2015 11月

『ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意』
(マーク・ウェバー/著)

エ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)米国法人CEO、ダナ・キャラン・インターナショナル会長兼CEOなど、著者のマーク・ウェバー氏はファッション業界で輝かしい実績を築いた。だが、その道のりは波乱万丈だった。金もコネもない貧しい家庭に育った著者のキャリアは、老舗紳士服メーカー フィリップス・ヴァン・ヒューゼンの雑用係からスタートする。

『コンサルは会社の害毒である』
(中村和己/著)

日本おけるビジネスコンサルティングの市場規模は0.3兆円未満といわれ、6~10兆円規模を誇る米国市場の約10分の1(対GDP比)に過ぎない。しかも、ここ15年ほど市場は拡大していないという。多数のコンサル出身者の本が発売されているように、世間からの関心は非常に高いにもかかわらず、日本における経営コンサルに対する需要はあまり大きくないのだ。

『欧州解体』
(ロジャー・ブートル/著)

ギリシャの債務危機・ユーロ離脱問題、移民・難民問題、スコットランドのイギリスからの独立を問う住民投票など、近年EU(欧州連合)と国家をめぐる議論が噴出している。そうした中、EUは「歴史的役割を終えたのではないか」と囁かれることさえある。では、そもそもEUは何を目指し、何が問題になっているのだろうか。

『アンガーマネジメント ― 怒らない伝え方』
(戸田 久実/著)

ビジネスを進めていくうえで、「怒り」の感情を覚えたことがないという方は少ないだろう。実際、9割近くのビジネスパーソンが、仕事で怒りを感じると答えている調査もあるという。怒りは喜怒哀楽のなかでも強い感情であり、しかも「感情的になるのは大人げない」「怒ったら嫌われる」というように「怒ることは悪いこと」とする見方が根強い。

『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
(ケリー・マクゴニガル/著)

一般的に「ストレスは健康に悪い」と考えられている。そのため、多くの人はストレスをなるべく避けるように行動する。しかし、ストレスを抱えている人の中でも「ストレスは健康に悪い」と考えている場合のみ、実際に死亡リスクが高まる——最新の調査研究ではそんな衝撃的な結果が確かめられたという。

『そうじ資本主義 – 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神』
(大森 信/著)

あなたの会社では、社員自らオフィスやトイレなどを掃除しているだろうか?一見、清掃は専門業者に委託するほうが合理的に思える。しかし、松下幸之助、本田宗一郎など、日本の経営者には自社社員による「掃除」を大切にし、経営者自ら掃除を手掛ける例も少なくない。それはなぜだろうか?

『最速の仕事術はプログラマーが知っている』
(清水 亮/著)

Microsoft、Google、Facebook…驚異的な成長を遂げたこれらの企業の創業者は、みなプログラマー出身だ。現代が情報化社会だとすれば、情報処理の専門家であるプログラマーがビジネスでも活躍するのはある意味当然とも言える。そんなプログラマーの最重要事項は「効率」であり、一流プログラマーは常人の何百倍もの効率の差を発揮するという。

『権力の終焉』
(モイセス・ナイム/著)

本書の内容は、権力の民間へのシフトや分担、といった単純な話ではない。そもそも以前のように強大な権力が存在し難くなり、さらに権力を得ても、その権力が失われやすくなっているのだ。著者は様々なデータをもとに、政治から軍事、ビジネス、宗教まで世界中のさまざまな領域で進む「権力の衰退」とその影響を描き出す。

『心臓外科医がキャリアを捨ててCEOになった理由』
(野尻 知里/著)

転職やキャリアチェンジは35歳まで—そんな定説を覆して39歳で、しかも心臓外科医という恵まれたキャリアから医療機器メーカー・テルモの研究職へ転身、さらに新型人工心臓の開発を行う海外現地法人のCEOとして世界的な成果を残した人物、それが著者の野尻知里氏だ。そんな著者のキャリアはNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも話題を呼んだ。

『なぜ今、シュンペーターなのか』
(秋元 征紘/著)

現在のグローバル経済においては「イノベーション」こそが最も重要な企業活動とされ、iPhoneなどの革新的な製品を武器に時価総額世界最大の企業となったアップルはそのわかりやすい例だ。こうした「イノベーション」が経済発展の原動力となる、というビジョンを100年も前に提唱していたのが、シュンペーターである。