2016 8月

『最強の働き方』
(ムーギー・キム/著)

「勉強ができるかどうかを示す IQと、一流の仕事ができるかどうかを示す『仕事のIQ』は種類が違う」、これは本書執筆の元となったコンセプトだというが、実際にそう感じているビジネスパーソンは多いはずだ。本書は、そんな学歴や IQに関係なく、そして大企業でも中小企業でも当てはまる「一流の仕事術」をまとめた一冊だ。

『まるわかり FinTechの教科書』
(丸山隆平/著)

米国発祥で世界を揺るがす「FinTech(フィンテック)」(金融[Finance]と技術[Technology]を組み合わせた造語)革命の波は世界に波及し、日本でも 2015年前後から盛んに報道され始め、旧態依然とした金融サービスを ITの力で変革しようとするフィンテック関連ベンチャー企業が取り上げられるのを目にする機会も増えてきた。

『ORIGINALS―誰もが「人と違うこと」ができる時代』
(アダム・グラント/著)

「オリジナルな人」、すなわち歴史上の偉人や発明家、起業家といった自らのビジョンを実現した人々は、勇敢なリスクテイカーであり、一般人とは異なると考える人も多い。だが著者はそれを否定し、彼らもまた恐れや自己不信と闘いながらリスクのバランスをとっていたこと、そして誰もがオリジナリティを発揮できること科学的に証明していく。

『EQ 「感じる力」の磨き方』
(高山直/著)

現在エール大学学長を務めるピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱された EQ(Emotional Intelligence:感情能力)理論をご存じの方も多いだろう。「ビジネスの成功は 20%の IQと80%の EQである」という調査結果が経済界に注目され、1990年代に「こころの知能指数」として日本にも広まった。

『サードウェーブ-世界経済を変える「第三の波」が来る』
(スティーブ・ケース/著)

インターネット・プロバイダ企業として一世を風靡したアメリカ・オンライン(AOL)の元 CEOで共同創業者のスティーブ・ケース氏をご存じだろうか。ネット黎明期にアメリカ及び世界にインターネットを普及させ、最盛期には世界最大規模の時価総額を誇り、タイム・ワーナーとの史上最大の企業合併を成し遂げた伝説的起業家だ。

『確率思考の戦略論―USJでも実証された数学マーケティングの力』
(森岡毅、今西聖貴/著)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の V字回復は凄まじい。直近 5年間で毎年 100万人ずつ集客を増やし、ハリー・ポッターがオープンした 2014年度(1,270万人)、2015年度(1,390万人)と過去最高を連続して更新。本書ではその立役者となったマーケターとアナリストが、その戦略の理論的裏付けである「確率思考」を解説する。

『深く、速く、考える。』
(稲垣公夫/著)

グローバルな人材競争と人工知能などの進化により、今後どの分野でも、ビジネスパーソンには「深い思考」、すなわち表面的な事象ではなく、本質を素早く見極める力が求められる。なぜなら、どんな専門的な仕事でも、定型的な「浅い思考」は機械で代替可能だからだ。本書はそのための「深速思考」(=深く速く考える思考)を解説した一冊だ。

『日本の革新者たち』
(齊藤義明/著)

少子高齢化、財政などの社会課題が山積する今の日本に必要なのは、「雇用の創出」ではなく、「経営者の創出」である――野村総合研究所の未来創発センター2030年研究室 室長を勤める著者はそう考え、2012年より「革新者プロジェクト」を開始した。

『大前研一ビジネスジャーナル No.3』
(なぜ日本から世界的イノベーションが生まれなくなったのか)

日本を代表する経営コンサルタント大前研一氏が、グローバルのビジネス情報をリアルタイムに解説、明日のビジネスにどう活かすかを考えるためのビジネスジャーナルの第三弾。「なぜ日本から世界的イノベーションが生まれなくなったのか」と題し、その背景と日本企業のとるべき道を考察する。