マーケティング

『パン屋ではおにぎりを売れ―想像以上の答えが見つかる思考法』
(柿内尚文/著)

新たな商品やサービス、ビジネスモデルなどを考える際、アイデアがなかなか出ずに苦悩した経験がある方は多いはずだ。だが、凡庸なアイデアでも、ほんの少しの違いで大ヒットになることもある。そうした差は「思考」、つまり「考える」ことでしか生み出せないが、いわゆるヒットメーカーと呼ばれる人々によれば、考え方にはコツがある。

『職業、挑戦者―澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』
(上阪 徹/著)

店舗数の飽和が叫ばれ、24時間営業問題で加盟店と本部の軋轢が表面化するなど、近年コンビニエンスストア業界の環境変化が著しい。そんな中、2016年にサークルK・サンクスとの経営統合を行い、店舗数業界2位に躍り出たファミリーマート(以下ファミマ)。その統合を完遂し、現在も同社の大胆な変革に挑んでいるのが、現社長の澤田貴司氏だ。

『ブランディング・ファースト』
(宮村岳志/著)

「ブランド」や「ブランディング」と聞くと、高級ブランドや大企業のロゴマークをイメージされる方も多いだろう。しかし実はブランディングが必要なのは大企業だけではない。むしろ、価格戦略や広告費で大手企業に勝てない中小企業こそ広告費をかける前にブランドをつくっておくべきなのだ。

『食卓の経営塾 DEAN & DELUCA 心に響くビジネスの育て方』
(横川正紀/著)

2020年4月、アメリカの人気高級食料品店ディーン&デルーカの経営破綻のニュースが日本でも報道された。ただし日本における同事業は著者が代表を務める株式会社ウェルカムが独立運営を行っているため影響がない。本書は、現在ストアとカフェを合わせて 50店舗超にまで成長した日本のディーン&デルーカ創業者が独自の経営論を説いた一冊だ。

『コンビニチェーン進化史 』
(梅澤 聡/著)

徹底したドミナント戦略や PB(プライベートブランド)商品の開発、ATMの設置など、利便性を高めることで消費者に支持され、今や社会のインフラ的な役割をも期待されるコンビニチェーン。ところが 2019年、「24時間営業」をめぐる加盟店とチェーン本部の軋轢が明らかになり、成長の「飽和点」も囁かれ始めた。

『2025年、人は「買い物」をしなくなる』
(望月智之/著)

ネットショッピングが普及し、企業も個人も当たり前のように ECを利用する時代となった。今後、データ収集や AIの精度などの技術革新が進めば、買い物の形はさらに変化する。著者は、その中心になるのがデジタル上の棚「デジタルシェルフ」であると予測する。そしてその結果、人々は「店舗で買い物する」ことがほとんどなくなるという。

『SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ』
(天野 彬/著)

近年フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、TikTokなど、SNSの隆盛が著しい。炎上やプライバシーなど、SNSに関する問題も頻発しているが、なぜ SNSはここまで存在感を放つようになったのか。そして、SNSの中での流行り廃りはなぜ生まれるのか。本書では、SNSの来歴とともにその影響力や特性を考察する。

『[ライフスタイル探検隊]「語り合うマーケティング」が未来を拓く』
(上野和夫、望月祐佳/著)

企業活動におけるマーケティングの重要性は論をまたないが、実際の業務においては、アンケートやデータ分析で終わってしまうことも少なくない。しかし本当の意味で顧客や自社を知ろうと思えば、やはり実際の顧客との対話に優るものはない。ただし手間や費用から、その実践に二の足を踏んでしまう企業も多いのではないだろうか。

『介護に学ぶ シニアのおもてなしマーケティング』
(砂 亮介/著)

これから日本が迎える超高齢化社会を見すえ、多くの企業がシニア(本書では65歳以上と定義)向けビジネスに参入している。ただし、うまくいっていない商品・サービスも多い。本書によれば、失敗した商品・サービスに共通するのが、通り一遍の人口統計や経済統計、市場調査などに頼り、現実のシニアのニーズや特性を理解できていないことだ。

『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』
(遠藤功/著)

数年前から生クリームやフルーツをトッピングした見た目にも華やかな“パンケーキ”がブームとなっている。一方で、歴史ある喫茶店などで提供される、昔ながらのホットケーキも底堅い人気がある。本書は、そんな手作りホットケーキを提供する繁盛店の経営戦略を学びつつ、グルメガイドとしても使えるという異色のビジネス書だ。