東洋哲学

推薦者 出口治明
顔画像

『本当に残酷な中国史―大著「資治通鑑」を読み解く』
(麻生川 静男/著)

紀元前の中国の歴史を描いた大作『資治通鑑』では、激しい権力闘争と粛清、そして桁はずれの蓄財といった、現代中国にそのまま共通する社会の負の側面が描かれ、中国人の倫理観や歴史観に影響を与えてきた事実が数多く挙げられている。著者麻生川静男氏はリベラルアーツ研究家であり、京都大学でベンチャーや国際人の人材育成にも従事。

推薦者 泉谷 直木
顔画像

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』
(飲茶/著)

本書は、哲学書の中で異例のヒット作となった『史上最強の哲学入門』の第二弾であり、東洋哲学を学ぶための入門書である。古代インド哲学から釈迦、竜樹、孔子、孟子、老子、荘子、そして日本の禅まで、その成り立ちから本質までをわかりやすく説いてくれる著者は元ブロガーで、少年向けの人気格闘漫画『バキ』の激烈なファンだという飲茶氏。

推薦者 金城拓真
顔画像

『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』
(池田貴将/著)

「誰よりも熱く、誰よりも冷静だった天才思想家」吉田松陰は、黒船が来航して以来、混乱の極みにあった、幕末の日本という国を本気で想い、最終的にはその過激な思想をとがめられ、30才の若さで処刑されている。有名な「松下村塾」で、吉田松陰が教えた期間はわずか2年半ながら、高杉晋作や伊藤博文、品川弥二郎、山縣有朋をはじめ、明治維新の立役者と、後の総理大臣2名、国務大臣7名、大学創設者2名、という人物を生んだ。

推薦者 金城拓真
顔画像

『経世の書 「呂氏春秋」を読む』
(安岡正篤/著)

東洋思想の研究に尽力し、政界・財界・皇室に絶大な影響力を持っていた安岡正篤氏の講義のエッセンスをまとめた一冊。本書の目的は、古典中の古典である「呂氏春秋」を読み解くことで東洋人間学の原理、経世の要諦を理解することである。全5講の内容から、気軽に中国古典の魅力とエッセンスを味わうことができる。