自己啓発

『「やさしさ」という技術』
(ステファン・アインホルン/著)

ビジネスの世界で「あの人はやさしい」というと、「甘い」「徹底していない」というような、少し蔑んだ意味が含まれていることがある。しかし著者の見解は異なる。「やさしさ」こそが人生で成功するための最も重要な資質であり、なおかつやさしさは誰でも身につけることができる「技術」であると説いているのだ。

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
(ケリー・マクゴニガル/著)

一般的に「ストレスは健康に悪い」と考えられている。そのため、多くの人はストレスをなるべく避けるように行動する。しかし、ストレスを抱えている人の中でも「ストレスは健康に悪い」と考えている場合のみ、実際に死亡リスクが高まる——最新の調査研究ではそんな衝撃的な結果が確かめられたという。

『達成の科学』
(マイケル・ボルダック/著)

本書では、目標達成コーチとして活躍する著者マイケル・ボルダック氏が、自身の成功や、2,000人以上への個人コーチングから得た知見を、目標達成のための再現可能な方法論として明らかにする。本書の中心的な考えは、強い願望を持ち、「苦痛を避けて快楽を得たい」という人間の性質を理解し、モチベーションを保ち続けるというもの。自己啓発的な理論だけでなく、実践テキストとして解説された良書。

『ひとことの力 松下幸之助の言葉』
(江口 克彦/著)

本書は、氏の晩年20年以上側近を務めた著者が、ほぼ毎日交わされた「帝王学」ともいえる会話を、ありのままに記録したものである。語られているテーマは企業経営、リーダーシップ、政治、教育などから、その根底にある人間観まで幅広い。語録や伝聞とは異なり、口語体による「生」の言葉から、本来の思想を知ることができる貴重な内容となっている。

『答えを探さない覚悟』
(山元 賢治/著)

働くことを考えるにあたって、メディアや周囲の人に影響され、「有名な大企業で働く」という答え以上に、自己の内面や価値観を見つめようとする人は少ない。しかし「答え」は決して一つではない。本書では世界を代表する企業でスティーブ・ジョブズらと伍してきた著者が、答えを探すためのヒントが解説されている。

推薦者 古川健介
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『スタンフォードの自分を変える教室』
(ケリー・マクゴニガル/著)

本書は、スタンフォード大学で多数の賞を受賞しているケリー・マクゴニガル教授が、実際に行っている「自分を変える」講義のエッセンスを取りまとめた一冊。この講義の受講生満足度は97%にも及ぶという。本書の特徴はこれまで抽象的な概念として認識されていた『意志の力』を、実験やデータといった科学的なアプローチを用いて、分析している点にある。

推薦者 古川 健介
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『幸福優位7つの法則
仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』
(ショーン・エイカー/著)

ハーバード大学で「幸福学」の講義を行うポジティブ心理学の第一人者が、「成功」と「幸福」の本当の関係を解き明かした一冊。幸福感はさまざまな競争優位性(ハピネス・アドバンテージ)を生み出す。本書ではそれを個人の成長から家庭、組織マネジメントにも応用可能な「7つの法則」としてまとめている。この考えは、グーグル、コカ・コーラ、IBMなど世界的企業でも採用されているという。