人事担当者

『大前研一ビジネスジャーナル No.12』
(21世紀の人材戦略)

大前研一氏が、ビジネスのグローバルトレンドや旬のビジネスモデルを経営者層向けに語る『大前研一ビジネスジャーナル』シリーズの第 12弾。本号では「21世紀の人材戦略」と題し、ボーダーレス化が進んだ経済のなかで企業がとるべき人材戦略、そしてそれを加速させるクラウドソーシング、クラウドコンピューティングなどの活用方法を特集。

『採るべき人 採ってはいけない人』
(奥山 典昭/著)

中小企業やスタートアップ企業では、一人ひとりの職責が大きく、大企業以上に逸材の獲得が必要である。一方で、「小さな会社では優秀な人材が採れない」「優秀な人材は、大企業が持って行ってしまう」という声も多い。だが、長年企業の人材採用をプロフェッショナルとして支援してきた著者からすれば、この認識は誤りだ。

『ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える』
(ラズロ・ボック/著)

従業員数6万人、世界中に70以上のオフィスを構える「大企業」に成長したグーグルだが、同社は自動運転車に代表されるイノベーションやクリエイティビティなど、ベンチャーマインドをいまだ失っていない。それを可能にしているのが、こちらも近年注目を浴びる、世界中から優秀な人材を集める採用力や先進的な働き方・職場環境だ。

『メンバーの才能を開花させる技法』
(リズ・ワイズマン、グレッグ・マキューン/著)

メンバーの力を倍増させる「増幅型リーダー」と、活力を奪う「消耗型リーダー」の特徴を、部下たちの証言も交えながら解き明かす。増幅型リーダーは放任とは異なり、挑戦と失敗をさせながらメンバーにベストを尽くさせる。すなわち「自由だが、緊張感のある環境」をつくり、それがメンバーのポテンシャルを開花させるのだ。

『アクション・バイアス』
(ハイケ・ブルック、スマントラ ゴシャール/著)

あくせく働いているが、結果としてないもしないに等しい状態をアクティブ・ノンアクションと呼ぶという。それはまた、アクションバイアス(変革に成功した企業や個人に共通する、行動によって目標を成し遂げようとする姿勢)が欠けている状態でもある。著者らによれば、本質を見失わずアクションを起こすには、「モチベーション」ではなく、目的を達成しようとする強靭な「意志の力」こそが必要だ。

『サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ』
(下條信輔/著)

本書では、知覚心理学、社会心理学、行動科学などの多分野にわたる実験結果から、「人は自分で思っているほど自分の心の動きを分かっていない」という人間科学のセントラル・ドグマ(中心教義)を解き明かしていく。認知的不協和やサブリミナル効果などの個人の認知といったテーマだけでなく、科学的推論に基づく未来の「人間観」までが提示されている。

『クリエイティブ人事 個人を伸ばす、チームを活かす』
(曽山哲人、金井壽宏/著)

本書は人事・組織開発の現場で著名な曽山哲人サイバーエージェント人事本部長と、リーダーシップやキャリア開発を専門とする金井壽宏教授が、「人事の本質とは何か」というテーマで対談を交えて解説した一冊。藤田晋氏が1998年に創業した老舗ネットベンチャーながら今も勢いが衰えないサイバーエージェント社の強みは採用や育成・組織活性化施策の中にあった。

『就活「後ろ倒し」の衝撃: 「リクナビ」登場以来、最大の変化が始まった』(曽和利光/著)

2013年9月、新卒採用(学生にとっては就職活動)の現場では、2016年入社(2014年度の大学3年生)から、採用広報が3カ月、採用選考が4カ月後ろ倒しされるという政策変更が衝撃をもって受け入れられた。本書ではこの「就活後ろ倒し」が学生・企業にどのような影響を及ぼすかどう対処すべきかを詳細に解説する。

『職場の人間科学——ビッグデータで考える「理想の働き方」 』
(ベン・ウェイバー/著)

理想的な職場のあり方とはどのようなものだろうか?本書はビッグデータから職場やオフィスの生産性や満足度に科学的のメスをあて、ソーシャル・センサー技術を用いた最新の「ピープル・アナリティクス」による驚くべき分析結果と実践方法が紹介される。