デザイン思考

『デザインの次に来るもの』
(安西洋之、八重樫文/著)

近年、経営における「デザイン」の可能性が評価され、デザイナーの考え方やプロセスを体系化した「デザイン思考」にも注目が集まっている。しかし欧州の経営とデザインの最前線では「デザイン思考」に加え、「デザイン・ドリブン・イノベーション」という考え方が両輪として存在し、EUのイノベーション政策の中にも組み込まれているという。そしてその中核にあるのが「意味のイノベーション」というアプローチだ。

『顧客体験の教科書』
(ジョン・グッドマン/著)

製品の価格や機能で勝負することが難しくなった昨今、「顧客体験(CX:カスタマーエクスペリエンス)」の重要性が指摘されている。本書では、CXの本質がクレーム対応といった受け身なものではなく、収益を生み出すロイヤルカスタマーをいかに創るかという攻めの戦略にあることを解き明かし、そのための一貫した方法論を解説する。

『小さな天才になるための46のルール』
(マーティ・ニューマイヤー/著)

1970年代から活躍するデザイン界の重鎮であり、「デザイン思考」の創始者の一人でもある著者によれば、「天才」とは洞察をイノベーションに変え、その過程でわれわれの世界観を変えてしまう人、つまり創造性(クリエイティビティ)を独創性(オリジナリティ)にまで引き上げられる人のことを指す。

『ジョナサン・アイブ―偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー』
(リーアンダー・ケイニー/著)

生前のスティーブ・ジョブズが自身に次ぐ事業権限を与えるほど信頼し、ジョブズ亡き後もアップルのデザイン部門を率いる人物が、本書の主人公ジョナサン・アイブである。本書は彼のデザイン哲学を解説した初めての一冊。アップルの製品デザインの真髄、そして殆ど明かされてこなかったアップルのデザイン部門(IDg)の姿が克明に描かれている。

『CEOからDEOへ 「デザインするリーダー」になる方法』
(マリア・ジュディースほか/著)

「デザイン思考」という言葉が話題だが、デザインとは何だろうか?著者はデザインを「(集団的な)変化を促すもの」と定義し、これからの時代を切り拓く「デザインするリーダー=DEO(デザイン・エグゼクティブ・オフィサー)」像を明らかにする。著者はFacebookのプロダクトデザインのディレクターも務める人物。