経営者・起業家の自伝、評伝

『わがセブン秘録』
(鈴木敏文/著)

セブンイレブンは、いまや日本人の生活になくてはならない圧倒的存在として、コンビニ業界を牽引し続けている。そのセブン-イレブンを育て上げたのが、著者であり、日本を代表する名経営者と言われる鈴木敏文氏。本書は、昨年セブン&アイ・ホールディングス CEOを退任した著者のビジネス人生の総まとめともいえる半自伝的経営論である。

『日本電産 永守重信社長からのファクス42枚』
(川勝宣昭/著)

1973年の創業から、日本経済の「失われた20年」をものともせず、今や売上高1兆円を超える(2015年3月期)世界的な総合モーターメーカーへと急成長を遂げた日本電産。本社は、同社を率い、現代のカリスマ経営者とも呼ばれる永守重信 社長兼会長から直接薫陶を受けた著者が、「永守語録」としてその教えをまとめた一冊だ。

『野心 郭台銘伝』
(安田峰俊/著)

2016年、鴻海科技集団(以下ホンハイ)による日本の大手電機メーカー・シャープの買収が大きな話題を呼んだ。同時に、電子機器の受託生産を手掛け一代で世界的な企業をつくりあげた総裁の郭台銘(テリー・ゴウ)にも注目が集まった。だが、この人物は一筋縄ではいかない。

『出光佐三 人を動かす100の言葉』
(プレジデント書籍編集部/編)

ベストセラーとなり、先ごろ映画化もされた『海賊とよばれた男』(百田尚樹著/講談社)をお読みになった方も多いだろう。その主人公のモデルであり、出光興産創業者・出光佐三氏は、まさに驚嘆すべき人物だ。金銭ではなく「人間尊重」を経営の要諦として国際石油メジャーに立ち向かい、戦後日本経済復興の礎となった。

『サードウェーブ-世界経済を変える「第三の波」が来る』
(スティーブ・ケース/著)

インターネット・プロバイダ企業として一世を風靡したアメリカ・オンライン(AOL)の元 CEOで共同創業者のスティーブ・ケース氏をご存じだろうか。ネット黎明期にアメリカ及び世界にインターネットを普及させ、最盛期には世界最大規模の時価総額を誇り、タイム・ワーナーとの史上最大の企業合併を成し遂げた伝説的起業家だ。

『ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意』
(マーク・ウェバー/著)

エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)米国法人CEO、ダナ・キャラン・インターナショナル会長兼CEOなど、著者のマーク・ウェバー氏はファッション業界で輝かしい実績を築いた。だが、その道のりは波乱万丈だった。金もコネもない貧しい家庭に育った著者のキャリアは、老舗紳士服メーカー フィリップス・ヴァン・ヒューゼンの雑用係からスタートする。

『心臓外科医がキャリアを捨ててCEOになった理由』
(野尻 知里/著)

転職やキャリアチェンジは35歳まで—そんな定説を覆して39歳で、しかも心臓外科医という恵まれたキャリアから医療機器メーカー・テルモの研究職へ転身、さらに新型人工心臓の開発を行う海外現地法人のCEOとして世界的な成果を残した人物、それが著者の野尻知里氏だ。そんな著者のキャリアはNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも話題を呼んだ。

『ヴァージン・ウェイ』
(リチャード・ブランソン/著)

「破天荒な経営者」としても有名なリチャード・ブランソン氏のエピソードの数々は痛快そのものだが、本書では著者自身と、グループ全体が大切にしてきた仕事のやり方「ヴァージン・ウェイ」が、わかりやすく語られた貴重な一冊だ。そこでは語るよりも「聴く」ことを重視し、どんな会議でもメモを取るという意外な側面が描かれる…

『孫正義の焦燥―俺はまだ100分の1も成し遂げていない』
(大西孝弘/著)

日本が誇るベンチャー経営者 孫正義氏率いるソフトバンクは、今や利益、時価総額ともに日本を代表する大企業となった。また、創業者である本人は、すでに巨万の富を持つ資産家でもある。しかし同氏は、本書冒頭のインタビューにおいて「俺はまだやりたいこと、やるべきことの100分の1も成し遂げていない」と告白する。

『最強の未公開企業 ファーウェイ
——冬は必ずやってくる』
(田濤、呉春波/著)

世界160カ国に展開、約15万人の社員数を誇る世界第2位の中国通信機器メーカー・ファーウェイ(華為技術)。20数年で急成長を遂げた同社だが、その実態については非上場企業ということもあり殆ど知られていない。本書は謎に包まれた創業者CEOの任正非氏や同社の経営戦略を明らかにした貴重な一冊である。