2020 8月

『仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』
(小林雅一/著)

2010年代に入り、第三次AIブームが叫ばれ、特にここ数年自動運転やロボット技術に応用されるAIへの期待が急激に高まった。またAIが人類の知能を凌駕するシンギュラリティ(技術的特異点)や、AIによる雇用破壊などといった衝撃的な意見も多い。では、2020年現在、AIや自動運転、ロボット技術はどのようなフェーズにあるのか。

『Pitch ピッチ 世界を変える提案のメソッド』
(Open Network Lab/著)

「エレベーター・ピッチ」という言葉をご存じだろうか。スタートアップ企業が多忙な投資家から投資を受けるために(エレベーターに乗っている間程度の)短時間で行うプレゼン(ピッチ)のことで、従来の会議室で時間をかけるプレゼンとは異なり、時間や場所、相手の予備知識を問わず、「その場で相手の決断を引き出す」ことをゴールとしている。

『シリコンバレーの VC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか』
(山本康正/著)

近年、起業や起業家という存在が珍しいものではなくなった感があるが、スタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタリスト(投資家)の実態については、それほど一般に知られていないのではないだろうか。本書は、彼ら投資家がテクノロジーやイノベーションをどう捉え、どのような視点で投資先を選定しているのかを明かした一冊だ。

『スポーツ立国論―日本人だけが知らない「経済、人材、健康」すべてを強くする戦略』
(安田秀一/著)

2020年に入り、東京オリンピック・パラリンピックの延期や、各競技大会の中止が相次ぎ、スポーツの新しいあり方が模索されている。だが、2019年ラグビーW杯の盛り上がりからもわかるように、スポーツには大きな可能性がある。今後日本がスポーツの力を最大化するためには、スポーツ産業先進国である欧米の事例から学ぶ必要がある。

『「超」勉強力』
(中野信子、山口真由/著)

日本人は、大学に入学した途端に勉強をしなくなるといわれるが、特にビジネス環境の変化が速くなり、かつ人生 100年時代と言われる昨今では、生涯新たな知識を学び続けることが避けられなくなってきている。つまりどのようなビジネスパーソンにとっても、学習への苦手意識や嫌悪感を早めに払拭しておくことが重要だ。

『パン屋ではおにぎりを売れ―想像以上の答えが見つかる思考法』
(柿内尚文/著)

新たな商品やサービス、ビジネスモデルなどを考える際、アイデアがなかなか出ずに苦悩した経験がある方は多いはずだ。だが、凡庸なアイデアでも、ほんの少しの違いで大ヒットになることもある。そうした差は「思考」、つまり「考える」ことでしか生み出せないが、いわゆるヒットメーカーと呼ばれる人々によれば、考え方にはコツがある。

『なぜ、それでも会社は変われないのか―危機を突破する最強の「経営チーム」 』
(柴田 昌治/著)

シリコンバレー発の IT企業などと日本企業は、その文化の違いがよく比較される。そこで語られる日本企業の特徴の1つが、「空気を読む」文化、本書で言うところの「調整文化」だ。これは、何よりも組織の安定・混乱回避を優先する文化のことだが、経営環境の変化が早い VUCAの時代に、調整文化至上主義では時代に取り残されてしまう。