中小企業経営

『社長、僕らをロボットにする気ですか?―正しいマニュアル導入で人を成長させ、組織の生産性を高める方法』(中山亮/著)

昨今、働き方改革や新型コロナウィルスの影響などで、業務のリモートワーク化、効率化が急激に求められている。それらの対応策の一つとして、業務マニュアルの整備があげられるが、「マニュアル人間」という言葉があるように、世間ではマニュアルに対するネガティブイメージが根強い。

『勝手に人が育っていく!社員 100人までの会社の社長のすごい仕掛け』
(渡邉良文/著)

変化の激しい時代において生き残りやすい組織の特徴は、少数精鋭型である。だが、少数精鋭で事業を伸ばすには、メンバー各自のスキルアップが欠かせない。社員の能力開発に力を入れる企業は多いが、お仕着せの外部研修などでは、受講者が受け身になりがちであり、学びを現場で生かしづらいという弱点がある。

『ブランディング・ファースト』
(宮村岳志/著)

「ブランド」や「ブランディング」と聞くと、高級ブランドや大企業のロゴマークをイメージされる方も多いだろう。しかし実はブランディングが必要なのは大企業だけではない。むしろ、価格戦略や広告費で大手企業に勝てない中小企業こそ広告費をかける前にブランドをつくっておくべきなのだ。

『ビジネススクールで教えているファミリービジネス経営論』
(ジャスティン・B・クレイグほか/著)

日本は法人の9割以上はいわゆるファミリー企業(同族経営)といわれ、長寿企業の多さでも世界有数である。ファミリー企業では、長期的視点での経営から優れた成果が生まれることが多い一方で、保守性や内紛、後継者問題など非ファミリー企業にはない特有の経営課題が表面化することもまた多い。

『タダで、何度も、テレビに出る!小さな会社のPR戦略』
(下矢一良/著)

テレビ出演というと、中小・ベンチャー企業にとっては、かなりハードルが高いイメージがある。また、高い技術力や画期的な新商品、社長の面白い経歴などがないと取材されないのではないかと考える人も多い。だが著名経済番組にディレクターとして携わった元TVマンの著者によれば、それらは間違った思い込みだ。

『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』
(遠藤功/著)

数年前から生クリームやフルーツをトッピングした見た目にも華やかな“パンケーキ”がブームとなっている。一方で、歴史ある喫茶店などで提供される、昔ながらのホットケーキも底堅い人気がある。本書は、そんな手作りホットケーキを提供する繁盛店の経営戦略を学びつつ、グルメガイドとしても使えるという異色のビジネス書だ。

『強くて優しい会社』
(末永 春秀/著)

「強くて優しい会社」とは、社員が主体性を持ちながら利益を出し続け(強い)、かつ会社が人材を大切にしながら働きがいや一体感を持てる(優しい)会社のことである。ブラック企業の問題や働き方改革、不確実性の高い経営環境といった昨今の議論のなかでも、一つの理想的な企業像と言えるだろう。

『評伝 小嶋千鶴子―イオンを創った女 』
(東海友和/著)

戦後、三重県四日市の呉服店「岡田屋」は、ジャスコ、そして流通業界で日本を代表するイオングループへと発展した。創業家 岡田卓也氏(イオングループ名誉会長)の実姉として人事・組織戦略を担当し、その飛躍の礎を築いたのが小嶋千鶴子氏である。本書は裏方に徹した同氏の人事・経営手腕を埋もれさせるのは惜しいと出版された初の評伝だ。

『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート 利益を出すリーダーが必ずやっていること』
(長谷川 和廣/著)

ITや AIの普及、グローバル化といったビジネス環境の変化は目まぐるしいが、明確なビジョンやコミュニケーション、マネジメント能力など、現場のリーダーに求められるものはあまり変わらない。そしてその大前提となるのが「利益を生み出す」ということだ。またそれは、企業の生き残りが厳しい時代になればなるほど重要になる能力でもある。

『なぜ倒産―23社の破綻に学ぶ失敗の法則』
(日経トップリーダー編集部/編)

「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉がある。企業が成功する理由はさまざまでも、倒産には明確な要因と倒産に至るパターンがある。経営者にとって成功事例を知ることも大切だが、ある程度パターンを読み取れる失敗事例から学べるものは大きいということだ。本書では、そうした失敗の定石を、23の中小企業の実例を通して明らかにする。