時間術

『自分の時間 —1日24時間でどう生きるか』
(アーノルド・ベネット/著)

時間管理について説かれた本は多いが、世界がインターネットにより24時間つながり、人間の労働を代替する AIの台頭が叫ばれる現在、人は時間の使い方を本質的に再考する必要性が高まっている。そうした時代に役立つのが古典だ。温故知新の諺を引くまでもなく、時代を超えて読み継がれる名著には、普遍的なメッセージが込められている。

『毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!』
(井ノ上陽一/著)

成果を上げ続けている人の中には、あまり仕事に追い立てられていないタイプがいる。著者によれば、彼ら「定時で帰っても給料が上がる人」の共通点は、「時間の本当の価値」を知っていることだ。それゆえ、彼らは時間の使い方に磨きをかけて時間あたりの仕事の密度が濃くなり、結果的に評価も上がって給料も上がる、という流れが作れる。

『成功する人は、2時間しか働かない』
(ジョシュ・デイヴィス/著)

「時間がない」「やることが多すぎる」「本当に大事な仕事が進んでいない」…こうした悩みを抱える人は多く、時間管理に関する本も多く出版されている。特に多いのが「効率性」を高め、時間内でより多くの仕事を行うというアプローチだ。また、一番重要なことから手を付けろという指摘もある。

『世界トップリーダー1000人が実践する時間術』
(谷本有香/著)

「Time is money」(時は金なり)という箴言は有名だが、「Time is on my side」(時間は味方だ)という言葉をご存じだろうか。実は、これこそが世界を舞台に活躍するリーダーやエグゼクティブ達に共通する、時間に対するスタンスだという。そのため、彼らは徹底して時間に対して「意識的」(タイム・コンシャス)」に接していたのだ。

『いつも「時間がない」あなたに——欠乏の行動経済学』(S.ムッライナタン、E.シャフィール/著)

いつも時間に追われている、月末になるとお金が足りない…実はこれらの問題にはすべて、共通の要因がある。それが「欠乏(Scarcity)」である。「何かが足りない」という欠乏感は、人間の心を占領し、トンネリング(視野狭窄)や近視眼的行動として現れ、脳の処理能力をも減退させてしまうという。

『たいていのことは20時間で習得できる』
(ジョシュ・カウフマン/著)

本書で提唱される「超速スキル獲得法」で学習すれば、どんなスキルであれ20時間もあれば、一定のレベルに達することができるという。これは、習得したいスキルをできるだけ小さく分解し、特に重要なものを見極め、それを意識的に練習するという手法である。著者は自らを”学習中毒”と自認し、世界的ベストセラー『Personal MBA』を著して注目を浴び、TEDでも活躍する人物。