キャリアや人生プランを考える

『個人力―やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方』
(澤 円/著)

近年徐々に複業やリモートワークなどを行う人は増えていたが、新型コロナウイルスによるパンデミックは、これまでの「働き方のあたりまえ」を一挙に崩していった。そんな中で自分を見失うことなく、豊かな人生を送るには、これまでとは違うマインドセットやスキルが求められる。その中心的資質となるのが「個」の力、本書でいう「個人力」だ。

『あえて数字からおりる働き方』
(尾原和啓/著)

近年のSNSの流行に加え、ステイホームの影響から、オンライン上でのやり取りは増え続けている。便利さの一方で、SNSでは「いいね数」や「フォロワー数」を求めて見栄えのする発信をしてしまう人も多く、昨今話題となった「好きなことで生きていく」の「好き」も、共感されるようなものを選びがちになる。

『科学的な適職』
(鈴木 祐/著)

2012年、コーネル大学が 1,500人もの老人に「人生でもっとも後悔したこと」を尋ねたところ、一番多かったのは「なんでもっと良い仕事を探さなかったのだろう」「あんな職場はすぐに辞めるべきだった」といったキャリア選択への未練の言葉だったという。それほどまでに、就職・転職などキャリア選びの後悔は人生の後悔に直結するのだ。

『入院・介護・認知症…親が倒れたら、まず読む本』
(渋澤和世/著)

高齢化が進む日本では、現在、介護離職や老老介護(高齢者同士による介護)、高齢者への虐待など様々な社会課題がある。特に当事者にとっては、介護ストレスによる介護疲れが大きな問題だ。そこで本書では、仕事や育児との両立を前提に、「完璧な介護」ではなく「頑張りすぎない介護」「自滅せず、親も家族も幸せになる介護」を解説。

『そろそろはじめる親のこと』
(大澤 尚宏/著)

現在、日本では年間約 10万人が「介護離職」で職場を離れている。離職すれば収入は激減するうえに、復職できる割合も高くないという。超高齢化社会を目前に、誰にとっても他人事ではない問題だが、特に働き盛りで、親の介護問題をじっくり考えているという人は少ないだろう。本書はそうした人が「親のこと」を考えるきっかけとなる一冊だ。

『自分を最高値で売る方法』
(小林正弥/著)

近年「働き方改革」による生産性向上や長時間労働の是正が叫ばれているが、個人の収入に関して明るいニュースは少ない。ただ確実なのは、一社専属で勤めている限り、大幅な収入増は見込めないということだ。そこで本書では、副業解禁の流れに乗り、自分を最高値で売ることによって、収入と自由な時間を最大化する方法を解説する。

『Beyond the Label―「こうあるべき」の先にある、自分流リーダーシップと成功の形』

近年、多様な働き方の実現が叫ばれているが、「自分らしい働き方」は人それぞれ異なる。では、どうすればそれを見つけることができるのか。ロレアルやGAPを経て、米国人女性として初のシャネルのグローバルCEOに就任、10年以上活躍した著者がキャリアを振り返った本書は、そんな「自分らしい働き方」と出会うためのヒントが詰まった一冊だ。

『9割の会社はバカ―社長があなたに知られたくない「サラリーマン護身術」』
(石原壮一郎、三矢晃子/著)

日大アメフト部やモリカケ問題、サービス残業やブラック企業、パワハラ、マタハラなど、現在「働き方」や「組織の横暴」が毎日のようにメディアで取り上げられている。本書は労使問題のプロである特定社労士が、そうした「会社や組織、上司の横暴」を撃退するテクニックを徹底解説してくれる一冊だ。

『40代の自己啓発』
(網屋信介/著)

国立社会保障・人口問題研究所によれば、2050年には日本人女性の平均寿命は 90.29歳、男性で 83.55歳まで伸びると見込まれており、人生 100年時代が確実に近づいている。つまり 40代は今や折り返し地点ではなく、その後の人生の方が長いのだ。そして、多くの人は 50代、60代になったとき、40代の過ごし方を後悔しているのだという。

『「AIで仕事がなくなる」論のウソ―この先15年の現実的な雇用シフト』
(海老原嗣生/著)

現在「AIに仕事を奪われる」といった議論がいたるところで展開され、それに対する反応は仕事を将来を案じる人、自分が現役の間は逃げ切れると楽観視する人などに分かれる。しかし、実は AIによる雇用崩壊を報告しているレポートでは、実際の現場を調べずに書かれていることが多く、現実的予測として議論のベースにするには危険が残るという。