ビジネスパーソンの基礎力

『最高の答えがひらめく、12の思考ツール——問題解決のためのクリエイティブ思考』(I.アトキンソン/著)

「問題解決」と聞くと、ロジックツリーやMECE(モレなくダブりなく)といった分析的な思考プロセスに目が向きがちだ。しかし、こうした手法ではなかなかクリエイティブな発想は生まれない。そこで、本書では問題解決において最も創造性が必要とされる、解決策を発想する強力な手法を「12の思考ツール」として解説する。

『レジリエンスの教科書』
(カレン・ライビッチ、 アンドリュー・シャテー/著)

「レジリエンス」は「再起力」や「逆境から立ち直る力」と訳され、個人のメンタルヘルスから企業統治、自然環境保護などまで応用できる概念として、近年世界的に注目が集まっている。本書は米国ペンシルバニア大学で実証され、世界の教育機関や米陸軍などに全面導入、世界最強と謳われる「ザ・レジリエンス・トレーニング」解説書の初の邦訳版。

『コンサルティングの極意
—論理や分析を超える「10の力」』
(岸田 雅裕/著)

本書は、戦略コンサルティングファームのA.T.カーニー日本代表を勤める岸田雅裕氏が、経営コンサルタントに必要な能力を解説した一冊。著者は東大卒業後パルコ(ファッションビルPARCOを運営)を経てコンサルティング業界に転じた異色のキャリアを持つ人物。

『ペンタゴン式目標達成の技術』
(カイゾン・コーテ/著)

アメリカ合衆国国防総省、通称「ペンタゴン」は、災害救助や、紛争地帯での平和維持活動、テロ組織撲滅などを担う。毎日新たに発生するそれらの任務は、成功し続けなければ「明日が来ない」可能性と緊迫感を帯びている。本書では、現役の空軍少佐でもある著者が、ペンタゴンで実際に行われている能力開発のエッセンスを余さず解説する。

『エッセンシャル思考—最少の時間で成果を最大にする』
(グレッグ・マキューン/著)

「本質的(essential)」な仕事に集中することで、物事を「より少なく、しかしより良く」やり遂げることができる。その出発点となるのは、「本質的」な仕事を「選ぶ」こと。非本質的な仕事をいくら効率よくこなしても、意義ある成果を産み出すことはできないのだ。

『一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?』
(上野啓樹、俣野成敏/著)

本書では、食事・睡眠・運動といった、生活習慣の基礎を改善し、コンディションを高く維持するカラダづくりが解説されている。その要諦は、激しい運動やカロリー計算よりも、毎日の食事と睡眠に重点が置いたもの。それらを意識的に改善することで、集中力アップやダイエット効果などが期待できるのだ。

『スタンフォード・マッキンゼーで学んできた熟断思考』
(籠屋邦夫/著)

「熟断思考」とは、著者がスタンフォード大学やマッキンゼー社などを経てブラッシュアップした思考体系であり、時間的制約の範囲内で、じっくりと質の高い意思決定を行うものだ。本書では、普通の人でもプロセスを踏んで的確な意思決定を行える「熟断思考」の理論と実践が、ケーススタディも踏まえ、解き明かされている。

推薦者 古川健介
顔画像

『スタンフォードの自分を変える教室』
(ケリー・マクゴニガル/著)

本書は、スタンフォード大学で多数の賞を受賞しているケリー・マクゴニガル教授が、実際に行っている「自分を変える」講義のエッセンスを取りまとめた一冊。この講義の受講生満足度は97%にも及ぶという。本書の特徴はこれまで抽象的な概念として認識されていた『意志の力』を、実験やデータといった科学的なアプローチを用いて、分析している点にある。

『幸せの経営学』
(酒井 穣/著)

「経営学」はリーマン・ショックを経て、資本主義とあわせて「金儲けの道具」として懐疑的な見方をされることがある。しかし、本来経営や経営学の「目的」は、「他者や社会を幸せにする」ことである。本書では、この「人と社会を幸福にする」という原点から、イノベーション、マーケティング、事業戦略、財務会計、人材育成の5分野を捉え直し、その本質に迫っている。

『禅脳思考 禅的な脳を使って最高の自分を引き出す方法』
(辻秀一/著)

「ポジティブ思考」はスポーツやビジネスの世界で市民権を得ている。しかし、「一生懸命やってるのに結果が出ない」という方は多いのではないだろうか。本書はメンタル・トレーニングを専門とするスポーツドクター辻秀一氏が、脳科学からポジティブ思考の限界を解き明かし、高い成果をあげる「禅脳思考」を解説した一冊である。