
『デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論』
(デービッド・アトキンソン/著)
日本のGDP(国内総生産)は近年中国に抜かれ、世界第 3位となった。それは、今も日本が経済大国であることを示しているが、今後長期的に人口減・高齢化が進み衰退する日本経済を暗示しているとも捉えられる。しかし、元著名アナリストで、現在は日本の伝統工芸会社の代表も務める著者は、日本経済には実はまだ「伸びしろ」があるという。
日本のGDP(国内総生産)は近年中国に抜かれ、世界第 3位となった。それは、今も日本が経済大国であることを示しているが、今後長期的に人口減・高齢化が進み衰退する日本経済を暗示しているとも捉えられる。しかし、元著名アナリストで、現在は日本の伝統工芸会社の代表も務める著者は、日本経済には実はまだ「伸びしろ」があるという。
2014年、訪日外国人数が過去最大の1,300万人を超え、2020年東京オリンピック誘致成功とともに大きな話題を呼んだ。では本当に日本の「おもてなし」は世界に認知され、日本は観光大国として存在感を示せているのだろうか?本書ではそうした楽観論へ異を唱え、人口減少を迎える日本が歩むべき観光戦略を真正面から論じている。