リーダーシップ

『ノウハウ・マネジャーの教科書』
(久野正人/著)

「ノウハウ・マネジャー」という言葉をご存じだろうか。インテル社 元CEOの故アンドリュー・S・グローブ氏が注目していた新たなミドルマネジメント層の概念であり、専門性を持ちながらも、現場をリードし、 上司を動かして仕事の成果をあげるビジネスパーソンのことだ。その特徴として、部課長などのポジションの有無にかかわらず、現場で仕事のノウハウやスキルを周囲に示していくことが挙げられる。

『残酷すぎる成功法則 ―9割まちがえる「その常識」を科学する』
(エリック・バーカー/著)

いわゆる「成功法則」を説いた本は数多くあるが、成功要因の一面だけを切り取っていたり、著者の個人的経験を述べたにすぎないものも少なくない。それが本当に使える理論かどうかは検証されておらず、普遍性に欠けるのだ。本書では、そんな世にあふれる成功法則の一つ一つに対し、エビデンスを示しながら解説した異色の自己啓発書だ。

『プロフェッショナルマネジャー』
(ハロルド・ジェニーン/著)

経営論の名著と呼ばれる本は数多く存在するが、日本を代表する名経営者 柳井正氏をして「人生で最高の経営書」と言わしめた実践的な経営書として知られるのが、本書『プロフェッショナルマネジャー』だ。米国通信企業大手 ITT最高経営責任者として、14年半(58四半期)連続増益という驚異的な結果を残した、故ハロルド・ジェニーン氏の自伝的経営論である。

『カルロス・ゴーンの経営論』
(公益財団法人日産財団/監修)

ビジネス環境の不確実性と変化のスピードが強まるなか、多くの人がリーダーシップを発揮しなければならない場面が増えている。だが、日常業務に忙殺され、リーダーシップについてじっくり学べる機会は多くない。そうした時に頼もしい指針となる一冊が、日産自動車を V字回復に導いた名経営者カルロス・ゴーン氏が、リーダーは何を考え、どう行動すべきかを具体的に説いた本書『カルロス・ゴーンの経営論』だ。

『現代の帝王学〔新装丁版〕』
(伊藤肇/著)

「帝王学」と聞いて、権謀術数の世界をイメージする方もいるかもしれない。しかし、本書でいう帝王学とは、政治の手練手管ではなく、古今東西変わらぬ人間の本質への深い洞察に基く、「人間学」である。本書は、多くの政財界人の指南役をつとめた陽明学者・安岡正篤に師事し、自らもジャーナリストとして多くのリーダーたちと直に接した伊藤肇氏が、その帝王学のエッセンスを説いた一冊だ。

『マネジメントとは何か』
(スティーブン P. ロビンズ/著)

ネジメントの手法を説く書籍は多いが、個人的な経験に基づいていたり、根拠が希薄な内容の本もまた多い。本書『マネジメントとは何か』は、そうした裏付けのない「マネジメントの迷信」を排し、人間行動や組織行動学の研究成果から、マネジメントに効果的だと実証されている内容を、専門用語を使わずに解説した一冊だ。

『日本電産 永守重信社長からのファクス42枚』
(川勝宣昭/著)

1973年の創業から、日本経済の「失われた20年」をものともせず、今や売上高1兆円を超える(2015年3月期)世界的な総合モーターメーカーへと急成長を遂げた日本電産。本社は、同社を率い、現代のカリスマ経営者とも呼ばれる永守重信 社長兼会長から直接薫陶を受けた著者が、「永守語録」としてその教えをまとめた一冊だ。

『大前研一ビジネスジャーナル No.12』
(21世紀の人材戦略)

大前研一氏が、ビジネスのグローバルトレンドや旬のビジネスモデルを経営者層向けに語る『大前研一ビジネスジャーナル』シリーズの第 12弾。本号では「21世紀の人材戦略」と題し、ボーダーレス化が進んだ経済のなかで企業がとるべき人材戦略、そしてそれを加速させるクラウドソーシング、クラウドコンピューティングなどの活用方法を特集。

『出光佐三 人を動かす100の言葉』
(プレジデント書籍編集部/編)

ベストセラーとなり、先ごろ映画化もされた『海賊とよばれた男』(百田尚樹著/講談社)をお読みになった方も多いだろう。その主人公のモデルであり、出光興産創業者・出光佐三氏は、まさに驚嘆すべき人物だ。金銭ではなく「人間尊重」を経営の要諦として国際石油メジャーに立ち向かい、戦後日本経済復興の礎となった。

『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート』
(長谷川和廣/著)

仕事や日常生活で気づいたことをノートに取っているビジネスパーソンは少なくないが、それを何十年も継続するには、相当の意志の強さが必要だ。本書は 40年間にわたり 2,000社以上の赤字会社の事業再生に携わった著者が、40年間書き続けたノートから、特に仕事や経営にすぐに役立つエッセンスを凝縮した一冊である。