無料書評レビュー(時事・政治経済 ジャンル)

書評『世界がもし100億人になったなら』
(スティーブン・エモット/著)

本書は、マイクロソフト・リサーチ計算科学研究所所長であり、科学者としても著名な筆者による、科学的見地から地球や我々の生活の在り方を考察した一冊です。同研究所では、気候や生態系を含む様々な複雑系について、人間が地球に与える影響を研究しています。特に、この地球を取り巻く「複雑系」のシステムが、

書評『アベノミクスの幻想 日本経済に「魔法の杖」はない』
(池田信夫/著)

「アベノミクス」については、賛否両論あわせて、様々な著書が執筆されています。経済本や政策関連本については、Amazonのレビューでもそうですが、読者の反応も肯定・否定真っ二つにわかれるようです。本書の立ち位置は明確で、

書評『競争力』
(三木谷 浩史/著)

本書は、楽天の三木谷社長(※以下三木谷氏)が父であり、経済学者である三木谷良一氏(※以下良一氏)と日本経済をめぐるさまざまな問題について対談した内容をまとめた一冊。ちなみに良一氏は、

書評『劣化国家』
(ニーアル・ファーガソン/著)

気鋭のハーバード大学の歴史学教授が、「西洋文明の衰退」に着目し、衰退の必然性と、国家の未来について論じた一冊。特に「先進国の未来」についての示唆があり、英国BBC(イギリス公共放送)のTV番組「リースレクチャー」での講義が書籍化されたものです。まず、著者は西洋の諸国家(文明論的に日本も含まれる)が、

書評『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』
(渡邉 格/著)

本書『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』は、「パン屋」を舞台に、「マルクス」や「エンデの遺言」といった経済論・金融システム論などを学ぶことができる一冊です。筆者は、人口1万人未満の岡山県真庭市勝山で天然酵母を使用した「パン屋タルマーリー」を営む店主なのですが、30歳まで定職につかず、食品卸売会社を経て、パン屋を開業したという異色の経歴の持ち主。

書評『経済学は人びとを幸福にできるか』
(宇沢 弘文/著)

著名な経済学者 宇沢弘文氏が、多くのエッセイや論文から、経済学と、幸福や人間の在り方を論じた一冊。表紙の仙人のような風貌が特長的ですが、著者は東大名誉教授、スタンフォード大学、シカゴ大学、カリフォルニア大学などの教授を歴任した、著名な経済学者です(現在はTPP反対論者のようです)。

書評『経済は世界史から学べ! 』
(茂木 誠/著)

今回ご紹介するのは、難解でとっつきにくい「経済」を、皆さんが興味を持ちそうな「歴史」という「物事の成り立ち」から学ぶことで理解を進めていこうという、経済学入門書です。著者は、駿台予備校で世界史を担当する現役人気講師であり、世界史の参考書の執筆も数多く手がけている人物です。

書評『そして日本経済が世界の希望になる』
(ポール・クルーグマン/著)

「ノーベル賞経済学者」、「経済学の鬼才・天才」・・・本書『そして日本経済が世界の希望になる』の筆者は、経済学者として世界的に著名な「ポール・クルーグマン」氏。相手がだれであろうと強烈な批評を行うパーソナリティを持つ筆者ですが、

書評『ウォール街の物理学者』
(ジェームズ・オーウェン・ウェザオール/著)

現在、NYにある世界の金融センター「ウォール街」を席巻しているのは「誰」なのか?これは、現在の金融界のトレンドを理解する上でとても重要な質問とも言えます。そして、本書「ウォール街の物理学者」を読めば、

書評『池上彰のアフリカビジネス入門』
(池上 彰/著)

本書は「池上彰」氏が、アフリカにおける日本のビジネスチャンスを様々な観点から解説した一冊。池上氏といえば、TVや書籍で引っ張りだこの「池上彰の~」シリーズで有名ですが、その特徴は、やはり「物事の本質」を「分かりやすく」紹介する、

書評『成長から成熟へ さよなら経済大国』
(天野 祐吉/著)

コメンテーターとしても有名な元博報堂の「天野祐吉」氏による、現代大量消費社会・成長至上主義への警鐘と提言をまとめた一冊。筆者の天野氏と言えば、広告代理店「博報堂」に勤めその後独立、雑誌「広告批評」を創刊するなど、

書評『それでも金融はすばらしい』
(ロバート・J. シラー/著)

本日紹介する一冊は、2013年のノーベル経済学賞受賞者として著名な「ロバート・J. シラー」が、金融の仕組みや役割を解説することを通じて、その本質や重要性を改めて解説した一冊です。著者であるロバート・J. シラーは、イェール大学教授として「資産価格の実証分析」ノーベル経済学賞を受賞し、

書評『リー・クアンユー、世界を語る』
(グラハム・アリソンほか/著)

本書は「シンガポール建国の父」と呼ばれ、今なおオバマ米大統領をはじめ各国の著名人から支持を集める元首相「リー・クアンユー」が、世界的政治トピックスを中心に、その未来展望を語った一冊です。リー・クアンユーと言えば、シンガポール初代首相に就任し、

書評『TPP秘密交渉の正体 』
(山田 正彦/著)

本書は、元農林水産大臣でTPP反対論者でもある山田正彦氏による、TPP交渉の裏側に鋭く切り込んだ一冊です。著者はTPP(Trans‐Pacific Partnership)について、賛成のスタンスをとっていた民主党内でも反対の立場を貫き、当時の内閣と袂をわかった人物としても有名です。また以前から、

書評『これから日本と世界経済に起こる7つの大激変』
(渡邉 哲也/著)

日本や世界のマネーはこれからどこに向かうのか、また、アメリカ、ヨーロッパ、中国が内包する経済問題とはなにか…、本書は、最新のトピックスを通じて、今後日本と世界経済に起こるであろう7つの大きな地殻変動を予測した一冊です。著者の渡邉哲也氏は、

書評『流通大変動―現場から見えてくる日本経済』
(伊藤 元重/著)

本書は、日本経済をマクロとミクロの両方の観点から理解するための素材として「流通」にフォーカスを当て、今後の日本経済の動向を見通そうという一冊です。筆者は、東京大学の教授であり、経済学者としてテレビ東京のワールドビジネスサテライトなどでも、

書評『2014年の「中国」を予測する』
(宮崎正弘、石平/著)

本書は、近年急激な経済成長を遂げた「中国」の2014年以降の展望について、経済、政治、外交などの観点から、警鐘を鳴らした一冊です。著者は、中国事情に通じ中国の政治(共産党)、外交政策、経済事情などについて多数の本を執筆し、

書評『人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本』
(山田順/著)

本書は、長年メディア業界に身を置いていた著者による、人口減少、経済衰退、財政破綻といった「日本悲観論」の観点から日本の将来を考察した一冊です。著者は、雑誌編集者として30年以上もメディア業界に身を置いてきた方ですが、近年では「日本悲観論」の立場から様々な情報の発信を行っており、

書評『青木昌彦の経済学入門: 制度論の地平を拡げる』
(青木 昌彦/著)

今回ご紹介するのは、現在日本で最も高名な経済学者の一人といわれる青木昌彦氏が「制度経済学」を解説した一冊です。本書の著者である青木昌彦氏は、世界的な経済学の権威であるIEA(国際経済学連合)の会長を務めた経験を持つ人物で、

書評『ハウスワイフ2.0』
(エミリー・マッチャー/著)

本書は、ハーバード大学を卒業しながら企業を離れ、専業主婦として暮らすエミリー・マッチャー氏が、同世代の若い女性たちがエリート職を捨てて次々と主婦になるトレンドに注目した一冊。昨今、日本国内のみならず欧米をはじめとした各先進国において、

書評『農協解体』
(山下一仁/著)

本書は、元農水省キャリア官僚の山下一仁氏が、農協の歴史と現状から「農協解体」の具体策に切り込んだ一冊。「農協」といえば組合員1,000万人以上を抱え、TPP 関連の話題でも必ず「農協」の問題に触れられることが多く、

書評『世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ』
(近藤由美/著)

本書は、自分のお金、物品、時間、スキルなどを他人のために使う=「寄付」の魅力に迫る一冊。「寄付」という行為の寄付先から様々な手法、寄付税制などまで解説し、その魅力に迫るという非常に興味深い一冊です。最近では、

書評『藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた』
(藻谷 浩介/著)

本書は地域振興の専門家「藻谷浩介」氏による、「地方」を中心とする日本経済の「現場」から日本再生のヒントを探った一冊。著者である「藻谷浩介」氏は、地域経済の振興策を解説した『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』を執筆するなど、

書評『東京を変える、日本が変わる』
(舛添 要一/著)

本書は東京都知事選で圧勝し、都知事に就任した舛添要一氏の書き下ろし政策論。「東京を世界一の都市にする」と語った都知事戦での言葉が有名ですが、では具体的にどのような政策を想定しているのか、その背景とともに語られた一冊です。舛添氏の経歴を簡単に振り返ると、