未来予測

『2030年アパレルの未来―日本企業が半分になる日』
(福田稔/著)

近年「若者のファッション離れ」や「服が売れない」といった言説、百貨店の不振などが報道され、国内ファッション・アパレル産業を取り巻く環境は厳しさを増している。ただし目を世界に転じてみると、ファストファッションやラグジュアリーブランドが成長し、新興国中間層の拡大などによりアパレル産業自体も近年毎年成長しているのだ。

『日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義』
(デービッド・アトキンソン/著)

日本はこれから劇的な人口減少と高齢化の時代を迎える。これは戦後の人口増加時代からの大きなパラダイムシフトであり、いままでのやり方では、社会保障をはじめ国家経営そのものが成り立たなくなるとも言われる。だが、政治の場では小手先の議論に終始し、骨太で根本的な改革がなされていないと感じる方も多いのではないだろうか。

『シェアライフー新しい社会の新しい生き方』
(石山アンジュ/著)

近年世界を席巻しているライドシェアの Uber、民泊プラットフォームの Airbnb、日本ではメルカリなどのサービスに代表される「シェア(シェアリングエコノミー)」。実はシェアの概念は、現代社会で希薄化した「つながり」を生み出すことで、消費スタイルだけではなく、個人の生き方や社会全体を変えていく可能性を秘めている。

『なぜ、トヨタはテキサスに拠点を移したのか?』
(倉石灯、中野博/著)

2017年、トヨタがカリフォルニア州トーランスからテキサス州プレイノへと米国本社機能を移転したことをご存じだろうか。プレイノを始めテキサスは成長著しい「ダラス経済圏」に位置し、いまトヨタ以外にも多くの企業の進出や移転が進んでいる。本書は、東海岸、西海岸経済圏に次ぐ第三の経済圏として注目を集めるテキサスの秘密に迫る一冊だ。

『ニュースの“なぜ?”は日本史に学べ』
(伊藤賀一/著)

新聞・テレビ・インターネットなどで日々報道される「ニュース」。忙しさなどを理由に、日本の今後に大きく影響するテーマについてもつい読み流してしまうことも多い。だが、その出来事が「なぜ」起きたのかなど、歴史的背景を含めて見てみれば、より深い理解とともに、その先行きを見通すこともできるようになる。

『海の歴史』
(ジャック・アタリ/著)

フランス大統領顧問や欧州復興銀行の初代総裁などの要職を歴任し、「欧州最高の知性」と称されているジャック・アタリ氏が、なぜ「海の歴史」を著すのか疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、実は人類の歴史上、政治、経済、軍事、文化、思想、テクノロジー等の重要な出来事はすべて「海」が舞台だったといっても過言ではない。

『「AIで仕事がなくなる」論のウソ―この先15年の現実的な雇用シフト』
(海老原嗣生/著)

現在「AIに仕事を奪われる」といった議論がいたるところで展開され、それに対する反応は仕事を将来を案じる人、自分が現役の間は逃げ切れると楽観視する人などに分かれる。しかし、実は AIによる雇用崩壊を報告しているレポートでは、実際の現場を調べずに書かれていることが多く、現実的予測として議論のベースにするには危険が残るという。

『Real Innovation Mind』
(狩野国臣/著)

「イノベーション」の重要性は多くの企業で認識されているが、人手不足や開発資金の問題などで、特に中小企業ではなかなか新製品開発に着手できないことも多い。だが実は、イノベーションの成功事例とされる iPhoneも、特に革新的技術が使われていたわけではない。つまり技術ではなく、ユーザー視点で新市場を作りだすことがポイントなのだ。

『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか―労働力余剰と人類の富』
(ライアン・エイヴェント/著)

テクノロジーの進化によるデジタル革命は、ロボットへの仕事の置き換えやシェアリングエコノミーの浸透など、社会に次々と変化をもたらしている。その結果、これまで存在してきた様々なものの価値が薄れたり、逆に高まったりしているが、今、その価値が高まっていると言われているのが「ソーシャル・キャピタル」だ。