2015 10月

『現代暴力論―「あばれる力」を取り戻す』
(栗原 康/著)

民主主義社会において、「暴力」は忌避されるべきものだ。しかし、そこで思考停止せずに、実は「われわれは国家から一方的に暴力をふるわれている」としたらどうだろう。本書では原発事故以来、そうした国家の暴力がさらに強くなっていると指摘、大正時代のアナキスト大杉栄の思想を軸に、暴力、すなわち「あばれる力」を再考する。

『クラフトビール革命』
(スティーブ・ヒンディ/著)

近年、日本でも人気を博している「クラフトビール」。その多種多様な味わいや、個性豊かなブルワリー(醸造家、ビール会社)のスタイルに魅了されている読者も多いのではないだろうか。そんなクラフトビール文化の本場であり、いまや2,500軒以上のブルワリーを超える隆盛を見せているのがアメリカだ。

『ブロックバスター戦略―ハーバードで教えているメガヒットの法則』
(アニータ・エルバース/著)

近年、ハリウッド映画をはじめ、エンターテインメント業界では「独り勝ち」とも言える圧倒的メガヒット(ブロックバスター)が増えてきている。しかも、これらメガヒットは偶然ではなく、周到な準備と資本投下のもと”狙って”つくられているという。本書はそんな「ブロックバスター戦略」を徹底的に解説した一冊だ。

『ヴァージン・ウェイ』
(リチャード・ブランソン/著)

「破天荒な経営者」としても有名なリチャード・ブランソン氏のエピソードの数々は痛快そのものだが、本書では著者自身と、グループ全体が大切にしてきた仕事のやり方「ヴァージン・ウェイ」が、わかりやすく語られた貴重な一冊だ。そこでは語るよりも「聴く」ことを重視し、どんな会議でもメモを取るという意外な側面が描かれる…

『3年後、転職する人、起業する人、会社に残る人』
(佐藤文男/著)

どの業界にいても、30代に差し掛かる頃には、周囲に転職した方や自身も既に転職を経験している方が多くなってくる。さらに近年では、転職のみならず「起業」という決断も身近になってきた。つまり現在のビジネスパーソンは、キャリアを考えるにあたり「転職」「起業」「現在勤務する会社に残る」という3つの選択肢があり得るのだ。

『決定版 インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌』
(尾木蔵人/著)

近年、IoT(Internet of Things:モノのインターネット化)という概念が注目を浴び、ものづくりの世界にも大きな影響を与えている。生産機器と製品、さらには工場同士も繋がることで、ニーズに無駄なく応え、自動化された「スマート工場」を実現する——これがドイツが推進する「インダストリー4.0(第4次産業革命)」だ。

『どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力』
(伊藤嘉明/著)

「変化の早い時代には、過去の経験や業界の常識は通用しない」とよく言われるが、実際に過去の経験にとらわれずに思考するのは難しく、時代遅れとなってしまう企業や製品は数多い。ではどうすればよいか。著者の伊藤嘉明氏によれば、そこで必要となるのが「よそ者・素人」の視点である。