キャリアや人生プランを考える

『無(最高の状態)』
(鈴木 祐/著)

近年、生きづらさや不安を抱えて生活を送る人が急増している。日本における 10~39歳の死因の1位は「自殺」であり、世界的に見ても、一生の間に鬱病や不安症にかかる人が3割を超える国は珍しくない。このようなストレス社会に対応するための方法を説く記事や書籍は多い。だが、それらは根本的な解決につながっているとは言い難い。

『HAPPY STRESS―ストレスがあなたの脳を進化させる』
(青砥瑞人/著)

「ストレス」というと、ネガティブな印象を持つ人が少なくない。一方で、適度なストレスは人に成長やポジティブな影響も与える。現代のように不確実性が高い時代には、未来予測が困難で「変化」ストレスにさらされやすい。したがって私たちはストレスの捉え方を見つめ直しながら、柔軟に変化していく必要があるだろう。

『精神科医が見つけた3つの幸福』
(樺沢紫苑/著)

「幸福論」や「幸福になる方法」といった本はこれまでにも数多く出版されている。ただし、それらはあくまでも哲学的な議論や観念論が多く、科学的根拠をもとに、実用的で明確な「今日から、コレをすれば幸せになれる」という To Doを示した「実用的な幸福の本」は実は少ない。

『適職の結論―あなたが気づいていない「本当の強み」がわかる』
(宇都宮隆二/著)

現在 20~30代の若手世代にとっては転職が当たり前の時代になったが、「向いている仕事がわからない」「転職に失敗したらどうしよう」と悩む人も多い。転職すべきか今の会社で働き続けるかに迷ったり、「自己分析」や「適性判断」をしてもピンとこない人に必要なのは、自分の強みを理解し、人それぞれ異なる適職の最適解を見つけることだ。

『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』
(佐藤敦規/著)

近年、雇用の不安定さは増している。中堅・ベテランとよばれる年代に突入するも、「今の会社でこれ以上出世するのは難しい」「もう若くないし、転職は難しい」「定年まで会社にいられるか分からない/そもそも定年まで会社が続くか不安」といった悩みや焦りを抱えている方も少なくないはずだ。

『THE HUNGRY SPIRIT これからの生き方と働き方』
(チャールズ・ハンディ/著)

近年、格差の拡大や金融市場の不安定さなど、資本主義経済の限界やゆがみを批判する声が高まってきている。こうした問題に対し、1997年時点で警鐘を鳴らしていたのが本書だ。20年前の発行とは思えないほど現在の資本主義のゆがみの本質をついているだけでなく、むしろその問いかけの普遍性が際立つものとなっている。

『NEWフリーランスの稼ぎ方』
(山口拓朗/著)

近年働き方の選択肢が増え、生涯会社員として働くのではなく、起業、フリーランス、複業という道を選ぶ人も増えてきている。また昨今では、起業やフリーランスのあり方自体も多様化した。本書で提唱されるのは、従来の請負仕事に加え、「CtoCサービス(個人間取引)の提供」を組み合わせた「NEWフリーランス」というスタイルだ。

『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』
(フランク・マルテラ/著)

多くの人は人生に意味や目的を求め、幸福になることをゴールにしている。しかし、忙しい日々を過ごす現代人にとって、改めて「生きる意味」や「幸福」とは何かを考えることは少ない。しかも、幸福になりたいと思えば思うほど、その実現が遠のいてしまうことも多い。本書は、そんな哲学的な問題を正しく考えるための思考法を提示する一冊だ。

『ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか』
(熊谷 徹/著)

ドイツは日本と同様に、モノづくりで経済を支えてきた国だ。しかし、日本では「テレワークは不可能」という意見が強い「製造業」においても、デジタル化が進んでいるという。2020年のコロナ禍を経て、多くの企業でテレワークが導入され、さらにそれが通常業務の一形態として定着しつつあるのだ。それでも、日本と比べ生産性は高い。

『転職 2.0 日本人のキャリアの新・ルール』
(村上 臣/著)

終身雇用の時代が終わり、転職のあり方も変わりつつある。誰もが個人のキャリアを自分の意思で決められる時代には、会社任せのキャリア形成はリスクが伴う。自分の望むキャリアを実現するために必要な意思決定とは何か。そこで本書では、転職の考え方を、従来の「転職 1.0」から「転職 2.0」にアップデートする重要性とその方法を解説する。