判断力が身につく

『深く、速く、考える。』
(稲垣公夫/著)

グローバルな人材競争と人工知能などの進化により、今後どの分野でも、ビジネスパーソンには「深い思考」、すなわち表面的な事象ではなく、本質を素早く見極める力が求められる。なぜなら、どんな専門的な仕事でも、定型的な「浅い思考」は機械で代替可能だからだ。本書はそのための「深速思考」(=深く速く考える思考)を解説した一冊だ。

『ヤバすぎる経済学』
(スティーヴン・D・レヴィットほか/著)

本書は、テロ、犯罪、戦争からビジネス、家族や人生、成人指定の内容まで、刺激的なトピックスを経済学の知恵で読み解く一冊。著者は全世界 700万部の大ベストセラーとなった『ヤバい経済学』のコンビで、シリーズ最新刊として著者のブログ『Freakonomics.com』約 8,000本の中から 131の記事を厳選し、再構成したものだ。

『「洞察力」があらゆる問題を解決する』
(ゲイリー・クライン/著)

私たちは個人・組織を問わず、パフォーマンスをあげるために、論理的・分析的に「いかにミスをなくすか」という方向に思考しがちである。そうした「見える問題」を減らすことはわかりやすいし、指標化しやすいからだ。一方で「ひらめき」とも呼べる、他の人に「見えない問題を見抜く力」は、問題解決の強力な武器になる。

『最速の仕事術はプログラマーが知っている』
(清水 亮/著)

Microsoft、Google、Facebook…驚異的な成長を遂げたこれらの企業の創業者は、みなプログラマー出身だ。現代が情報化社会だとすれば、情報処理の専門家であるプログラマーがビジネスでも活躍するのはある意味当然とも言える。そんなプログラマーの最重要事項は「効率」であり、一流プログラマーは常人の何百倍もの効率の差を発揮するという。

『「即判断」する人は、なぜ成功するのか?』
(小関尚紀/著)

平均的なビジネスパーソンは、1日に70回の意思決定を行う。「即断即決」など、昔から意思決定スピードの重要性は説かれているが、実際には判断に迷ってしまう場面は多い。それは、即決することで失うものや、判断が誤っていたら…という不安に捉われるからだ。そこで本書では、速く正確な判断を行うための「意思決定ツール」を解説する。

『チームの力—構造構成主義による「新」組織論』
(西條剛央/著)

東日本大震災の支援活動において西條剛央氏が立ち上げた「ふんばろう東日本支援プロジェクト」は”小さな力を大きな力に”を実現、10万人以上が関わる日本最大級の支援プロジェクトとなった。その背景には「構造構成主義」、すなわち「価値の原理」「方法の原理」「人間の原理」などの「原理」から成る独自のメタ理論の実践があった。

『外資系コンサルタントの企画力』
(金巻 龍一/著)

「企画」というと、斬新なアイデアを考えようにも、どうしても思考が常識の枠内に収まってしまうことはよくある。そこで本書では、元・日本IBM常務執行役員の著者が、新規事業開発、経営改革、業務改革、提携戦略などにおいて、企画の発想から実現シナリオ、根回し、説明まで、いかに企画を実現し組織を変えていくかを体系的にまとめている。

『ペンタゴン式目標達成の技術』
(カイゾン・コーテ/著)

アメリカ合衆国国防総省、通称「ペンタゴン」は、災害救助や、紛争地帯での平和維持活動、テロ組織撲滅などを担う。毎日新たに発生するそれらの任務は、成功し続けなければ「明日が来ない」可能性と緊迫感を帯びている。本書では、現役の空軍少佐でもある著者が、ペンタゴンで実際に行われている能力開発のエッセンスを余さず解説する。

『本質思考―MIT式課題設定&問題解決』
(平井 孝志/著)

本質思考は、著者がMIT(マサチューセッツ工科大学)で学んだ「システムダイナミクス」に、戦略コンサルタントとしての経験を踏まえ発展させたもので、(1)モデルを描く(2)ダイナミズムを読み解く(3)モデルを変える打ち手を探る(4)行動し、現実からフィードバックを得る、というステップからなる実践的なものだ。

『世界はシステムで動く―いま起きていることの本質をつかむ考え方』
(ドネラ・H・メドウズ/著)

問題にはそれを生み出す「システム」があり、「システム」に着手しないと、根本的な問題解決はできない。本書では、システムから吐き出される「出来事」に惑わされず、物事の大局から解決策を導く「システム思考」が丁寧に解説される。著者ドネラ・メドウズ氏は、「システム・ダイナミクス」研究の第一人者にして、『世界がもし100人の村だったら』や『成長の限界』を著した思想家。