2023 2月

『1000人のトップセールスをデータ分析してわかった営業の正解』
(山田和裕/著)

「営業は属人的なもの」「営業が 100人いたら 100通りのやり方があっていい」と考える人や企業は多い。だが実際には、業種・業界を超えて「できる営業」に共通する特性は存在する。ただトップセールス本人もなぜ売れているのか言語化できていないケースも多く、それを見える化・体系化できている企業が少ないというのが実情なのだ。

『小さく分けて考える―「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考』
(菅原健一/著)

仕事をする中で、「努力が報われない」「頑張っても評価されない」と感じたことはないだろうか。こんなとき「やみくもに頑張る」が誤った方向性だということは、多くの人が理解しているはずだ。一方、「では、どうすれば良いのか?」については、曖昧で結論が出ない思考を繰り返している人も多い。

『デザイン思考 2.0―人生と仕事を変える「発想術」』
(松本勝/著)

近年、「デザイン思考」という考え方がビジネス界で活用されるようになった。デザイン思考は、「人の心の動き」に着目した思考法であり、ビジネス面での活用はもちろん、個人のキャリアデザインという観点でも活用できるという。だが実際に今の日本でデザイン思考を有効活用できている人は多いとは言えない。

『仕事も家庭もうまくいく!共働きのすごい対話術』
(あつたゆか/著)

近年「共働き」世帯は増加を続け、最新の厚生労働省調査によると 1200万世帯以上が共働きであり、今後も増加が見込まれている。それと同時に増えているのが、「仕事と家庭の両立」の悩みだ。家事分担や結婚、出産、就転職、育児など、共働きカップル・夫婦においてはキャリア形成における様々なジレンマが存在する。

『発達障害「グレーゾーン」―その正しい理解と克服法』
(岡田尊司/著)

「発達障害」という言葉が昨今よくメディアで取り上げられるようになった。発達障害とは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)や学習障害、ASD(自閉スペクトラム症)などを含む広汎な用語だが、近年その認知度向上に伴い、発達障害の可能性を疑い医療機関を訪れる人も増えてきている。

『話し方の正解―誰とでもうまくいく人の 55のルール』
(桐生稔/著)

「思っていることを言葉にできない」「初対面での会話が苦手」「人前で話すときに緊張する」など、話し方やコミュニケーションについて悩む人は多い。一方で、話していていつも楽しい人、いつも場を明るくしてくれる人、なぜか協力したくなる人もいる。そういった人たちの共通項や行動を知ることで、誰とでもうまくいく会話を実現できる。

『付加価値のつくりかた』
(田尻望/著)

仕事や商品の「付加価値」が重要であることは、多くの人が知っているが、実際に付加価値とは何か、どのように創出すればいいのかなどは具体的になっていないことがほとんどだ。本書は、仕事の生産性を高め、売上や利益を効率よく増やしていくカギとなる「付加価値」のつくり方を徹底的に解説した一冊だ。

『トヨタで学んだ「紙1枚!」で考え抜く技術』
(浅田すぐる/著)

長らく日本経済をけん引してきたトヨタには、「カイゼン」「なぜ5回」「紙1枚」など、その強さを支える様々な企業文化がある。ではこれらはそもそも何のために行うのか、それは「考え抜く」ためだ。締め切りなどの制約があるなかで「考え抜く」ことは難しく、誰しも考えが足りないまま表層的な対応をしたことで失敗した経験があるはずだ。

『一生お金に困らない家投資の始め方』
(永野彰一/著)

現在急速に高齢化が進む日本で、「空き家」の増加が周辺地域への悪影響を含め問題となっている。そこに目を付け、複数の家を格安の値段で手に入れることで、自宅や別荘、家賃収入を得ることができ、さらに空き家問題の解決まで可能な新たな投資術が、本書の提唱する「家投資」である。

『ぐっすり眠る習慣』
(白濱龍太郎/著)

「睡眠」は健康やビジネスでのパフォーマンスに大きな影響を与える。だがスマホのブルーライトの影響やテレワークによる生活リズムの乱れなど、近年の睡眠環境は悪化していると言えるだろう。実際、睡眠専門医として活躍する著者によれば、ここ数年睡眠の不調を訴える人が増えているという。