ビジネス書書評・要約一覧

『SWOT分析による戦国武将の成功と失敗』
(森岡健司/著)

先の見えない時代と言われる現代でも、歴史から学べることは数多い。それは、個人や組織の成功や失敗にはある程度共通のパターンがあるからだ。そこで本書では、企業戦略を分析するフレームワークである SWOT分析により、群雄割拠の戦国時代における経営者である戦国武将たちの生存戦略を分析。現代ビジネスにも活かせる知見を紐解いていく。

『Z世代マーケティングー世界を激変させるニューノーマル』
(ジェイソン・ドーシーほか/著)

Z世代(1996~2012年頃生まれた世代)という言葉を耳にすることが増えてきた。現在 10代~20代なかばの彼らは、生まれた時からPCやモバイル機器に囲まれ、ソーシャルメディアの台頭もあって環境問題などでも大きな存在感を示し始めている。ビジネス文脈でも、今後 20年の消費行動やビジネスの中心となっていく世代である。

『社長引退勧告~1年以内に次期後継者を決めなさい~』
(藤間秋男/著)

近年、事業承継・M&A市場が活況を呈している。その背景にあるのは、企業経営者の高齢化だ。2020年 12月時点で日本の会社社長の平均年齢は 60歳を超えている。一方で、「中小企業白書(2020年版)」によれば、社長が 60代の中小企業のうち、約半数は後継者が決まっていないという。

『人たらしの教科書』
(小室和哉/著)

「人たらし」という言葉は、現在では本来の「他人を騙す人」というネガティブな意味ではなく、「人の心をつかむのがうまい人」の意味で多く使われている。社会的な成功者や会社でスピード出世を遂げる人、異性から人気がある人などは、不思議と人の心をつかんだり、支援者をつくるのがうまい「人たらし」であることがほとんどだ。

『人生を自由にしてくれる 本当のお金の使い方』
(井上裕之/著)

人生 100年時代と言われるなかで、年金問題や貯蓄、健康寿命など、「将来のお金」に関する不安を持つ人も増えてきている。新型コロナウイルス感染症も、その不安に拍車をかけたと言えるだろう。だが富裕層の中には今回のコロナ禍で売上や年収が落ちているにもかかわらず、「お金の不安がない人」もいるという。

『稲盛と永守』
(名和高司/著)

現時点で「日本を代表する経営者」と問われれば、稲盛和夫氏を挙げる方は多いだろう。他に『ハーバード・ビジネス・レビュー』世界の CEOトップ 100に毎年リストアップされ続ける永守重信氏、柳井正氏、そして孫正義氏も有力候補だ。このうち、稲盛・永守両氏は京都を拠点としてグローバル企業(京セラと日本電産)を創業した共通点がある。

『伝説のプロ経営者が教える 30歳からのリーダーの教科書』
(新 将命/著)

ビジネスパーソンにおける30代は、キャリアの重要な分岐点になる。20代での経験を踏まえ、さらに成長を求めることもできれば、仕事への慣れから、ある意味手を抜きつつ働くこともできるからだ。「経営のプロフェッショナル」として知られる本書の著者も、「ビジネスリーダーとして成功できるかどうかは、30代で決まる」と断言する。

『おうちストレスをためない習慣』
(杉岡充爾/著)

「家にいるのに疲れが取れない」と感じることはないだろうか。実際に在宅勤務などで家にいる時間が大幅に増えたことで、体の不調を訴える人が増えているという。その原因は、スマホやテレビを長時間見ていたり、オンとオフの切り替えなく何時間も座り続けて仕事をすることがストレスとなり、疲れがたまってしまうからだ。

『社長はメンタルが9割』
(押野満里子/著)

理念、経営戦略、人材マネジメントなど、企業経営で重要視される項目は多いが、社長自身のメンタル、すなわち心を整えることはそれらの大前提となる。特にコロナ禍以降、先行きの不透明さや業績不振により経営者の心が試される状況が続いている。そこで本書では、経営者が自身の感情と向き合うことで、心を整えるためのメソッドを解説する。

『気持ちよく人を動かす』
(高橋浩一/著)

ビジネスを進める上で、ロジカルシンキングの重要性は様々に説かれている。だが、どんなにロジック上正しくても、相手に行動してもらえなかったりする経験は誰しもあるはずだ。その理由の大部分は、「相手の共感を得られていない」からだ。理論上は正しいことでも、相手が気持ちの部分で共感できなければ合意には至りにくいのだ。