2022 8月

『こうして社員は、やる気を失っていく』
(松岡保昌/著)

働き方改革やリモートワークなど、近年ビジネスパーソンの働く環境は大きく変化した。そうした中でも変わらない組織課題として、社員のモチベーションの問題がある。多くの企業では従業員満足度調査やエンゲージメント・サーベイなどで、モチベーションを測定し、それをいかに高めていくかを考えている。

『科学は「ツキ」を証明できるか』
(ベン・コーエン/著)

バスケットボールで連続でシュートが決まることを「ホットハンド」という。これは人がツイていたり、波に乗っている状態を指す言葉で、芸術や科学、ギャンブルなど、スポーツの場面以外でも広くその存在が信じられてきた。自身でもホットハンドを経験した人や、ホットハンドの状態にある人を見たことがある人も少なくないだろう。

『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』
(島田裕巳/著)

諸外国に比して特定の宗教への帰属意識が低い日本人には理解しがたいかもしれないが、世界で起こる出来事の背後には、必ずと言っていいほど宗教的対立があるという。2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻も例外ではない。世界の出来事の本質を理解するためには、宗教対立について知る必要があるのだ。

『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』
(山口拓朗/著)

時代の変化に応じて求められるスキルは変化するが、いつの時代も変わらず重要なのが、物事の本質を理解する力だ。相手の言っていることがわからなかったり、理解不足のまま行動して失敗したりした経験のある人は少なくないのではないだろうか。「1を聞いて 10を知る」タイプの察しの良い人になりたいと思う人も多いはずだ。

『コンテンツ・ボーダーレス』
(カン・ハンナ/著)

「イカゲーム」や BTSなど、韓国のドラマやアーティストが世界的に脚光を浴びている。韓国コンテンツが今や単なるブームを超え、ライフスタイルの一部になりつつある背景には、YouTubeや Netflix、Tiktokといった配信プラットフォームの世界的浸透がある。プラットフォームのおかげで、まさにコンテンツがボーダーレス化したのだ。

『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』
(安西洋之、中野香織/著)

「ラグジュアリー」という言葉は、現在、贅沢感や高級感を感じさせるブランドやファッションアイテム形容するために使われることが多い。だが、近年先進的なブランドやスタートアップがそうした「旧来」のラグジュアリーと一線を画した「新しいラグジュアリー」を提示し、それらが各国で静かに拡大しているという。

『バナナの魅力を 100文字で伝えてください―誰でも身につく36の伝わる法則』(柿内尚文/著)

『バナナの魅力を100文字で伝えてください ―誰でも身につく36の伝わる法則』 著者:柿内尚文 出版:かんき出版 発行:2021年12月 定価:1,540円、272ページ 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kin

『副業×定年準備×生きがいづくり 人生を変える!50歳からのライター入門』(しげぞう/著)

多くの企業で副業が解禁される昨今、ライターの人気が高まっているという。初期投資がほとんど必要なく、クラウドソーシングサービスなどを通じて仕事を受けることができる Webライターは、手軽に始められる副業の1つだ。だが、「本当にライターとして食べていけるのか」といった不安を感じる人も多いのではないだろうか。