

『カウントダウン・メルトダウン』
(船橋 洋一/著)
メルトダウンというまさに国家未曾有の危機であった、東日本大震災での福島第一原発事故。本書は東電、保安院、官僚、政治家、被災地、米国政府など関係者への緻密な取材と詳細なデータにもとづき、その実相を描いたノンフィクションである。
メルトダウンというまさに国家未曾有の危機であった、東日本大震災での福島第一原発事故。本書は東電、保安院、官僚、政治家、被災地、米国政府など関係者への緻密な取材と詳細なデータにもとづき、その実相を描いたノンフィクションである。
本書は、池上彰氏による、「ある程度人生を生きてきたあなた」のための現代教養を養う本である。学問を通して自分自身について見…
インターネット時代にふさわしい読書法に対しても、大きな示唆に富む本である。 勿論、本来の情報整理法として、5年前にして既に今日のクラウドコンピューティングの全盛状況を先取りして、今日普通に行われるようになったオンライン整理を提唱する記念碑的名著。
本書は、NHK広島取材班と地域エコノミスト・藻谷浩介氏による、新たな経済のあり方やライフスタイルを取材したドキュメンタリーである。過疎化が進む中国山地で、“マネー資本主義”の対極である“里山資本主義”が広がりつつあるという。
マウント・ゴックス社の破綻で注目を浴び、その安全性が疑われた仮想通貨ビットコイン。一方で、国境や特定の国家の管理を受けないビットコインの魅力が、貨幣とは何か、という疑問を突きつけることになった。本書は、このビットコインの仕組みを解説し、暗号通貨の将来性、さらにはリアルマネーのバックアップとしての可能性にまで踏み込み、ビットコインの本質を考察する。
20世紀末ごろに提唱された”モノのインターネット”という概念を実際に実現させた先駆者はアップルの元最高経営責任者スティーブ・ジョブズである…インターネット黎明期からそれがもたらす新たな産業革命の未来に興味をもっていた筆者は、こう断言する。本書では、さまざまなモノがインターネットでつながり始めた<モノのインターネット>時代の特徴や現状、見通しを解説する。
本書は、社会心理学の考え方について批判的に検討し、生物や社会を支える根本原理である「同一性と変化」という考え方をもとに、様々な事例を用い、同一性を維持しながら変化する社会システムを検討する骨太の書である。
アメリカで15年以上読み継がれる「組織変革の名著」。本書で提唱される、「ディープ・チェンジ」は、環境を根本的に変えることを目指すものである。ディープ・チェンジとは何か。組織行動論と経営学の権威がわかりやすく解き明かしている。
学習院大学教授(発刊当時)で、現日本銀行副総裁である経済学者、岩田規久男氏による経済学の入門編。経済学とは、私たちの社会において、さまざまな経済活動がどのように営まれ、その営まれた結果が私たちの生活にどのような影響を及ぼしているかといったことを研究する学問であると説く。
本書では「お金の不安」「お金は何を意味しているのか」「お金はいくら必要なのか」「善い人生に本当に必要なもの」と順に解説され、人生とお金に対する大局的な見方を養ってくれる内容となっている。
本書では「報・連・相」「レスポンス」「チーム外とのコミュニケーション」「日常でのスキルの磨き方」「5つの『まめ』でスキルを磨く」といった5つのチャプターによって、建設工事現場のリーダーが持つべきコミュニケーション術をまとめている。
本書は、イギリスを代表する“ライフスタイル哲学者” ローマン・クルツナリック氏による、やりがいのある仕事を見つけ、より良い人生を手に入れるためのガイドブックである。英国発の「人生の学校」スクール・オブ・ライフ(The School of Life)の講義を元に刊行され、18か国以上で翻訳されている。