野中郁次郎

『構想力の方法論』
(紺野登、野中郁次郎/著)

日本人は大きな構想を描いたり、イノベーションを起こすのが苦手であるとよく言われる。しかし複雑性を増す時代背景のなか、自ら未来を描き形にしていく構想力への社会的要請は高まっている。しかも今までのように政府や大企業だけが構想を描くことには限界があり、今後は、一地域や個人などにも大きな構想を描く力が求められているのだ。

推薦者 野間幹晴
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『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』
(野中 郁次郎ほか/著)

本書は、大東亜戦争(太平洋戦争)における作戦の失敗を日本軍の“組織的失敗”として社会科学的アプローチによって分析し、現代の組織に活かすことを目的とした、学際的な組織論である。合理的・近代的な組織であったはずの日本軍は、合理性や効率性とは反するふるまいをみせ、それが敗戦へとつながっていった。