2022 3月

『今を生きるあなたへ』
(瀬戸内寂聴ほか/著)

2021年 11月に 99歳で惜しまれながら逝去した僧侶・作家の瀬戸内寂聴氏。本書は寂聴氏と、12年間秘書を務めてきた瀬尾まなほ氏の共著で、100歳を前に京都の寂庵で行われたインタビューを収録したものだ。寂聴氏の最後のメッセージと言える内容であり、瀬尾氏の歯に衣着せぬ物言いと、寂聴氏の軽妙な切り返しが魅力となっている。

『心を鍛える』
(藤田晋、堀江貴文/著)

ビジネスを立ち上げ、成長させることや、自らのキャリアを切り拓いていく過程においては、「メンタル」や「ハート」といった「心」の部分が重要となる。では、「心が強い」とは、どういうことか。心を鍛えるにはどうすればよいのか。それらを IT業界を牽引してきた2人が語り尽くしているのが本書だ。

『トヨタのリーダーシップレッスン』
(ケイティ・アンダーソン/著)

トヨタは高度経済成長期から、長らく日本を代表とする企業として経済をけん引してきた。トヨタの「カイゼン」やリーン生産方式といったオペレーションを解説する書籍は多いが、トヨタの強さは「人間性尊重」の企業文化に基づく人材育成にもある。本書は、トヨタの人材教育、特にリーダーシップ教育についてわかりやすく解説した一冊だ。

『メタバースとは何か―ネット上の「もう一つの世界」』
(岡嶋 裕史/著)

2022年現在、「メタバース」という言葉が注目を集めている。米フェイスブック社が社名を「Meta(メタ)」に変更、渋谷区公認の都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」など、話題には事欠かない。ではメタバースの本質とは何か、本書ではその基礎知識や歴史的背景から未来の可能性、テック企業や日本企業の動向までをわかりやすく解説する。

『会社を買って、起業する。―超低リスクで軌道に乗せる「個人 M&A」入門』(五味田匡功/著)

近年、後継者不在を解決する手段として、中小企業の「M&A」が盛んに行われている。さらに最近では、こうした法人対法人の取引はもちろん、会社員やフリーランス、士業、コンサルタントなどの個人が「小さな会社」を買う「個人M&A」も注目を集めているという。当然こうした M&Aには「買っていい会社」かどうかの「目利き」が必要となる。

『「欲しい! 」はこうしてつくられる―脳科学者とマーケターが教える「買い物」の心理』
(マット・ジョンソンほか/著)

「なぜファストフード店のロゴは赤と黄色なのか?」「なぜ去年買ったばかりの iPhoneを、今年も新調してしまうのか?」このような疑問を抱いたことはないだろうか。これらは人の行動心理に基づく企業のマーケティング戦略と強く結びついている。では具体的に、「欲しい」を誘導する仕組みとはどのようなものなのだろうか。

『ノイズに振り回されない情報活用力』
(鈴木 進介/著)

インターネットやSNSの発達によって、ビジネスパーソンを取り巻く情報の量は昔とは比べられないほど増えてきている。こうした状況においては、ノイズ(余分で価値がない情報)を除去しながら、何が価値ある情報かを見極める力、そしてそれらを咀嚼し、自らのビジネスや生活に活かすスキルが必要だ。

『「オンライン起業」の教科書』
(山口朋子/著)

近年ビジネスパーソンの間でも、パラレルキャリアや副業などで複数の収入源を持つ生き方が注目を集めつつある。投資・副業・兼業などその手段は多々あるが、本書はその中でも低コスト・低リスクで始められる「自分の得意なこと」を商品・サービスとしてオンラインで売る「オンライン起業」を指南する一冊だ。