経営・事業戦略・起業

経営・事業戦略 に関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営学や戦略論、新規事業開発、企業事例や起業家自伝まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか』(酒井大輔/著)

消費増税や新型コロナウィルスの影響でアパレル業界の苦戦が報じられる中、順調に売上を伸ばし続ける「ワークマン」。店舗数は2020年5月末でユニクロを越える869まで拡大。売上高も20年3月まで17カ月連続で前年比2桁成長を継続し、20年3月期には創業以来初めて全店売上高1000億円の大台に乗った。なぜ、ワークマンは強いのか。

『経営の知的思考―直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』
(伊丹敬之/著)

ビジネスや経営において、「論理」やロジックの重要性に加え、「直感」や感性の重要性にも注目が集まってきている。本書ではそこにさらに「哲学」を加え、経営における決断→実行のための思考の筋道を解説する。具体的には、直感で発想し、論理でその発想を検証し、最後に哲学で跳躍をする思考法である。

『戦略の創造学―ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する』(山脇秀樹/著)

経営に携わる方であれば、経営学者ピーター・ドラッカーのマネジメント論、マイケル・ポーターの競争戦略論、近年注目を浴びるデザイン思考について、それぞれ別個に触れたことがあるかもしれない。本書は、これらを別々に論じるのではなく、3つの思考を組み合わせ、具体的な企業戦略に結びつけるまでを一貫して説いた経営書だ。

『Pitch ピッチ 世界を変える提案のメソッド』
(Open Network Lab/著)

「エレベーター・ピッチ」という言葉をご存じだろうか。スタートアップ企業が多忙な投資家から投資を受けるために(エレベーターに乗っている間程度の)短時間で行うプレゼン(ピッチ)のことで、従来の会議室で時間をかけるプレゼンとは異なり、時間や場所、相手の予備知識を問わず、「その場で相手の決断を引き出す」ことをゴールとしている。

『シリコンバレーの VC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか』
(山本康正/著)

近年、起業や起業家という存在が珍しいものではなくなった感があるが、スタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタリスト(投資家)の実態については、それほど一般に知られていないのではないだろうか。本書は、彼ら投資家がテクノロジーやイノベーションをどう捉え、どのような視点で投資先を選定しているのかを明かした一冊だ。

『職業、挑戦者―澤田貴司が初めて語る「ファミマ改革」』
(上阪 徹/著)

店舗数の飽和が叫ばれ、24時間営業問題で加盟店と本部の軋轢が表面化するなど、近年コンビニエンスストア業界の環境変化が著しい。そんな中、2016年にサークルK・サンクスとの経営統合を行い、店舗数業界2位に躍り出たファミリーマート(以下ファミマ)。その統合を完遂し、現在も同社の大胆な変革に挑んでいるのが、現社長の澤田貴司氏だ。

『ブランディング・ファースト』
(宮村岳志/著)

「ブランド」や「ブランディング」と聞くと、高級ブランドや大企業のロゴマークをイメージされる方も多いだろう。しかし実はブランディングが必要なのは大企業だけではない。むしろ、価格戦略や広告費で大手企業に勝てない中小企業こそ広告費をかける前にブランドをつくっておくべきなのだ。

『食卓の経営塾 DEAN & DELUCA 心に響くビジネスの育て方』
(横川正紀/著)

2020年4月、アメリカの人気高級食料品店ディーン&デルーカの経営破綻のニュースが日本でも報道された。ただし日本における同事業は著者が代表を務める株式会社ウェルカムが独立運営を行っているため影響がない。本書は、現在ストアとカフェを合わせて 50店舗超にまで成長した日本のディーン&デルーカ創業者が独自の経営論を説いた一冊だ。

『豊田章男』
(片山修/著)

平成の「失われた 30年」の間に着実に成長を続け、販売台数世界一、時価総額日本一などを達成、日本を代表する世界的企業として存在感を示すトヨタ自動車。近年ではリーマン・ショックや大規模リコール問題、東日本大震災などをも乗り越え、成長軌道への采配を振るってきたのが、創業家出身で現在社長を務める豊田章男氏だ。

『アマゾンのように考える』
(ジョン・ロスマン/著)

GAFAと呼ばれるグーグル、アマゾン、Facebook、アップルという巨大 IT企業は、今もイノベーションを起こし続けている。中でもあらゆるビジネスモデルを駆使し、成長を続けているのがアマゾンだ。創業者ジェフ・ベゾスは、創業当初の活力を持つ企業を Day1、停滞期に入りいずれ衰退を迎える企業を Day2と呼ぶ。