思考法

『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』
(浅田すぐる/著)

研修やセミナー、読書などで学びを続ける方なら、誰しも一度は「学びを仕事に活かせていない」と感じたことがあるのではないだろうか。仕事に活かすどころか、内容をほとんど忘れているというケースも少なくない。学びを忘れないためには、目的の明確化、思考整理、端的な要約が必要であり、それらを簡単に実現するのが、著者が提唱する「20字インプット学習法」だ。

『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』
(山口揚平/著)

本書の著者 山口揚平氏は、現在1日3時間しか働かないと決めている。それでも 10年前に比べ成果は3倍になったという。それを可能にしたのが、物事の本質を突き詰めて考える著者独自の思考法だ。タイトルから受けるソフトな印象とは裏腹に、その技術はストイックかつハードなもので、それゆえに著者がいうように人間が AIを凌ぐ武器となり得る。

『センスメイキング―本当に重要なものを見極める力』
(クリスチャン・マスビアウ/著)

現在の AI(人工知能)の爆発的進化の前提となっているビッグデータ。そこで主に扱われているのは、インターネットの検索履歴や GPSによる行動履歴などの定量的なデータだ。だが、特に想定外や予測不可能な事態においては、人々の感情や感覚、文化、行動様式、社会的文脈といった定性的なデータにこそ真実があらわれていることがある。

『右脳思考―ロジカルシンキングの限界を超える 観・感・勘のススメ』
(内田和成/著)

「勘や経験で判断するな」「好き嫌いなどの感情で仕事をするな」といった言葉で、ロジカルシンキング(論理的思考)の重要性を説かれた経験のある方は多いだろう。しかし、優れた経営者の多くは勘や直感を大切にしているともいわれ、また、仕事を進めるうえで、人がロジックや理屈だけでは動かないことを体感する場面も少なくないはずだ。

『精神科医が教える 良質読書』
(名越康文/著)

本書は「読書嫌いのための読書術」を解説したユニークな一冊だ。著者は精神科医で、テレビやラジオのコメンテーターなどとしても活躍する名越康文氏。子どもの頃読書嫌いになってしまい、今も集中力がなく読書は苦手だというが、一定の読書量を確保し続け、質の高いアウトプットにつなげているという。

『メモの魔力』
(前田 裕二/著)

ふとした瞬間にアイデアが浮かんだものの、メモを取らなかったために忘れてしまった、というもどかしさは誰もが一度は経験するのではないだろうか。メモにはそうした「忘れ防止」の効果ももちろんあるが、本書ではさらに、目標実現や思考を深めるといった、より広く強力な効果を持つメモの力を解き明かす。

『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』
(岡崎 大輔/著)

今、多くのビジネスパーソンや経営者の間で、「アート」が注目されている。それは、アート鑑賞によって問題解決能力や言語能力、考え抜く力などが鍛えられるからで、特に海外エリート層は、人生や仕事に役立てるために美術鑑賞を取り入れているという。ただし、漫然とアート作品を眺めているだけでは、そうした力は身につかない。

『デザイン思考の先を行くもの』
(各務太郎/著)

近年、日本でもデザイン思考を始め、数多くのイノベーション創出のための発想法が紹介されているが、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)のように世界を変えてしまうような企業や事業はなかなか出てこない。こうした企業に共通するのは、実は個人の「見立てる力」から生まれたビジョン先行型企業という点である。

『孤独―ひとりのときに、人は磨かれる』
(榎本 博明/著)

SNSやコラボレーション、オープン・イノベーションなど、「つながる」ことに価値があるのはいうまでもないことだが、逆に創造性における「孤独」の価値も見直され始めている。「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」(エジソン)など、過去の偉大なクリエイターたちが孤独の価値に言及したコメントも多い。

『機会損失―「見えない」リスクと可能性』
(清水勝彦/著)

「機会損失」とは、「何かをやること」で「できなくなったこと」による損失、つまり意思決定に失敗し、より多くの利益を得られたであろう機会を逃してしまうことだ。こうした機会損失は個人から国家レベルまで存在するが、本書では、中長期計画やデータ分析、組織構造など、特に企業経営における機会損失を深く分析し、その対策を論じる。