マネジメント能力を伸ばす

『ほめられたいときほど、誰かをほめよう』
(鳥越恒一/著)

近年「働き方改革」のしわ寄せか、マネジャー層、特にプレイングマネジャーが疲弊している現場が増えているという。当たり前だがマネジャーも人間であり、心が疲れたり、どうすべきかわからず途方に暮れてしまうこともある。本書はこれまで5万人以上の悩める店長を救ってきた著者が、そうした時のヒントを 50の言葉にまとめたものだ。

『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』
(大平信孝/著)

部下を持つマネジャーにとっての大きな悩みの一つが、部下が自ら積極的に考えて行動してくれない、というものだ。会議での発言が少なかったり、仕事にあまり情熱が感じられなかったり、いわば「指示待ち」の状態である。著者によれば、部下が指示待ちになってしまう原因は、実は「モチベーション不足」と「スキル不足」の2つだけだ。

『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート 利益を出すリーダーが必ずやっていること』
(長谷川 和廣/著)

ITや AIの普及、グローバル化といったビジネス環境の変化は目まぐるしいが、明確なビジョンやコミュニケーション、マネジメント能力など、現場のリーダーに求められるものはあまり変わらない。そしてその大前提となるのが「利益を生み出す」ということだ。またそれは、企業の生き残りが厳しい時代になればなるほど重要になる能力でもある。

『部下を元気にする、上司の話し方』
(桑野麻衣/著)

昨今、部下育成を担うマネジャー層は、働き方改革、ハラスメントの問題など、様々な要因から部下とのコミュニケーションに悩むことが増えている。特に、ゆとり・さとり世代と言われる若手社員との世代間ギャップは深刻だ。では、どうすればお互いのすれ違いやストレスを減らしながら、部下を成長させることができるのか。

『人が集まる職場 人が逃げる職場』
(渡部 卓/著)

慢性的な人手不足や、雰囲気が悪い、社員のメンタルヘルスに問題があるなど、「人が逃げる職場」は数多く存在する。本書は、「人が逃げる職場」になる原因と対策を多くの事例とともに解説し、そんな職場をなんとか変えようと腐心している経営者やマネジメント層が、「人が集まる職場」をつくるための手引きとなる一冊だ。

『戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方』
(三谷 宏治/著)

近年AIやロボットの発展は目覚ましく、5年後の未来すら予測しづらくなった。しかし教育においては、今の子供たちが活躍するであろう20年後を見据えて手を打たなければならない。英語やプログラミング教育の必要性も叫ばれているが、著者がAIに負けない人材に必要だと説くのは、新しいものを生み出す力、そしてそれを支える「試行錯誤力」だ。

『ノウハウ・マネジャーの教科書』
(久野正人/著)

「ノウハウ・マネジャー」という言葉をご存じだろうか。インテル社 元CEOの故アンドリュー・S・グローブ氏が注目していた新たなミドルマネジメント層の概念であり、専門性を持ちながらも、現場をリードし、 上司を動かして仕事の成果をあげるビジネスパーソンのことだ。その特徴として、部課長などのポジションの有無にかかわらず、現場で仕事のノウハウやスキルを周囲に示していくことが挙げられる。

『「働きがい」の伝え方』
(海野忍/著)

ビジネスパーソンの多くは、1日の大半を過ごす会社で生き生きと働きたいと願っているし、経営者も若手社員や中間管理職にモチベーション高く働いてほしいと思っている。組織が大きくなっても、そうした組織であり続けるにはどうしたらよいのか。NTT入社後 40年以上のサラリーマン生活を送り、関連会社社長などを歴任してきた著者が見つけたその1つの答えは、経営者やマネジメント層が、社員や部下に向けて「働きがい」を伝え続けることだ。

『1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵』
(ケン・ブランチャードほか/著)

今後のキャリアに自信が持てない、自分には何かが足りないと思っている…、著者曰く、こうした悩みがあるならば、メンターを探すべき時だ。逆にこれらの悩みが全くないならば、自分がメンターになるべき時かもしれない。近年、メンタリングは、する方(メンター)にもされる方(メンティー)にも恩恵があることが証明されているからだ。