
『DX CX SX』
(八子知礼/著)
今後 20年、日本が人口減少の一途をたどることはほぼ確実だ。それによって引き起こされる様々な問題に立ち向かうために、日本社会と日本企業にとって、大きな変革が急務となっている。その手段として DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれているが、本格的に取り組む企業が増えた一方で失敗事例も多く耳にする。
今後 20年、日本が人口減少の一途をたどることはほぼ確実だ。それによって引き起こされる様々な問題に立ち向かうために、日本社会と日本企業にとって、大きな変革が急務となっている。その手段として DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれているが、本格的に取り組む企業が増えた一方で失敗事例も多く耳にする。
近年テレワークの定着とともに、コミュニケーションを会話や電話ではなく、メールで行うことが増えてきた。チャットツールなどでのコミュニケーションも、テキストベースのメールの延長線上にあるといえるだろう。その結果、多くのビジネスパーソンが、メールの作成・返信などに余計な時間を取られてしまっている。
資産運用による経済的自立を達成し早期リタイヤを目指す FIRE(Financial Independence,Retire Early)が注目を集めている。その実現には高収入と生活費の切り詰めが必要なイメージだが、意外にも高くない年収で FIREを達成した人も多いという。さらに、リタイヤ後もペースを落として働き続けるなら実現可能性はさらに高まる。
メンバーシップ型からジョブ型への雇用形態の変革や、リモートワークの浸透など、日本の労働環境は過渡期を迎えている。日本企業やそこで働く社員は大きな変化を求められるが、課題も多い。その1つが、現在日本の労働者の約6割を占めるミドル・シニア層が、長年の働き方から変化を遂げられるかどうかである。
一般的に営業は相手に合わせて適切な言葉遣いや伝え方、立ち居振る舞いをする「対人折衝力」、つまり話し上手であることが必要だと思われている。しかし、本書で解説されるのは、必ずしも話し上手ではなくても、「売れる営業」ないし「継続的に契約してもらえる営業」になるための方法論だ。