経営・事業戦略・起業

経営・事業戦略 に関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営学や戦略論、新規事業開発、企業事例や起業家自伝まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

新着

『最強の農起業!』
(畔柳茂樹/著)

都会での生活に疲れたり、心機一転新しいことをやりたいと考え、農業界に転身する人が近年増えてきている。本書の著者も会社員生活に嫌気がさし、45歳で脱サラして農業をはじめた1人だ。そのように「農起業」する人の多くが、労働量の多さや収益性の低さに苦戦し、思うような生活が送れないのが実情だが、著者は違う。2,000万円の年収を得ながら、オフシーズンには週休5日で過ごすというゆとりのある生活を実現したのだ。

『衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体』
(小城武彦/著)

近年、優良企業とされた伝統ある企業が、いつの間にか底なしの業績不振に陥っていることが少なくない。それまでは順調に業績を上げていたはずの企業が、事業環境の変化をきっかけに崩れ落ち、そして破綻してしまうのだ。このような企業には、共通のメカニズムが存在するという。それが本書で解き明かされる「衰退惹起サイクル」と呼ばれるメカニズムだ。

『大前研一ビジネスジャーナル No.14』(企業の「稼ぐ力」をいかに高めるか~生産性を高める8の論点/変化する消費行動を追え~)

大前研一ビジネスジャーナル第 14弾は、「企業の稼ぐ力をいかに高めるか」をテーマに、まず生産性を高める経営手法、そして変化しつつある消費者像をとらえる方法を、世界中の事例やデータとともに徹底解説している。本号では、特に世界的に見ても極めて低いという日本企業の間接業務(管理業務などの売上に直結しない業務)、間接人員の生産性向上に向けた考え方、施策を掘り下げている。

『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』
(クレイトン・M・クリステンセンほか/著)

業界の常識を覆すようなイノベーションを起こしたいと考えている企業は多いが、どうしたらイノベーションを起こせるかという部分においては、運任せになっている企業がほとんどだ。それゆえ、近年イノベーション分野では、リーンスタートアップなどの確率論的アプローチが重視されている。しかし本書によれば、プロダクトに対する見方を変えれば、イノベーションが予測可能になるという。その画期的な理論が「ジョブ理論」だ。

『実践するオープンイノベーション』
(トーマツ ベンチャーサポート/著)

ビジネス環境の変化による「自前主義」の限界から、近年日本でも大企業とベンチャー企業などとの協業によりイノベーションを起こそうとする「オープンイノベーション」が注目を集めている。ではその実践にあたり、何から始めればよいのか。本書は、オープンイノベーション導入のための仕組みや組織風土のつくり方を解説し、そんな疑問に答える実践的な一冊だ。

『全社員生産性10倍計画 1人500円かければ、会社は儲かる!』
(本間卓哉/著)

「どんなシステムを入れたらいいかわからない」あるいは「ITツールを入れたのに手間が増えて現場が混乱した」など、経営における IT活用はなかなか難しい。だが、ITツールは正しく活用できれば、日本企業の生産性向上の大きな切り札となり得る。本書は、企業のIT経営化のプロである著者が、そんな実践的なIT化戦略を解説したものだ。

『技術は戦略をくつがえす』
(藤田元信/著)

『孫子』に代表される戦略書や戦史を愛読する経営者は多い。それは戦争における戦略と企業経営における戦略に相通じる部分があるからだ。本書は、そのなかでも「技術」と「戦略」の関係にフォーカスを当て、特に19世紀以降の近現代戦において兵器(≒技術)が、いかに戦略に影響を与えてきたのかを解き明かす異色のビジネス書である。

『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』
(レイ・A・クロックほか/著)

一代でマクドナルド帝国を築いた起業家、レイ・A・クロック氏をご存じだろうか。ペーパーカップやマルチミキサーのセールスマンなどを経て、齢52歳にしてマクドナルド兄弟のハンバーガー店に可能性を見出し、瞬く間にマクドナルドを世界的チェーンに育て上げた。本書はその自伝として、ビジネスやマクドナルドに対する情熱、アメリカ的起業家精神が全編にあふれた、起業家・経営者必読の一冊である。

『大前研一ビジネスジャーナル No.9』(世界のリゾート&ツーリズム徹底研究)

大前研一氏が、グローバルなビジネス情報や旬のビジネスモデルを経営者層向けに解説する『大前研一ビジネスジャーナル』シリーズの第9弾。本号では「世界のリゾート&ツーリズム徹底研究」と題し、世界的には自動車産業を超える市場規模を持つ観光産業のトレンドと世界のリゾートや観光地の成功事例を特集、インバウンド時代における日本の観光産業が進むべき方向を指し示す。

『イノベーターたちの日本史』
(米倉誠一郎/著)

グローバリゼーションや労働力人口の減少、AIの台頭など日本企業を取り巻く環境は大きく変化しようとしている。明治維新による社会構造の大変化と開国による欧米列強の外圧など、日本の近代化も同じ状況であった。では当時の日本人たちはどのような難題にぶつかり、どうやった日本を近代国家として生まれ変わらせたのか。そこには多数のイノベーターたちの極めて優れた「創造的対応(creative response)」があったという。