トーマス・セドラチェク

『欲望の資本主義―ル―ルが変わる時』
(丸山俊一+NHK「欲望の資本主義」制作班/著)

リーマンショックや英国のEU離脱、マイナス金利、トランプショックなど、世界経済には衝撃的な出来事が続いており、資本主義の限界が来ているのではないかという指摘も増えている。本書は、そうした世相を反映し、安田洋祐・大阪大学大学院准教授が、経済学やビジネスのトップランナーたちと「欲望」をキーワードに深い対談を試みた NHKのドキュメンタリー番組『欲望の資本主義~ルールが変わる時』を書籍化したものだ。

『善と悪の経済学』
(トーマス・セドラチェク/著)

チェコで大統領の経済アドバイザーを務めた気鋭の経済学者である著者は、価値中立的に見える経済学は、実は「善」や「悪」といった倫理や価値基準を内包しており、今こそその起源に戻り、伝統的価値観にもっと耳を傾けるべきだと主張する。人間の経済活動については、哲学、宗教、神話、詩から多くのことを学ぶことができるのである。