スキル・キャリア・自己啓発

スキル・キャリア・自己啓発に関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
ビジネススキルや働き方、生き方やお金について、また教養力や多様な価値観を養う
文化・教養・歴史・哲学などの良書まで、新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『戦略コンサルタント 仕事の本質と全技法』
(遠藤功/著)

いわゆる外資系戦略コンサルタントというと、緻密な分析や理路整然としたプレゼンといったイメージがあり、書店に行けばそうしたスキルを解説する書籍が多く並んでいる。ではそうした表層的印象を取り払った先にある、コンサルタントの仕事の本質とは何か。著者によれば、それはクライアントの変革の「触媒」となり、変化を加速させることだ。

『言語化力』
(三浦 崇宏/著)

かつては著名人や作家など、マスメディアに出られる人しか、影響力のある発言をする機会を与えられていなかった。だが現在は、SNSをはじめ、様々な場面で誰もが社会の不特定多数に向けて発言できる時代になっている。そんな時代に必要となるのが「言語化力」、すなわち言葉を使いこなし、人を動かすことができる力である。

『「畳み人」という選択―「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書』(設楽悠介/著)

起業家や経営者でアイデアマンとして知られる人物は多く、メディアなどでもそうした「名経営者」や「天才性」に着目したエピソードが取り上げられることが多い。だが、そうしたアイデアやビジョンの風呂敷を広げる一方で、それを着実にビジネスに実装する必要がある。そこで活躍する仕事人が、本書の提唱する「畳み人」だ。

『ピックスリー―完璧なアンバランスのすすめ』
(ランディ・ザッカーバーグ/著)

仕事、家庭、友人付き合いや趣味など、現代人は常にやることに追われており、その結果、どれも中途半端に終わってしまうことも多い。そこで本書が提唱するのが、「ピック・スリー(3つ選ぶ)」、すなわち仕事・睡眠・家族・運動・友人という重要カテゴリーから毎日3つだけを選び、それに注力するという考え方だ。

『SUPER MTG スーパー・ミーティング』(スティーヴン・G・ロゲルバーグ/著)

ビジネスパーソンとミーティングは切っても切れない関係だ。一人で進める業務以外はすべて打ち合わせや会議などなしには進められない。現在ではオンライン会議などの導入も進んでいるが、ミーティング自体の重要性には変わりがない。ただし、ミーティングが多すぎる、あまり成果が出ていないなど、会議運営に悩む組織は多いはずだ。

『もうイライラしない! 怒らない脳 』
(茂木健一郎/著)

街中のコンビニのレジや飲食店で店員に怒っている人を見かけたことがある人は多いはずだ。しかし、誰かに怒ると、血圧が上がるうえ、さらにイライラした気持ちで待ち続けなければならなくなる。怒られたほうも、そのことがいい方向に作用することは少ない。それでもほとんどの人は、つい怒ってしまうことがやめられない。

『FULL POWER―科学が証明した自分を変える最強戦略』
(ベンジャミン・ハーディ/著)

新年の誓いからダイエット、自己変革まで、誰しも目標を設定したものの、未達成に終わってしまった経験があるはずだ。多くの場合、人はその原因を自分の「意志の力」の弱さに求める。だが組織心理学者の著者は、そうした考えを「意志力など役には立たない」と一蹴、その代わりに「目標を確実に達成できる環境」を作ることを提唱する。

『メンタルの強化書』
(佐藤優/著)

本書の著者 佐藤優氏は、近年、講演会や勉強会の後で“メンタル不調”について相談されることが飛躍的に増えたという。外務省、特捜検察などの巨大組織に屈せず自分の心を守り抜いた著者ですら、急速に新自由主義化し、競争圧力が強まる現代日本においては、普通の精神では心が折れてしまうと危惧する。

『文系 AI人材になる』
(野口竜司/著)

AIと言えば高度な「理系人材」の独壇場のイメージがあるが、実は近年様々なツールやサービスが登場することで、AIを「作る」ための技術がより一般化しつつある。そこでいま求められているのが、AIをいかに「使いこなす」かというテーマであり、その領域ではビジネスの現場も知っている「文系人材」にも大いに活躍のチャンスがあるのだ。

『死ぬまでお金に困らない力が身につく 25の稼ぐ本』
(千田琢哉/著)

本書はいわゆる“本を紹介する本”であるが、著者によれば、経営コンサルタルティングの現場で出会ってきた 3,000人以上のエグゼクティブの傾向として、教養溢れる人のほうが明らかに長期的に稼ぎ続けていたという。近年ビジネスパーソンの間で続く“教養ブーム”も、変化の激しいスキルではなく、普遍的なものが求められているからだろう。