マーケティング・セールス

マーケティング・セールス関連ビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
営業スキルからブランディングまで、新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『わがセブン秘録』
(鈴木敏文/著)

セブンイレブンは、いまや日本人の生活になくてはならない圧倒的存在として、コンビニ業界を牽引し続けている。そのセブン-イレブンを育て上げたのが、著者であり、日本を代表する名経営者と言われる鈴木敏文氏。本書は、昨年セブン&アイ・ホールディングス CEOを退任した著者のビジネス人生の総まとめともいえる半自伝的経営論である。

『MUJI式 世界で愛されるマーケティング』
(増田明子/著)

1980年に「ブランドなきブランド」として誕生し、日本ではその人気が定着した感もある「無印良品」。実は「MUJI」として、海外でも多くの熱烈なファンを持つグローバルブランドになっていることをご存じだろうか。MUJIの海外店舗数は、2016年2月時点で直営店と商品供給店あわせて 344店舗、今や国内店舗数(同 414店舗)と並びつつあるのだ。

『顧客体験の教科書』
(ジョン・グッドマン/著)

製品の価格や機能で勝負することが難しくなった昨今、「顧客体験(CX:カスタマーエクスペリエンス)」の重要性が指摘されている。本書では、CXの本質がクレーム対応といった受け身なものではなく、収益を生み出すロイヤルカスタマーをいかに創るかという攻めの戦略にあることを解き明かし、そのための一貫した方法論を解説する。

『キリンビール高知支店の奇跡』
(田村潤/著)

著者の田村潤氏は、キリンビール高知支店に赴任後、全国最下位クラスだったシェアを、圧倒的 1位にまで押し上げた。それはちょうど、キリンがライバルのアサヒビールに迫られ、トップの座を奪われるまでの時期と重なっていた。全国的にはキリンのシェアが下がり続ける中、高知支店だけはなぜ、勝ち続けることができたのだろうか。それは著者曰く、「愚直な基本活動」にある。

『通販ビジネスの教科書』
(岩永洋平/著)

DHC、再春館製薬所、山田養蜂場・やずや・ユーグレナなど、新聞広告やテレビCM、折込みチラシなどで、「通販」広告を見ない日はない。通販ビジネスは、1970年代後半から始まったそれほど古くない業態だが、この 10年程度で参入者が爆発的に増加しているという。実際、サントリーウェルネス・富士フィルム・小林製薬など主要な消費財メーカーの通販事業は売上 100億円を超える規模に成長している。

『仕掛学 ―人を動かすアイデアのつくり方』
(松村真宏/著)

「仕掛け」とは、人に「ついしたくなる」感情を起こさせ、人の行動を変化させる仕組みのことだ。例えば、ついゴミを投げ入れたくなるバスケットゴールのついたゴミ箱、つい並べ直したくなる統一された背表紙が書かれたコミック…、こうした事例を世界中から集め、その原理や発想法を体系化したのが、「仕掛学」(しかけがく:Shikakeology)である。

『空気のつくり方』
(池田 純/著)

「今、横浜 DeNAベイスターズが元気だ。」横浜の街には、そんな「空気」が広がっている。ホームである横浜スタジアムへの来場者数は年々増えており、2011年に 24億円あった球団の赤字は 2016年には黒字転換の見通しである。だが、リーグ 3位となった 2016年を除き、ここ 5年間チームの成績は低迷していた。にもかかわらず観客動員が増え続けた理由は何なのか。

『「兆し」をとらえる―報道プロデューサーの先読み力』
(野口雄史/著)

良質な経済ドキュメンタリーとして、今やビジネスパーソンでは知らない人はいないであろうテレビ東京の人気番組『ガイアの夜明け』。本書は同番組の立ち上げからかかわり、その後はチーフ・プロデューサーとして番組を長年率い、現在は『ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)』も手掛ける著者が、番組制作の裏側と、時代の「兆し」をとらえる仕事術を解説した一冊。

『確率思考の戦略論―USJでも実証された数学マーケティングの力』
(森岡毅、今西聖貴/著)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の V字回復は凄まじい。直近 5年間で毎年 100万人ずつ集客を増やし、ハリー・ポッターがオープンした 2014年度(1,270万人)、2015年度(1,390万人)と過去最高を連続して更新。本書ではその立役者となったマーケターとアナリストが、その戦略の理論的裏付けである「確率思考」を解説する。

『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』
(森岡毅/著)

今や関西の観光に欠かせないユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下 USJ)は、2001年に年間 1,100万人の入場者を集め、華々しくオープンした。しかし翌年には 700万人台へと急降下し、2004年には事実上の経営破綻状態となった。その後も年間集客に伸び悩む USJに、CMO(マーケティング最高責任者)として入社したのが著者の森岡毅氏だ。