アイデア・企画発想

『わがセブン秘録』
(鈴木敏文/著)

セブンイレブンは、いまや日本人の生活になくてはならない圧倒的存在として、コンビニ業界を牽引し続けている。そのセブン-イレブンを育て上げたのが、著者であり、日本を代表する名経営者と言われる鈴木敏文氏。本書は、昨年セブン&アイ・ホールディングス CEOを退任した著者のビジネス人生の総まとめともいえる半自伝的経営論である。

『正解が見えない課題を圧倒的に解決する 超仮説思考』
(高野 研一/著)

これまでビジネスの世界では、多くのフレームワークを使いこなし、素早く最適解を見つける能力が重視されてきた。だが、インターネットの発展とともに、検索ですぐに出てしまうような解は価値を持たなくなり、検索しても出てこないような答えにたどり着く思考力や発想力こそが必要とされる時代になった。

『仕掛学 ―人を動かすアイデアのつくり方』
(松村真宏/著)

「仕掛け」とは、人に「ついしたくなる」感情を起こさせ、人の行動を変化させる仕組みのことだ。例えば、ついゴミを投げ入れたくなるバスケットゴールのついたゴミ箱、つい並べ直したくなる統一された背表紙が書かれたコミック…、こうした事例を世界中から集め、その原理や発想法を体系化したのが、「仕掛学」(しかけがく:Shikakeology)である。

『「兆し」をとらえる―報道プロデューサーの先読み力』
(野口雄史/著)

良質な経済ドキュメンタリーとして、今やビジネスパーソンでは知らない人はいないであろうテレビ東京の人気番組『ガイアの夜明け』。本書は同番組の立ち上げからかかわり、その後はチーフ・プロデューサーとして番組を長年率い、現在は『ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)』も手掛ける著者が、番組制作の裏側と、時代の「兆し」をとらえる仕事術を解説した一冊。

『ORIGINALS―誰もが「人と違うこと」ができる時代』
(アダム・グラント/著)

「オリジナルな人」、すなわち歴史上の偉人や発明家、起業家といった自らのビジョンを実現した人々は、勇敢なリスクテイカーであり、一般人とは異なると考える人も多い。だが著者はそれを否定し、彼らもまた恐れや自己不信と闘いながらリスクのバランスをとっていたこと、そして誰もがオリジナリティを発揮できること科学的に証明していく。

『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』
(ティナ・シーリグ/著)

何かアイデアを思いついても、どうやってそれを形にすればよいかわからない…という方は多いはずだ。本書はそんな「ひらめきを形にする方法」を解説する。それは「インベンション・サイクル」と呼ばれ、これまで曖昧だった「想像力」「クリエイティビティ」「イノベーション」「起業家精神」を定義し、アイデア実現までの手順を明確に示す。

『小さな天才になるための46のルール』
(マーティ・ニューマイヤー/著)

1970年代から活躍するデザイン界の重鎮であり、「デザイン思考」の創始者の一人でもある著者によれば、「天才」とは洞察をイノベーションに変え、その過程でわれわれの世界観を変えてしまう人、つまり創造性(クリエイティビティ)を独創性(オリジナリティ)にまで引き上げられる人のことを指す。

『馬を飛ばそう』
(ケヴィン・アシュトン/著)

世の中は「天才」のひらめきとされる偉業で溢れている。例えばモーツァルトの手紙によれば、彼は数々の名曲を完成された状態でひらめき、それを紙に書き写すだけだった。他にも湯船で金と合金を見分ける方法を発見したアルキメデス、初めて飛行機を飛ばしたライト兄弟、革新的な製品をつくったスティーブ・ジョブズなど枚挙に暇がない。

『「洞察力」があらゆる問題を解決する』
(ゲイリー・クライン/著)

私たちは個人・組織を問わず、パフォーマンスをあげるために、論理的・分析的に「いかにミスをなくすか」という方向に思考しがちである。そうした「見える問題」を減らすことはわかりやすいし、指標化しやすいからだ。一方で「ひらめき」とも呼べる、他の人に「見えない問題を見抜く力」は、問題解決の強力な武器になる。

『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』
(佐宗 邦威/著)

「デザイン思考」は、新しい事業、商品やサービスプロセス等を創る「創造的問題解決の方法」として、現在では世界のトップMBAスクールでもこぞって教えられている。本書ではP&Gのマーケター出身の佐宗邦威氏が、米国デザイン教育の最先端であるイリノイ工科大学デザインスクールへの留学やソニーでの新規事業創出を経て体得したデザイン思考を、基本からわかりやすく解説する。