コミュニケーション

『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』
(西岡 壱誠/著)

「東大」「作文」と聞くと、大学受験の小論文テクニックのように聞こえるが、本書で解説される「東大作文」は、メールやSNS、ビジネスの企画書や議事録、プレゼンなどでも使える文章術だ。その原型は、著者が全科目「記述式」の東大合格のために磨き上げた、読み手のことを考えながら作文する技術である。

『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント―最高のリーダーは自分を信じない』
(守屋智敬/著)

近年の企業における働き方改革やダイバーシティ推進の文脈のなかで、「アンコンシャス・バイアス」という概念が注目を集めている。これは誰もが持っている「無意識の偏見」のことで、たとえば「彼女は小さい子どもがいるので泊まりの出張は無理」「プライベートを優先する社員は昇格に興味がない」といった決めつけや思い込みとして現れる。

『人に頼む技術―コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学』
(ハイディ・グラント/著)

人に頼みごとするのは何となく気がひけるという方も多いだろう。相手があまり親しくない人の場合などはなおさらだ。しかし働き方改革や多様性の推進によって、現代の職場では、以前にも増して共同作業やサポートが重要になってきている。また、リーダー的立場の人は、メンバーが助け合いの文化を築かなければ、組織が生き残れない。

『看板のない居酒屋』
(岡村佳明/著)

静岡県内で「遊洒 岡むら」など繁盛店を複数店経営する岡村佳明氏。その原点は、著者の母親が切り盛りするカウンター5席だけの小さな居酒屋にあった。本書では、そんな母親から受け継いだ教えをもとに、「宣伝しない、看板出さない、入り口がわからない」という独自のコンセプトによるお店作り、人づくりの秘訣を解説した一冊だ。

『ささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本』(みさき じゅり/著)

HSP(Highly Sensitive Person)とは、アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱した、「敏感すぎる人」という概念である。自身の感覚や他人の感情に敏感で疲れやすいといった特徴がある一方、洞察力や危機管理能力に優れる一面も持っており、研究によれば、国籍や性別を問わず人口の 15~20%が HSPに該当するという。

『人生を変えるアウトプット術―インプットを結果に直結させる 72の方法』(千田琢哉/著)

本を読んだりセミナーに参加したりしても、仕事や生活に活かすアウトプットができなければあまり意味がない。また、インターネットの普及以降、われわれを取り巻く情報量は膨大となり、発信し続けなければすぐに存在が埋もれてしまう時代となった。ではどうすれば、良質なアウトプットを継続することができるのか。

『EQ 2.0―「心の知能指数」を高める 66のテクニック』
(トラヴィス・ブラッドベリーほか著)

ビジネスや社会的な成功の主要因が IQ(知能指数)ではなく EQあるいは EI(Emotional Intelligence Quotient:心の知能指数)にあるという研究を受け、EQが注目されるようになって久しい。EQは自己や他者の感情を認識して管理する能力を指すが、その重要性は理解できていても、実践することは簡単ではない。

『社会人1年目の教科書』
(菅沼勇基/著)

社会人1年目から伸びる人と伸びない人の差は、どこにあるのか。33歳にして成長企業の経営者として、また医療法人の理事などとして多方面で活躍する著者によれば、それは考え方や習慣の違いにある。本書は、著者がこれまで培ってきた、仕事における原理原則や基本的な姿勢、目標の立て方、情報収集や準備の方法を丁寧にひも解いた一冊だ。

『おとしどころの見つけ方―世界一やさしい交渉学入門』
(松浦 正浩/著)

「交渉」というと国家間外交や立ち退き交渉といったハードなイメージがある。だが仕事で日々行う打合せや会議、営業などはもちろん、友人や家族とのやり取りなども、実はすべて交渉だ。つまり交渉とは、複数の人間が未来のことがらについて話し合い、協力して行動する取り決めをすること。そしてそれを研究する学問が「交渉学」である。

『伝わるのは1行。』
(田口 まこ/著)

インターネットやメール、SNSなど、日常生活やビジネスでは日々膨大なテキスト情報が行き交っている。そうした中、情報を発信する側には、読み飛ばされないよう一瞬で概要がわかり、かつ詳しく読みたくなるような表現技術が求められている。本書では、そんなキャッチーな「1行」を書くための、コピーライター秘伝のテクニックを解説する。