2017 11月

新着

『「選ばれる人」はなぜ口が堅いのか―言葉を選ぶ技術、言い換えるテクニック』(大谷恵/著)

Twitter、Facebook、インスタグラムなど、個人が誰でも自由に情報や考えを発信できるようになった。しかし、自由に世界とつながることができる一方で、私たちは常に世界から見られているというリスクをも抱え込むことになった。気軽に発信できるがゆえに、ちょっとした発言で簡単に炎上や信頼失墜が起こってしまうのだ。そんな時代に必要なのが、「何を言い、何を言わないのか」という判断基準である。

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『スマート・インクルージョンという発想―IoT/AI×障害者が日本の未来を創る!』(竹村 和浩/著)

「インクルージョン」という言葉をご存じだろうか。日本語では「(社会的)包摂」などと訳され、主に、障害のある子供を含むすべての子供たちが、それぞれ適切な教育を受けつつ通常学級で共に学ぶという「インクルーシブ教育」の文脈で登場し、徐々に浸透しつつある言葉だ。その本質は、「障害も一つの個性」「一人ひとりの多様性の尊重」という考え方にあり、ダイバーシティに代わる言葉としてアメリカの人事・HR領域でも使われ始めているという。

『2030年ジャック・アタリの未来予測 ―不確実な世の中をサバイブせよ!』
(ジャック・アタリ/著)

世界では、政治経済の両面で日々多くの変化が起こっており、それが吉と出るか凶と出るかは誰にもわからない。ただし、ある程度の予測を持っておくことは不測の事態に対処するための賢明な方法であり、そのため未来予測に関する本は毎年数多く出版されている。だが、ネガティブで破滅的な未来については、それが示されていたとしても、なかなか受け入れられないのもまた人間の性である。

『人工知能のための哲学塾』
(三宅陽一郎/著)

現在世界中で人工知能(AI)の開発競争が繰り広げられており、その進化には様々な期待と不安が寄せられている。だが現在のAIは、人間に近い形を持ち、人間と会話ができるものであっても、生物と言うにはまだどこか違和感がある。著者でありゲームAI開発者として著名な三宅陽一郎氏によれば、それはAIが生物の持つ「主観的な世界」を再現できていないからだ。

『マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門』
(ボード・シェーファー/著)

日本ではマネーリテラシー(お金に関する知識や能力)教育を受ける機会があまりない。それどころか、お金のことを表立って語るのはあまり好ましくないとされてきた。しかし、人生100年と言われ、政治経済情勢も変化の激しいこれからの時代には、社会人はもちろん、子供にとってもマネーリテラシーは必須となってくる。

『スティグリッツのラーニング・ソサイエティ』(ジョセフ・E・スティグリッツほか/著)

人々の平均的な生活水準はローマ時代から1800年代までは大きな変化がなかったという。ところが20世紀には、新鮮な食材、暖かな住まい、娯楽といったかつての上流階級の生活水準が、ほぼ全世界の人々に浸透した。本書の著者であり、ノーベル経済学賞受賞の経済学者であるジョセフ・E・スティグリッツ氏によれば、これらの向上をもたらしたものは、様々なイノベーションと「ラーニング」(生産性を向上させるための学習)である。

『Google流資料作成術』
(コール・ヌッスバウマー・ナフリック/著)

現在、ビジネスシーンにおいて、データにもとづく意思決定のニーズは高まりつつある。だが、「データは大量だが、どう解釈するべきかが示されていない」「カラフルで目を引くが、要点がわかりにくい」というプレゼンテーションスライドに出合うこともまた多い。これのスライドに共通するのは「データが持つストーリーを理解していない」点であり、このようなプレゼンが相手の意思決定や行動につながる可能性は低い。

『世界中に販路を拡げる
海外Webマーケティングの教科書』
(高岡謙二/著)

日本企業の国内向けマーケットは、今後少子高齢化によって縮小し続ける。そうした状況下で打開策となり得るのが海外進出だ。たとえニッチな商材でも全世界では巨大なマーケットが存在する可能性があり、さらに現在ではインターネットの普及により、海外向けの情報発信がより効率的に行えるようになっているからだ。一方で、海外事業からの撤退報道をよく耳にするように、海外市場攻略のためには正しい知識と戦略が必要となる。