キャリアや人生プランを考える

『科学的な適職』
(鈴木 祐/著)

2012年、コーネル大学が 1,500人もの老人に「人生でもっとも後悔したこと」を尋ねたところ、一番多かったのは「なんでもっと良い仕事を探さなかったのだろう」「あんな職場はすぐに辞めるべきだった」といったキャリア選択への未練の言葉だったという。それほどまでに、就職・転職などキャリア選びの後悔は人生の後悔に直結するのだ。

『入院・介護・認知症…親が倒れたら、まず読む本』
(渋澤和世/著)

高齢化が進む日本では、現在、介護離職や老老介護(高齢者同士による介護)、高齢者への虐待など様々な社会課題がある。特に当事者にとっては、介護ストレスによる介護疲れが大きな問題だ。そこで本書では、仕事や育児との両立を前提に、「完璧な介護」ではなく「頑張りすぎない介護」「自滅せず、親も家族も幸せになる介護」を解説。

『そろそろはじめる親のこと』
(大澤 尚宏/著)

現在、日本では年間約 10万人が「介護離職」で職場を離れている。離職すれば収入は激減するうえに、復職できる割合も高くないという。超高齢化社会を目前に、誰にとっても他人事ではない問題だが、特に働き盛りで、親の介護問題をじっくり考えているという人は少ないだろう。本書はそうした人が「親のこと」を考えるきっかけとなる一冊だ。

『自分を最高値で売る方法』
(小林正弥/著)

近年「働き方改革」による生産性向上や長時間労働の是正が叫ばれているが、個人の収入に関して明るいニュースは少ない。ただ確実なのは、一社専属で勤めている限り、大幅な収入増は見込めないということだ。そこで本書では、副業解禁の流れに乗り、自分を最高値で売ることによって、収入と自由な時間を最大化する方法を解説する。

『Beyond the Label―「こうあるべき」の先にある、自分流リーダーシップと成功の形』

近年、多様な働き方の実現が叫ばれているが、「自分らしい働き方」は人それぞれ異なる。では、どうすればそれを見つけることができるのか。ロレアルやGAPを経て、米国人女性として初のシャネルのグローバルCEOに就任、10年以上活躍した著者がキャリアを振り返った本書は、そんな「自分らしい働き方」と出会うためのヒントが詰まった一冊だ。

『9割の会社はバカ―社長があなたに知られたくない「サラリーマン護身術」』
(石原壮一郎、三矢晃子/著)

日大アメフト部やモリカケ問題、サービス残業やブラック企業、パワハラ、マタハラなど、現在「働き方」や「組織の横暴」が毎日のようにメディアで取り上げられている。本書は労使問題のプロである特定社労士が、そうした「会社や組織、上司の横暴」を撃退するテクニックを徹底解説してくれる一冊だ。

『40代の自己啓発』
(網屋信介/著)

国立社会保障・人口問題研究所によれば、2050年には日本人女性の平均寿命は 90.29歳、男性で 83.55歳まで伸びると見込まれており、人生 100年時代が確実に近づいている。つまり 40代は今や折り返し地点ではなく、その後の人生の方が長いのだ。そして、多くの人は 50代、60代になったとき、40代の過ごし方を後悔しているのだという。

『「AIで仕事がなくなる」論のウソ―この先15年の現実的な雇用シフト』
(海老原嗣生/著)

現在「AIに仕事を奪われる」といった議論がいたるところで展開され、それに対する反応は仕事を将来を案じる人、自分が現役の間は逃げ切れると楽観視する人などに分かれる。しかし、実は AIによる雇用崩壊を報告しているレポートでは、実際の現場を調べずに書かれていることが多く、現実的予測として議論のベースにするには危険が残るという。

『戦力「内」通告 ハーバードが教えてくれない「本当に生き残れる社員」』
(ダン・ラスト/著)

社内政治やセルフプロモーションという言葉に良い印象を持っている人は少ないかもしれない。しかし、好むと好まざるとに関わらず、順調にキャリアアップしていく人は、少なからずそうした方法でアピールしていると感じることはないだろうか。実際に、多くの人々のキャリア開発に携わってきた著者によれば、彼らは会社で行われる人間のゲームをうまくプレイし、その結果、リストラ候補に挙がることはほとんどないという。

『多動力』
(堀江貴文/著)

グローバル化やインターネットの普及によりビジネス環境の変化は年々加速し、IoTなどのテクノロジーの進化によって業界の垣根も溶けていこうとしている。そうした時代において、一つの組織やスキル、肩書しか持たないことはリスクが高い。ではどうすればいいのか、そのヒントが本書のタイトルにもなっている「多動力」だ。