
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
(ケリー・マクゴニガル/著)
一般的に「ストレスは健康に悪い」と考えられている。そのため、多くの人はストレスをなるべく避けるように行動する。しかし、ストレスを抱えている人の中でも「ストレスは健康に悪い」と考えている場合のみ、実際に死亡リスクが高まる——最新の調査研究ではそんな衝撃的な結果が確かめられたという。
一般的に「ストレスは健康に悪い」と考えられている。そのため、多くの人はストレスをなるべく避けるように行動する。しかし、ストレスを抱えている人の中でも「ストレスは健康に悪い」と考えている場合のみ、実際に死亡リスクが高まる——最新の調査研究ではそんな衝撃的な結果が確かめられたという。
本書は、スタンフォード大学で多数の賞を受賞しているケリー・マクゴニガル教授が、実際に行っている「自分を変える」講義のエッセンスを取りまとめた一冊。この講義の受講生満足度は97%にも及ぶという。本書の特徴はこれまで抽象的な概念として認識されていた『意志の力』を、実験やデータといった科学的なアプローチを用いて、分析している点にある。