マネジメント能力を伸ばす

『リーダーシップがなくてもできる 「職場の問題」30の解決法』
(大橋高広/著)

働き方改革や人員削減、コロナ禍によるリモートワークの推進など、近年中間管理職であるマネジャー層の負担は増え続けている。しかし日本企業の多くのマネジャーは、実務能力や成果を評価されて昇格したのであって、マネジメント適性によって昇格したわけではない。また、マネジメントの研修は実務研修より圧倒的に少ない。

『人を知り、心を動かす―リーダーの仕事を最高に面白くする方法』
(井上礼之/著)

規模を問わず、組織を効果的に機能させるためには、リーダーの存在が非常に大きい。リーダーはメンバーを育てるだけでなく、重要な方向性を決める決断を迫られる。それゆえ、その重責に悩みや迷いが伴うことも多い役割である。本書は、そんなリーダーに対して、組織のためにすべきことや、あるべき姿、磨くべき資質を具体的に指し示す。

『まわるリモートチームのマネジメント術』
(飯田剛弘/著)

日本ではここ数年、多様な働き方の実現のためリモートワークが推進されてきたが、期せずして起こった新型コロナウィルス禍によって、リモートワーク経験者が飛躍的に増えた。一方で、従来の仕事の進め方ではうまくいかず、どうやってリモートチームで仕事を進め、マネジメントすべきか悩んでいるという声も多く聞かれるようになった。

『成果・イノベーションを創出する ダイバーシティ・マネジメント大全』
(西村 直哉/著)

直近のコロナ禍において、多くの企業が急遽、在宅勤務・テレワークへの対応を迫られた。また近年の潮流として、企業には性別、年代、LGBT、外国人、障碍者などの人材の多様性(ダイバーシティ)、育児や介護との両立といった働き方の多様性がより求められるようになってきている。

『イオンを創った女の仕事学校―小嶋千鶴子の教え』
(東海友和/著)

小嶋千鶴子氏は、イオングループ創業家の 岡田卓也氏(現イオングループ名誉会長)の実姉であり、戦後家業の呉服店「岡田屋」からイオンへの飛躍を人事・組織戦略からサポートし続けた人物である。本書は好評を博した小嶋氏の評伝『イオンを創った女』の実践編として、その教えをQ&A形式で再現した一冊だ。

『フルキャリマネジメント―子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得』
(武田 佳奈/著)

近年、女性の働き方が多様化している。これまでは、大別すれば、プライベートより仕事を最優先する「バリキャリ」と、家庭を優先しながらできる範囲で働く「ゆるキャリ」の2種類が主だったと言われているが、最近増えているのが、家庭や子育てを大事にしながら、仕事を通じた貢献や自己成長なども目指す「フルキャリ」だ。

『Think CIVILITY―「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』
(クリスティーン・ポラス/著)

「礼儀正しさ」や「礼節」というと、ビジネスマナー上の論点だと思う方もいるかもしれない。しかし本書によれば、職場で、他人を軽んじる、話を聞かない、罵倒するなどの無礼な態度を取られた人の約半数が、意図的に仕事にかける労力や時間を減らすという。逆に、礼節ある職場の生産性が向上する事実も数多く確かめられている。

『能力を磨く―AI時代に活躍する人材「3つの能力」』
(田坂広志 /著)

本格的な AI時代の到来とともに、多くの仕事が AIに置き換えられ、記憶力や論理的思考力に立脚した学歴的能力の優位性は急速に陳腐化していくことが予想されている。そんな時代に失業しないだけでなく、活躍する人材になるためには、人間がもつ AIには代替できない能力を見きわめ、磨いていく必要がある。

『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント―最高のリーダーは自分を信じない』
(守屋智敬/著)

近年の企業における働き方改革やダイバーシティ推進の文脈のなかで、「アンコンシャス・バイアス」という概念が注目を集めている。これは誰もが持っている「無意識の偏見」のことで、たとえば「彼女は小さい子どもがいるので泊まりの出張は無理」「プライベートを優先する社員は昇格に興味がない」といった決めつけや思い込みとして現れる。