
『人がうごく コンテンツのつくり方』
(高瀬 敦也/著)
コンテンツビジネス、コンテンツマーケティングなど、「コンテンツ」の重要性が叫ばれて久しい。では、そもそもコンテンツとは何か。そしてヒットコンテンツを生むにはどうすればよいのか。本書は、コンテンツという曖昧な概念や、ヒットコンテンツの共通項を実例で示し、そんな疑問に答える企画・コンテンツづくりの教科書だ。
コンテンツビジネス、コンテンツマーケティングなど、「コンテンツ」の重要性が叫ばれて久しい。では、そもそもコンテンツとは何か。そしてヒットコンテンツを生むにはどうすればよいのか。本書は、コンテンツという曖昧な概念や、ヒットコンテンツの共通項を実例で示し、そんな疑問に答える企画・コンテンツづくりの教科書だ。
今、多くのビジネスパーソンや経営者の間で、「アート」が注目されている。それは、アート鑑賞によって問題解決能力や言語能力、考え抜く力などが鍛えられるからで、特に海外エリート層は、人生や仕事に役立てるために美術鑑賞を取り入れているという。ただし、漫然とアート作品を眺めているだけでは、そうした力は身につかない。
今やサイバー戦争の時代と言われ、アメリカを始め世界各国でもサイバーセキュリティは国家規模での課題となっている。また、日本年金機構の情報流出や仮想通貨取引所大手コインチェックなどの不正アクセス事件も記憶に新しい。そうしたサイバー攻撃は、パソコンやスマートフォンが手放せないわれわれ個人にとっても、実は身近な問題だ。
「強くて優しい会社」とは、社員が主体性を持ちながら利益を出し続け(強い)、かつ会社が人材を大切にしながら働きがいや一体感を持てる(優しい)会社のことである。ブラック企業の問題や働き方改革、不確実性の高い経営環境といった昨今の議論のなかでも、一つの理想的な企業像と言えるだろう。
フランス大統領顧問や欧州復興銀行の初代総裁などの要職を歴任し、「欧州最高の知性」と称されているジャック・アタリ氏が、なぜ「海の歴史」を著すのか疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、実は人類の歴史上、政治、経済、軍事、文化、思想、テクノロジー等の重要な出来事はすべて「海」が舞台だったといっても過言ではない。
部下を持つマネジャーにとっての大きな悩みの一つが、部下が自ら積極的に考えて行動してくれない、というものだ。会議での発言が少なかったり、仕事にあまり情熱が感じられなかったり、いわば「指示待ち」の状態である。著者によれば、部下が指示待ちになってしまう原因は、実は「モチベーション不足」と「スキル不足」の2つだけだ。
近年、日本でもデザイン思考を始め、数多くのイノベーション創出のための発想法が紹介されているが、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)のように世界を変えてしまうような企業や事業はなかなか出てこない。こうした企業に共通するのは、実は個人の「見立てる力」から生まれたビジョン先行型企業という点である。
企業や組織を率いるリーダーには、ビジョン、信頼感、創造性、達成意欲、エンパワーメント(権限委譲)など、様々なものが求められる。中でも高い成果をあげるリーダーとなるために、重要な特性は何だろうか。スイスの名門ビジネススクール IMDでは、それはメンバーの「セキュアベース」となれることだと教える。