マーケティング

『[ライフスタイル探検隊]「語り合うマーケティング」が未来を拓く』
(上野和夫、望月祐佳/著)

企業活動におけるマーケティングの重要性は論をまたないが、実際の業務においては、アンケートやデータ分析で終わってしまうことも少なくない。しかし本当の意味で顧客や自社を知ろうと思えば、やはり実際の顧客との対話に優るものはない。ただし手間や費用から、その実践に二の足を踏んでしまう企業も多いのではないだろうか。

『介護に学ぶ シニアのおもてなしマーケティング』
(砂 亮介/著)

これから日本が迎える超高齢化社会を見すえ、多くの企業がシニア(本書では65歳以上と定義)向けビジネスに参入している。ただし、うまくいっていない商品・サービスも多い。本書によれば、失敗した商品・サービスに共通するのが、通り一遍の人口統計や経済統計、市場調査などに頼り、現実のシニアのニーズや特性を理解できていないことだ。

『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』
(遠藤功/著)

数年前から生クリームやフルーツをトッピングした見た目にも華やかな“パンケーキ”がブームとなっている。一方で、歴史ある喫茶店などで提供される、昔ながらのホットケーキも底堅い人気がある。本書は、そんな手作りホットケーキを提供する繁盛店の経営戦略を学びつつ、グルメガイドとしても使えるという異色のビジネス書だ。

『事例でわかる 新・小売革命―中国発ニューリテールとは?』
(劉 潤 /著)

中国の小売市場は今、巨大IT企業であるアリババ、テンセントをはじめ、総合家電メーカーのシャオミ、EC事業者、ショッピングモール、零細小売事業者などが入り乱れて競争し、拡大を続けている。そこで EC(オンライン)とリアル店舗(オフライン)両者から注目を集めているのが、「ニューリテール」という概念だ。

『小売再生―リアル店舗はメディアになる』
(ダグ・スティーブンス/著)

デジタル技術やインターネットが発達し、従来の小売業者は岐路に立たされている。今までのやり方を変えなければ、アマゾンなどのネット販売との安売り競争とコモディティ化の波に飲まれ、淘汰されてしまうからだ。しかし、リアル店舗が完全になくなる日が来るのかと言うと、そうではないと著者は言う。必要なのは新しい形の店舗なのだ。

『新宿駅の小さな店ベルクは、なぜいつも満席なのか?』
(中山マコト/著)

新宿東口駅ビル地下にある個人経営の喫茶店「ベルク」。コーヒー 216円、ビール 324円の庶民的な価格帯、広さは15坪にもかかわらず、1日の来店客数は約 1500人を数える人気店だ。本書では、目立たない立地、約50人の従業員、高額な家賃といった難しさを乗り越え、30年以上経営を続けるベルクのユニークな経営とファンづくりの秘密に迫る。

『売れる化』
(本多利範/著)

モノが売れない時代と言われて久しい。絶え間なく発売されるたくさんの商品の中から選ばれ、人気商品になるためには、変化していくお客様の心をつかまなければならず、さらに人気を継続することは容易ではない。さらに、どうしたらモノが売れるかを考えることは、経営者やセールス担当者だけでなく、あらゆる職種で必要である。

『デジタルマーケティングの教科書―5つの進化とフレームワーク』
(牧田幸裕/著)

現在、「デジタルマーケティング」という言葉の定義は錯綜している。人によってインターネットプロモーションやデジタルチャネルの利用を指していたり、消費者の行動データを蓄積・活用する手法を指していたりする。これらは間違いではないが、部分的な側面の理解にとどまっており全体像が見えない。それゆえデジタルマーケティングが何かがわかりづらいのだ。

『遠ざけの法則―万人受けを狙わない熱狂的なファンのつくり方』
(中山マコト/著)

顧客を集め、ビジネスを成功させるには様々なやり方があるが、消費者の趣味趣向が多様化・細分化するなかで注目されているのが、万人受けを狙わない戦略、すなわちサービス・商品の個性や特長を極限までとがらせる手法だ。ただし、こだわり切ることで、一定の顧客には嫌われることも覚悟しなくてはならない。

『世界中に販路を拡げる
海外Webマーケティングの教科書』
(高岡謙二/著)

日本企業の国内向けマーケットは、今後少子高齢化によって縮小し続ける。そうした状況下で打開策となり得るのが海外進出だ。たとえニッチな商材でも全世界では巨大なマーケットが存在する可能性があり、さらに現在ではインターネットの普及により、海外向けの情報発信がより効率的に行えるようになっているからだ。一方で、海外事業からの撤退報道をよく耳にするように、海外市場攻略のためには正しい知識と戦略が必要となる。