2016 4月

『モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法―センサーネット構想』
(三品和広ほか/著)

日本の製造業は、新興国の台頭などにより、軒並み苦境にあえいでいる。さらに近年、米国発のインダストリアル・IoTやドイツのインダストリー4.0など、生産現場のスマート化も叫ばれている。こうした中、日本企業はどうすればよいのか。本書では、日本の製造業が再び世界をリードするための「センサーネット構想」を提示する。

『サーバントであれ―奉仕して導く、リーダーの生き方』
(ロバート・K・グリーンリーフ/著)

1970年代に登場した「サーバントリーダーシップ」は、変化の早い現代において重要性を増している。その出発点は、本物のリーダーとはサーバント(奉仕者)であり、人々の役に立ちたい、奉仕したいという願いが動機になるという考え方だ。本書はその提唱者であるロバート・K・グリーンリーフのいくつかの小論をまとめたものだ。

『トヨタのカタ 驚異の業績を支える思考と行動のルーティン』
(マイク・ローザー/著)

武術におけるカタ(型)は、それを学ぶことで攻撃や防御などの基本動作を身に付けられる有用なものだ。また、仕事の段取りや交渉の進め方などに、自分なりの型や勝ちパターン、ルーティン(決められた一連の動作)があるという方も多いだろう。本書は「トヨタ生産方式」を支えるそうした基本動作、すなわちカタを明らかにした一冊だ。

『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』
(ティナ・シーリグ/著)

何かアイデアを思いついても、どうやってそれを形にすればよいかわからない…という方は多いはずだ。本書はそんな「ひらめきを形にする方法」を解説する。それは「インベンション・サイクル」と呼ばれ、これまで曖昧だった「想像力」「クリエイティビティ」「イノベーション」「起業家精神」を定義し、アイデア実現までの手順を明確に示す。

『地政学で読む世界覇権 2030』
(ピーター・ゼイハン/著)

なぜアメリカは超大国となれたのか?2030年まで、そしてその後の世界はどうなるのか?こうした疑問に答えるのが「地政学」だ。地政学は国土や資源などの条件から世界情勢を読み解くもので、地政学の専門家にして「影のCIA」と称される情報機関ストラトフォーの元幹部である著者によれば、今後アメリカはさらに力を増し”独り勝ち”する。

『小さな天才になるための46のルール』
(マーティ・ニューマイヤー/著)

1970年代から活躍するデザイン界の重鎮であり、「デザイン思考」の創始者の一人でもある著者によれば、「天才」とは洞察をイノベーションに変え、その過程でわれわれの世界観を変えてしまう人、つまり創造性(クリエイティビティ)を独創性(オリジナリティ)にまで引き上げられる人のことを指す。

『アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略』
(ベン・パー/著)

情報化が進む近年、どの業界でも「アテンション(注目)」を集めることはますます難しくなり、しかも、一度注目を集めても、すぐに消費されてしまうことが多くなった。もはや「いいものを作れば客は来る」という態度では注目を集めることはできない。