歴史から学ぶ

『流れをつかむ日本の歴史』
(山本博文/著)

学生時代、日本史の教科書は年号と事件の羅列のように思え、いまひとつ面白さがわからなかったという方も多いのではないだろうか。それは、ひとつひとつの出来事の間のストーリーがつかめないからだ。本書はまさにそんなビジネスパーソンのために、「歴史の流れ」と全体像を理解するための一冊だ。

『China 2049』
(マイケル・ピルズベリー/著)

今後50年、100年の国際政治においては、米国が覇権を保ち続けるとも、中国やインドが台頭するとも言われている。しかし、中国はそんな風には考えていない。すなわち、100年越しの「中国主導の世界秩序」回復を狙っているのだ。その時期は2049年、共産党100周年記念の年であり、そのためのプランは着実に実行されてきたという。

『お金は「歴史」で儲けなさい』
(加谷珪一/著)

本書では、10年20年ではなく、1880年頃から130年に及ぶ日本の株式相場を調査し、歴史の法則性を明らかにする。この分析によれば、日本の株式相場は、130年間年率7%で上昇しており、その中でも約20年スパンで相場のトレンドが変化しているという。そのため、25年間続いているバブル崩壊以後の長期低迷期は、次の局面への歴史的転換点が近いと言えるのだ。

『21世紀の貨幣論』
(フェリックス・マーティン/著)

「物々交換の不便さから貨幣が生まれた」などの貨幣の歴史は誤った歴史認識であり、「マネー」の本質すら見誤っているとの指摘を端緒に、貨幣経済とマネーの歴史をひも解いた一冊。マネーの本質は「モノ」ではなく「『信用』を軸とした社会的な技術」であるとして、現代のマネーをより良いものへ進化させる道筋を提起する。

推薦者 出口治明
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『本当に残酷な中国史―大著「資治通鑑」を読み解く』
(麻生川 静男/著)

紀元前の中国の歴史を描いた大作『資治通鑑』では、激しい権力闘争と粛清、そして桁はずれの蓄財といった、現代中国にそのまま共通する社会の負の側面が描かれ、中国人の倫理観や歴史観に影響を与えてきた事実が数多く挙げられている。著者麻生川静男氏はリベラルアーツ研究家であり、京都大学でベンチャーや国際人の人材育成にも従事。

推薦者 金城拓真
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『仕事に効く 教養としての「世界史」』
(出口治明/著)

本書は,ライフネット生命の代表取締役会長兼CEOである出口治明氏による、実践的な歴史のガイドブックである。出口氏は、歴史はビジネスの武器になると説く。そして、学校の授業とは異なる“自分の武器とするための”歴史の見方が、丁寧かつ明快にレクチャーされていく。