自己啓発

『真説 老子―世界最古の処世・謀略の書』
(高橋健太郎/著)

孔子の教えと対比して語られることが多い『老子』。孔子が倫理や道徳といったリーダーとしての教えを説いた一方で、『老子』は「無為自然」「道」「知足」といった言葉に象徴されるように平和で深淵な哲学というイメージが強いが、実はそれは誤解であり、『老子』は「処世術・権謀術数の書」として理解できることをご存知だろうか。

『モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた―進化心理学が教える最強の恋愛戦略』
(タッカー・マックスほか/著)

恋愛や異性との人間関係に悩む人は多い。それは、男性と女性の生物的な違いや、それに伴う異性に求める要素が異なっているからだ。だが、あらゆる社会環境的変化を遂げてきた現代人であっても、古代から脳の基幹システムや根本的なプログラム部分は変化していないという。であれば、そこを理解することが「モテ」につながる。

『脳の名医が教える すごい自己肯定感』
(加藤 俊徳/著)

「自己肯定感」とは自分の価値を認め、存在を肯定する感覚のことだ。近年その重要性が説かれているが、様々な国際比較で日本人の自己肯定感が低いという調査結果を目にしたことがある方も多いはずだ。その大きな原因の1つとして、脳内科医の著者は「自分はダメだ」と考えてしまう「脳の癖」を指摘する。

『シンプリスト生活』
(Tommy/著)

「ミニマリスト」という言葉が浸透し、今やひとつのライフスタイルとして受け入れられている。だが、「ミニマリスト=モノが少ない」という図式が独り歩きし、本質を見失ったままモノを減らして逆にストレスを溜めてしまう人もいる。一方、本書が提唱する「シンプリスト」という生き方もある。 シンプリスト生活とは、モノの量や数にはこだわらず、自分が好きで本当に大切なものを見極め、整理された暮らしをすること。本書では、シンプリストである著者が、身軽でありながら、豊かに暮らす方法を解説。「モノを減らし整理する」だけではなく、「家事」や「仕事」などもシンプル化する考え方とノウハウが余す所なく紹介されている。 著者は会社員として働きながら、「より小さく、より豊かに暮らす」をテーマに YouTubeチャンネル「Tokyo Simple Life」で情報発信を行い、2年で登録者数 20万人を超える人気 YouTuberとなった人物。モノが手放せない方はもちろん、シンプルだが豊かな生き方を追求したい方はぜひご一読いただきたい。

『1日1話、読めば心が熱くなる 365人の生き方の教科書』
(藤尾秀昭/監修)

各界の一流人物の仕事の心得を取り上げ、30万部を超える大ベストセラーとなった『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』。本書はその第二弾として、前作の1人1日1ページで365篇というコンセプトはそのままに、時代やジャンルを越えて仕事や人生に活かせる著名人のインタビューをまとめたものだ。

『鋼の自己肯定感―「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法』
(宮崎直子/著)

日本で「自己肯定感」という言葉が浸透して久しいが、これは多くの日本人が自己肯定感の低さに悩んでいることの裏返しでもある。一方で、シリコンバレーのエリートたちは自分を「存在」レベルで肯定しているので、クビになっても自己肯定感が下がらず、ちょうどいい機会だと考えて、次の仕事を探したり旅行に行ったりするという。

『神モチベーション―「やる気」しだいで人生は思い通り』
(星 渉/著)

仕事や資格からプライベートでの目標まで、誰しも「やる気」やモチベーションがわかず、目標達成できずに終わってしまった経験があるはずだ。どうすればやる気が出るのか、自分の意志力が弱いのかなど、人は悩んでしまいがちだ。だが実は、自分の理想を実現し続ける超一流の人は、やる気に頼って必死で頑張っているわけではないという。

『自考―あなたの人生を取り戻す 不可能を可能にする 日本人の最後の切り札』
(岡田 豊/著)

日本社会にはコロナ禍以前から閉塞感が漂っている。バブル崩壊以降長らく回復の兆しが見えない経済、職場や学校などの旧態依然とした組織構造や息苦しさ、国民感情から乖離して右往左往する政治などがその要因と考えられるが、政府や政治家、組織を批判していても何も変わらないのも事実だ。

『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』
(樺沢 紫苑/著)

日本人の約5人に1人は「趣味がない」という。また「食事」や「コミュニケーション」という日常的なことに「楽しさ」を感じている人は約半数しかいないという調査結果もある。つまり、1日の中で「楽しい時間」を持たない人が多いのだ。人生を楽しむことができない人が多く、メンタル的な危機に陥る可能性が高いとも言えるだろう。

『今を生きるあなたへ』
(瀬戸内寂聴ほか/著)

2021年 11月に 99歳で惜しまれながら逝去した僧侶・作家の瀬戸内寂聴氏。本書は寂聴氏と、12年間秘書を務めてきた瀬尾まなほ氏の共著で、100歳を前に京都の寂庵で行われたインタビューを収録したものだ。寂聴氏の最後のメッセージと言える内容であり、瀬尾氏の歯に衣着せぬ物言いと、寂聴氏の軽妙な切り返しが魅力となっている。