経営者・起業家の自伝、評伝

『ぼくらの未来をつくる仕事』
(豊田剛一郎/著)

日本の医療は安価なのに質が高いと国際的に評価されているが、一方で非効率さ、高齢化による医療費の増大など多くの課題を抱えている。しかし、医療の仕組みに問題があるとわかっていても、現場の医師にはどうにもならないことも多い。そんな医療を変えるべく、ビジネスの世界に足を踏み入れたのが本書の著者、豊田剛一郎氏だ。

『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』
(トーマス・ラッポルト/著)

シリコンバレーを代表する起業家・投資家ピーター・ティール。世界最大規模の決済プラットフォーム・ペイパルの創業者にして、投資家としてもフェイスブックの初の外部投資家を皮切りに、リンクトイン、ヤマー、イェルプなどに出資、巨額のリターンを得た人物である。著書『ゼロ・トゥ・ワン』によって日本でもかなり知られるようになった。

『SHOE DOG(シュードッグ)』
(フィル・ナイト/著)

今やスポーツ用品のトップカンパニーとなったナイキだが、その始まりは日本のシューズメーカー「オニツカ」をアメリカで販売する小さな代理店だった。著者のフィル・ナイト氏は、なぜナイキを創業し、どうやって世界一のメーカーに育て上げたのか。本書はその紆余曲折を、さまざまな登場人物を交えながら、自伝的に語ったものだ。

『最強の農起業!』
(畔柳茂樹/著)

都会での生活に疲れたり、心機一転新しいことをやりたいと考え、農業界に転身する人が近年増えてきている。本書の著者も会社員生活に嫌気がさし、45歳で脱サラして農業をはじめた1人だ。そのように「農起業」する人の多くが、労働量の多さや収益性の低さに苦戦し、思うような生活が送れないのが実情だが、著者は違う。2,000万円の年収を得ながら、オフシーズンには週休5日で過ごすというゆとりのある生活を実現したのだ。

『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』
(レイ・A・クロックほか/著)

一代でマクドナルド帝国を築いた起業家、レイ・A・クロック氏をご存じだろうか。ペーパーカップやマルチミキサーのセールスマンなどを経て、齢52歳にしてマクドナルド兄弟のハンバーガー店に可能性を見出し、瞬く間にマクドナルドを世界的チェーンに育て上げた。本書はその自伝として、ビジネスやマクドナルドに対する情熱、アメリカ的起業家精神が全編にあふれた、起業家・経営者必読の一冊である。

『残念な経営者 誇れる経営者』
(山田修/著)

近年、不祥事や後継者争い、経営不振による買収などで世間を騒がせる企業が増えている一方で、長期的に成長を続ける企業、鮮やかな V字回復を実現した企業もまた存在する。本書は、そうした 2016年にニュースで話題となった企業を率いた経営者のどこが間違っていたのか、またどこを見習うべきかを解説した一冊だ。

『プロフェッショナルマネジャー』
(ハロルド・ジェニーン/著)

経営論の名著と呼ばれる本は数多く存在するが、日本を代表する名経営者 柳井正氏をして「人生で最高の経営書」と言わしめた実践的な経営書として知られるのが、本書『プロフェッショナルマネジャー』だ。米国通信企業大手 ITT最高経営責任者として、14年半(58四半期)連続増益という驚異的な結果を残した、故ハロルド・ジェニーン氏の自伝的経営論である。

『カルロス・ゴーンの経営論』
(公益財団法人日産財団/監修)

ビジネス環境の不確実性と変化のスピードが強まるなか、多くの人がリーダーシップを発揮しなければならない場面が増えている。だが、日常業務に忙殺され、リーダーシップについてじっくり学べる機会は多くない。そうした時に頼もしい指針となる一冊が、日産自動車を V字回復に導いた名経営者カルロス・ゴーン氏が、リーダーは何を考え、どう行動すべきかを具体的に説いた本書『カルロス・ゴーンの経営論』だ。

『アフリカで超人気の日本企業』
(山川博功/著)

アフリカなどの新興国でビジネスを展開し、年商 500億円もの規模を持つ日本企業をご存じだろうか。それが著者の博功氏が代表を務める「ビィ・フォアード」だ。同社は中古車輸出事業を中心に、アフリカで最も有名な日本企業となっているという。その認知度はフェイスブックやグーグルといった世界的 IT企業と肩を並べるほどだ。

『わがセブン秘録』
(鈴木敏文/著)

セブンイレブンは、いまや日本人の生活になくてはならない圧倒的存在として、コンビニ業界を牽引し続けている。そのセブン-イレブンを育て上げたのが、著者であり、日本を代表する名経営者と言われる鈴木敏文氏。本書は、昨年セブン&アイ・ホールディングス CEOを退任した著者のビジネス人生の総まとめともいえる半自伝的経営論である。