育児・教育

『日本人の9割が知らない遺伝の真実』
(安藤寿康/著)

「知能や学力は遺伝する」というと、生まれつきの才能で人生の有利不利が決まってしまうことに理不尽さを感じる方もいるかもしれない。だが、人間のほぼすべての能力において遺伝の影響が大きいことは、行動遺伝学の分野で科学的に実証されているという。だとすれば、より多くの人が幸福を感じられる社会をつくるためには、そうした研究結果をどう解釈し、活用すればよいのだろうか。

『AI時代の人生戦略―「STEAM」が最強の武器である』
(成毛眞/著)

近年教育分野で「STEM」が注目されている。Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字から名づけられた概念で、アメリカでは、バラク・オバマ元大統領が STEM人材の育成を教育の最優先課題としたことでも話題を呼んだ。本書は、STEMに Art(芸術)の Aを加えた「STEAM」の重要性を説く一冊だ。

『大前研一ビジネスジャーナル No.6』
(「教える」から「考える」へ)

日本を代表する経営コンサルタント大前研一氏が、グローバルなビジネストレンドや旬のビジネスモデルを経営者層向けに語る『大前研一ビジネスジャーナル』シリーズの第6弾。本号では「教える」から「考える」へ移行しつつある「世界の教育トレンド」と「日本人の海外シフト」を特集し、「世界に通用する人材」とは何かに迫る。

『EQ 「感じる力」の磨き方』
(高山直/著)

現在エール大学学長を務めるピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱された EQ(Emotional Intelligence:感情能力)理論をご存じの方も多いだろう。「ビジネスの成功は 20%の IQと80%の EQである」という調査結果が経済界に注目され、1990年代に「こころの知能指数」として日本にも広まった。

『幼児教育の経済学』
(ジェームズ.J.ヘックマン/著)

「貧困」「教育格差」「国力(労働生産性)低下」などの社会課題は相互に関連しているが、なかでも「教育格差」が是正されなければ、こうした課題は将来も再現されてしまうだろう。そこで本書では、ノーベル賞経済学者の著者が、米国を悩ます「教育格差」を幼少時教育によって変革し、社会の平等性や生産性を向上させる手法を提唱する。

推薦者 古川 健介
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『達人のサイエンス―真の自己成長のために』
(ジョージ・レナード/著)

アメリカ教育界で名を成し、合気道を極めた人物でもある著者が、様々な業界で活躍する「達人」と呼ばれる人々の共通点と「達人(マスタリー)への道」を解き明かしたした一冊。なかなか結果がでないとき、どのようにそれを乗り越えればよいのだろうか。そうした時、達人は、プラトー(伸び悩んでいる時期)ですら、マスタリーの一部として楽しむという。つまり達人にとってはマスタリーの道のりそのものがゴールなのだ。

『就活「後ろ倒し」の衝撃: 「リクナビ」登場以来、最大の変化が始まった』(曽和利光/著)

2013年9月、新卒採用(学生にとっては就職活動)の現場では、2016年入社(2014年度の大学3年生)から、採用広報が3カ月、採用選考が4カ月後ろ倒しされるという政策変更が衝撃をもって受け入れられた。本書ではこの「就活後ろ倒し」が学生・企業にどのような影響を及ぼすかどう対処すべきかを詳細に解説する。

推薦者 野間幹晴
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『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』
(辻 太一朗/著)

本書は「どうすれば大学生が勉強するようになるか」という問題を深く掘り下げた一冊である。著者の辻太一朗氏は、リクルートなどで人材ビジネスの要職を歴任し、NPO法人「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会」(略称DSS)を立ち上げて同問題に取り組む人物。