2019 6月

『エグゼクティブ・コンディショニング』
(ZERO GYM/著)

身心の調子を整える「コンディショニング」というと、スポーツ選手が行うというイメージがあるが、ビジネスパーソンにとっても非常に重要で、大きな効果も期待できるものだ。特に経営者や役員など、エグゼクティブと呼ばれるポジションや、ストレスフルな環境で働く職業の方にはコンディショニングは必要不可欠である。

『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』
(遠藤功/著)

数年前から生クリームやフルーツをトッピングした見た目にも華やかな“パンケーキ”がブームとなっている。一方で、歴史ある喫茶店などで提供される、昔ながらのホットケーキも底堅い人気がある。本書は、そんな手作りホットケーキを提供する繁盛店の経営戦略を学びつつ、グルメガイドとしても使えるという異色のビジネス書だ。

『人に頼む技術―コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学』
(ハイディ・グラント/著)

人に頼みごとするのは何となく気がひけるという方も多いだろう。相手があまり親しくない人の場合などはなおさらだ。しかし働き方改革や多様性の推進によって、現代の職場では、以前にも増して共同作業やサポートが重要になってきている。また、リーダー的立場の人は、メンバーが助け合いの文化を築かなければ、組織が生き残れない。

『THE TEAM 5つの法則 』
(麻野耕司/著)

働き方改革やダイバーシティの推進によって雇用形態や勤務スタイルなどの多様化が進み、「個」をつなぐ「チーム」の力の重要性は増している。優れたチームビルディングができれば、1+1は2よりも大きくなり得る。本書はそうしたチームビルディングの実践的な「法則」を、精神論や経験論ではなく、理論的かつ体系的にまとめあげた一冊だ。

『ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略』
(ロン・アドナー/著)

「ワイドレンズ」とは文字通り「広い視野」のこと。本書の主題であるイノベーションにおいては、技術革新と自社のみを見て視野狭窄に陥ることなく、製品を取り巻くエコシステム(生態系)全体に目を向けることだ。この視点が持てず、革新的な製品やサービスにもかかわらず失敗してしまった事例は数多いという。

『看板のない居酒屋』
(岡村佳明/著)

静岡県内で「遊洒 岡むら」など繁盛店を複数店経営する岡村佳明氏。その原点は、著者の母親が切り盛りするカウンター5席だけの小さな居酒屋にあった。本書では、そんな母親から受け継いだ教えをもとに、「宣伝しない、看板出さない、入り口がわからない」という独自のコンセプトによるお店作り、人づくりの秘訣を解説した一冊だ。