天ブックス

『UXの時代 IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか』
(松島聡/著)

あらゆるモノがインターネットでつながる IoTや人工知能、ブロックチェーンなどのテクノロジーがビジネス環境を激変させようとしている。消費者サイドでは、所有ではなく共有を志向する「シェアリング」も浸透しつつある。こうした変化の本質を捉えるためのカギが、本書の主題「UX(ユーザーエクスペリエンス)」だ。